第1849回【天皇賞(春) × 過去データ分析】前走1着馬の中で強調できる推奨馬はこの馬!|競馬情報ならJRA-VAN

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【天皇賞(春) × 過去データ分析】前走1着馬の中で強調できる推奨馬はこの馬!

2026/4/30(木)

今週は日曜京都で古馬長距離王決定戦の天皇賞(春)が行われる。2016年以降の過去10年ではフィエールマンが19年・20年連覇、キタサンブラックが16年・17年連覇、その他にもテーオーロイヤルやディープボンド、シュヴァルグランと複数年好走した馬がいるレースとなっている。今回は21年・22年の阪神開催を含めた16年以降・過去10年のデータから今年馬券で狙えるタイプを探っていきたい。なお、データ分析にはJRA-VAN DataLab.TARGET frontier JVを利用した。

勝ち馬は3番人気以内、3着以内馬の大半は6番人気以内

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
1番人気 5-  3-  0-  2/ 10 50.0% 80.0% 80.0% 129 108
2番人気 4-  0-  1-  5/ 10 40.0% 40.0% 50.0% 197 81
3番人気 1-  0-  1-  8/ 10 10.0% 10.0% 20.0% 52 40
4番人気 0-  1-  5-  4/ 10 0.0% 10.0% 60.0% 0 141
5番人気 0-  2-  0-  8/ 10 0.0% 20.0% 20.0% 0 62
6番人気 0-  2-  2-  6/ 10 0.0% 20.0% 40.0% 0 150
(1〜6番人気) 10-  8-  9- 33/ 60 16.7% 30.0% 45.0% 63 97
(前走G3) 1- 0- 1- 5/ 7 14.3% 14.3% 28.6% 44 57
(前走G2) 7- 6- 7-26/46 15.2% 28.3% 43.5% 66 94
(前走G1) 2- 1- 0- 2/ 5 40.0% 60.0% 60.0% 84 76
7番人気 0-  0-  0- 10/ 10 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
8番人気 0-  0-  1-  9/ 10 0.0% 0.0% 10.0% 0 63
9番人気 0-  0-  0- 10/ 10 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
10番人気以下 0-  2-  0- 71/ 73 0.0% 2.7% 2.7% 0 30

(表1 天皇賞(春)の人気別成績(過去10年))

表1は人気別成績。1番人気馬が昨年のヘデントールら最多の5勝をあげ、連対率も80.0%と高い。2番人気馬は23年ジャスティンパレスら4勝をあげ、複勝率50.0%。3番人気馬は【1.0.1.8】で21年ワールドプレミアが優勝。勝ち馬はすべて3番人気以内から出ている。

6番人気以内で【10.8.9.33】と3着以内馬の大半がおさまっている。これら6番人気以内の前走クラス別成績では、前走G1組が2勝をあげており、複勝率は60.0%でトップ。前走G2組も一昨年のテーオーロイヤルら過半数の7勝をあげており、複勝率は43.5%と高い。前走G3組は昨年のヘデントールが勝利しているが、複勝率28.6%と前走G1組・G2組には劣る。

7番人気以下は2着2回、3着1回で、好走した3頭はいずれも過去にG2以上の勝利経験があった。

4歳馬が最多の5勝、なかでも前走1着馬が好成績

年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
4歳 5-  3-  5- 30/43 11.6% 18.6% 30.2% 45 62
(前走1着) 3- 3- 3-10/19 15.8% 31.6% 47.4% 64 97
(前走2着) 2- 0- 0- 9/11 18.2% 18.2% 18.2% 66 29
(前走3着以下) 0- 0- 2-11/13 0.0% 0.0% 15.4% 0 38
5歳 4-  3-  1- 37/45 8.9% 15.6% 17.8% 34 29
(前走1着) 2- 1- 0- 7/10 20.0% 30.0% 30.0% 82 42
(前走2着) 0- 1- 1- 4/ 6 0.0% 16.7% 33.3% 0 60
(前走3着以下) 2- 1- 0-25/28 7.1% 10.7% 10.7% 25 19
6歳 1-  3-  1- 33/38 2.6% 10.5% 13.2% 7 46
7歳以上 0-  1-  3- 33/37 0.0% 2.7% 10.8% 0 78

(表2 天皇賞(春)の年齢別成績(過去10年))

表2は年齢別成績。4歳馬が22年タイトルホルダーら最多の5勝をあげており、勝率・連対率・複勝率いずれもトップだ。なかでも前走1着馬は3勝をあげ、連対率31.6%・複勝率47.4%と好成績をあげている。前走2着馬は19年フィエールマンら2勝をあげている。

5歳馬は18年レインボーラインら4勝をあげており、勝率・連対率では4歳馬と接近している。この中では前走1着馬が17年キタサンブラックら2勝をあげ、連対率は30.0%と高い。6歳馬は一昨年テーオーロイヤルが優勝。7歳以上からは勝ち馬こそ出ていないが、3着以内に入った4頭はいずれも6番人気以下の伏兵だった。

前走阪神大賞典1着馬が高複勝率

前走着順 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
前走1着 6- 4- 5-22/37 16.2% 27.0% 40.5% 62 83
(前走阪神大賞典) 3- 2- 2- 2/ 9 33.3% 55.6% 77.8% 145 123
(前走日経賞) 1- 0- 1- 7/ 9 11.1% 11.1% 22.2% 54 52
(前走ダイヤモンドS) 1- 0- 1- 4/ 6 16.7% 16.7% 33.3% 51 66
(前走大阪杯) 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0% 220 110
(前走その他のレース) 0- 2- 1- 9/12 0.0% 16.7% 25.0% 0 84
前走2着 2- 1- 1-22/26 7.7% 11.5% 15.4% 28 26
前走3着 1- 2- 1-16/20 5.0% 15.0% 20.0% 26 74
前走4着 1- 0- 2-13/16 6.3% 6.3% 18.8% 12 63
前走5着 0- 1- 0-11/12 0.0% 8.3% 8.3% 0 30
前走6〜9着 0- 1- 1-35/37 0.0% 2.7% 5.4% 0 50
前走10着以下 0- 1- 0-13/14 0.0% 7.1% 7.1% 0 10

(表3 天皇賞(春)の前走着順別成績(過去10年))

表3は前走着順別成績。前走1着馬が近4年連続で勝利するなど過半数の6勝をあげ、複勝率40.5%。なかでも前走阪神大賞典で1着だった馬は一昨年のテーオーロイヤルら3勝をあげ、複勝率は77.8%と非常に高く、単勝回収率・複勝回収率ともに100%を超えている。

他では日経賞組が22年タイトルホルダー、ダイヤモンドS組が昨年のヘデントール、大阪杯組は17年キタサンブラックが勝利している。

前走2着馬は16年キタサンブラックら2勝、前走3着馬は21年ワールドプレミア、前走4着馬は20年フィエールマンが勝利しており、勝ち馬は前走で4着以内に入っていた。

キャリア10戦以内の馬が7勝

キャリア 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
10戦以内 7-  2-  4- 16/ 29 24.1% 31.0% 44.8% 92 88
(今回1-6番人気) 7- 2- 4- 9/22 31.8% 40.9% 59.1% 121 116
(今回7番人気以下) 0- 0- 0- 7/ 7 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
11戦以上 3-  8-  6-117/134 2.2% 8.2% 12.7% 8 45

(表4 天皇賞(春)のキャリア別成績(過去10年))

表4はキャリア別成績。少数ながら10戦以内の馬が昨年のヘデントールら過半数の7勝をあげており、連対率は31.0%・複勝率も44.8%と高い。昨年は該当馬4頭で上位4着以内を独占している。3着以内馬13頭はいずれも天皇賞(春)で6番人気以内に支持されており、これら6番人気以内は【7.2.4.9】で複勝率59.1%と一層高い。

11戦以上の馬は一昨年のテーオーロイヤルら3勝。この中で前走1着馬は【3.2.3.16】で勝ち馬3頭を含み、複勝率33.3%と優秀だ。

【結論】

前走1着の4歳馬クロワデュノールが一番手!

馬名 性齢 前走成績
アクアヴァーナル 牝5 阪神大賞典 2着
アドマイヤテラ 牡5 阪神大賞典 1着
クロワデュノール 牡4 大阪杯 1着
シンエンペラー 牡5 ネオムターフC 4着
スティンガーグラス 牡5 ダイヤモンドS 1着
タガノデュード 牡5 大阪杯 4着
ヘデントール 牡5 京都記念 8着
ホーエリート 牝5 ダイヤモンドS 5着

(表5 今年の天皇賞(春)の主な出走予定馬)

※フルゲート18頭。除外予定馬なし。

表5は今年の天皇賞(春)の主な出走予定馬。前走大阪杯1着のクロワデュノール、前走阪神大賞典をレコード勝ちしたアドマイヤテラ、昨年優勝のヘデントールの3頭が上位人気に支持されそうだ。

この中ではクロワデュノールを筆頭に推奨したい。上位人気で前走G1組(表1)、4歳馬で前走1着(表2)、前走1着で前走大阪杯組(表3)、キャリア9戦で10戦以内(表4)と強調材料が並んでいる。芝3000m以上の経験のなさが危惧される点ではあるが、総合力の高さで勝利に最も近い存在と見る。

アドマイヤテラは前走阪神大賞典1着(表3)が大きな強調材料。長距離適性はすでに示しており、勝利する可能性も十分にある。ヘデントールは長期休養明けの前走京都記念は8着に敗れたが、スローの瞬発力勝負で道中後方からでは厳しかった。同馬もキャリア10戦(表4)で巻き返しも大いに考えられる。実力的にもこの3頭が抜けていると見る。

ライタープロフィール

ケンタロウ(けんたろう)

1978年6月、鹿児島県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。初めて買った馬券が大当たりし、それから競馬にのめり込むように。データでは、開催日の馬場やコース適性に注目している。好きなタイプは逃げか追い込み。馬券は1着にこだわった単勝、馬単派。料理研究家ではない。


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