2022年のセレクトセール高額落札馬の
血統面のポイントを解説します。
価格順 | 馬名 | 父 | 落札価格 |
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当歳 | シャンパンエニワンの2022(牡) | ドゥラメンテ | 3億2000万円 |
当歳 | アウェイクの2022(牡) | ブリックスアンドモルタル | 3億1000万円 |
当歳 | ラルケットの2022(牡) | サートゥルナーリア | 3億円 |
価格順 | 馬名 | 父 | 落札価格 |
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1歳 | モシーンの2021(牡) | モーリス | 4億5000万円 |
1歳 | ジェイウォークの2021(牡) | ドゥラメンテ | 3億円 |
1歳 | アウェイクの2021(牡) | エピファネイア | 2億5000万円 |
「セレクトセール2022」の初日、1歳セッション当日の朝はあいにくの曇り空だった。
この日の午前7時から始まった事前下見も、厩舎の周りにいる購買者の数が少ないようにも見受けられる。それを知り合いの牧場スタッフに尋ねると、
「確かに今日は少ないですが、土曜日、日曜日と例年より多くの購買者の方に足を運んでいただきました」
「セレクトセール2022」の当歳セッションは、昨年より開始時間を30分早め、9時半からスタート。301番のレイデオロ×チェリーコレクト(牡)は、半姉にダイアナブライト(ダートグレード競走で活躍)、半兄にワーケア(アイビーS優勝、弥生賞ディープインパクト記念2着、ホープフルS3着)がいる。初日の1歳セッションで半姉(父キズナ)が7800万円で取引されたが、本馬は8600万円で落札された。
当歳の展示などを見て、まず感じたことは、1〜2月生まれはすでに離乳。母親や乳母なしで歩く仔もいるが、今年はいつもの年より、なんだか一人で歩いている馬が多いような気がする。独り歩きのできる仔は、前肢も後肢もブレが少なく、真っすぐ歩ける仔もけっこういた。
「セレクトセール2022」のオープニングは、リアルスティール×サマーハ(牡)。半兄はシャケトラ(父マンハッタンカフェ、阪神大賞典、アメリカジョッキークラブCなど6勝)。半姉サラーブ、半兄シハーブはともに3勝。現3歳の半姉ラスール(父キタサンブラック)は、現役2勝。クラブ法人でもセレクトセールでも人気者だが、リアルスティール産駒の本馬は、現在433キロ(1年経てば50キロくらい増えるだろう)。兄弟の中でも抜けて歩様が軽やか。まっすぐ歩く馬は、見ていて清々しい。1億8000万円でハンマーが落ちた。
セレクトセールの1歳セッションは、血統はもちろんだが、体力こそが大事。これでもかというくらいに引き出される下見に耐えられる頑丈さも、大きなポイントになる。
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