高額取引馬

2022年のセレクションセール高額落札馬の血統面のポイントを解説します

価格順 馬名 落札価格
1歳 レーヌミノル2021(牡) ブリックスアンドモルタル 6600万円
1歳 ディアレストトリックスキ2021(牡) シニスターミニスター 6200万円
1歳 マルモリバニー2021(牡) シルバーステート 6200万円

セレクションセール2022 総括

セレクションセール

セレクションセール2022総括

2001年に特別市場から改称されただけでなく、開催時期も7月となったセレクションセール。その歴史の中で大きな変化があったと言えるのが、2011年における当歳市場の中止、そして2日間開催で行われた1歳市場である。

だが、結果としてその試みが功を奏することはなかった。2011年のセレクションセールには、史上最多となる360頭が上場され、売却頭数も201頭を数えたものの、売却率は55.83%と、前年(57.55%、1歳市場の売却率)を割り込み、1頭あたりの平均価格である約873万3333円は、前年(約1034万8936円、1歳市場の平均価格)から数字を落とした。

セレクションセール2022中継動画

セレクションセール事前特集

セレクションセールの見どころ

セレクションセールの見どころ

昨年、史上最高の売却率を記録し、史上初めて税込みの売却総額が40億円を超えた“日高軽種馬農業協同組合が行う選抜市場”セレクションセールが、さらなる高みを目指してその姿をバージョンアップさせた。2011年以来の2日間開催。しかし、市場スタイルを変化させるに至った背景は、2011年当時とは大きく異なるものがある。

セレクションセールの歴史

セレクションセールの歴史

4月下旬、ある取材で日高管内の旧知の牧場へ取材を申し込んだ。いつもなら、こちらのお願いした日程に合わせてくれるのだが、その時は、
「この日はセレクションセールの実馬検査があるから、別の日にしてもらえるかい?」
と申し訳なさそうに話してきた。

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