2020年のセレクトセール高額落札馬の
血統面のポイントを解説します。
価格順 | 馬名 | 父 | 落札価格 |
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1歳 | シーヴの2019(牡) | ディープインパクト | 5億1000万円 |
1歳 | フォエヴァーダーリングの2019(牡) | ディープインパクト | 4億円 |
1歳 | テディーズプロミスの2019(めす) | ディープインパクト | 2億4000万円 |
価格順 | 馬名 | 父 | 落札価格 |
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当歳 | ヒルダズパッションの2020(牡) | ハーツクライ | 3億8000万円 |
当歳 | シーズアタイガーの2020(牡) | ハーツクライ | 2億7000万円 |
当歳 | シーヴの2020(牡) | ハーツクライ | 2億1000万円 |
筆者はセレクトセールの1週前、繁殖馬のセールを別とすれば、今年、国内では初めて人と馬が1つの場所に集まった「八戸市場」にも足を運んでいる。
今年の「八戸市場」は、「セレクトセール2020」と同様に、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐべく、入場制限をはじめとする様々な対策が取られていた。それでも、昨年を上回る購買登録者数があったように、コロナの影響を感じさせないほどの盛況となった。
その光景に目をこらしていたとき、北海道からせりを見に来ていた、知り合いの生産者が話しかけてきた。
「せりが好きな人は、実際に会場で馬を見た上でせりに参加したいんだよ。きっと来週のセレクトセールもにぎわうと思うよ」
当歳 | キラモサの2020が1億4000万円で落札! | 7/14 18:30 |
当歳 | フリーティングスピリットの2020が1億1000万円で落札! | 7/14 16:50 |
当歳 | スターシップトラッフルズの2020が1億3500万円で落札! | 7/14 16:35 |
当歳 | クリスプの2020が8000万円で落札! | 7/14 15:30 |
当歳 | クイーンビー2の2020が1億4500万円で落札! | 7/14 15:10 |
当歳 | モルガナイトの2020が7600万円で落札! | 7/14 14:40 |
当歳 | シーズアタイガーの2020が2億7000万円で落札! | 7/14 14:15 |
当歳 | レディオブフィフティの2020が3600万円で落札! | 7/14 13:55 |
当歳 | ウィーミスフランキーの2020が5200万円で落札! | 7/14 13:40 |
当歳 | シーヴの2020が2億1000万円で落札! | 7/14 13:15 |
当歳 | ヒルダズパッションの2020が3億8000万円で落札! | 7/14 12:35 |
当歳 | サマーハの2020が1億円で落札! | 7/14 12:05 |
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐべく、開催方法が変更された「セレクトセール2020」。その1つが入場時の検温やセールエリア内におけるマスクの着用であり、またせり会場内の「三密」を防ぐべく、座席数も大幅に削減された。
来場者を正確に把握する意味合いから、当日の購買者登録は行わず、期日までの事前登録のみ。しかも、会場に入ることを許されるのは購買者と同伴者だけとなった。また、毎年多くの取材陣が詰めかけるセレクトセールであるが、今年はその数も限定されている。
セレクトセール当歳セッションの朝は、当歳馬の展示と共に始まる。
この日、会場内の展示場に姿を見せたのは226頭の当歳馬。その傍らには、まだ離乳を終えていない母馬の姿もあった。
早朝からのせり会場への移動や、慣れない場所の展示による気疲れもあるのか、まぶたが落ち始めている当歳馬の姿はとても愛らしく思える。しかしながら、その数時間後にこの愛らしい当歳馬たちには、数千万という高い評価額や、ミリオンホースの称号が与えられていく。
2020年、1歳セールは、なんといってもディープインパクト産駒。さあ、突撃だぁ〜〜。なんてね。
コロナのことは知っている。しかし、やっぱり競馬が好き。馬好きは、やめられない、とまらない。いざ始まってみれば、今年は、セレクトセール開催当初から、せりに通じた大オーナーが、かみしめるかのようにシミジミ。堂々、真っ向勝負で挑んできた。うれしいね。
ディープインパクトもキングカメハメハもいなくなってしまう世代は、どのような戦いになるのだろう。オープニングの301番はドゥラメンテの息子。「ポスト・ディープ」を高らかに宣言。
母のスクールミストレスは、アルゼンチンで4勝。芝2000mのG1、そしてダート1500mのG1を優勝。アルゼンチーナの子供たちは、どこかサトノダイヤモンドなど連想させる、よく肥えた肉体派が多い。せりの開幕にはぴったり、健やかさにあふれている。
血統、馬体と、まさに「セレクト」された上場馬が集まるセレクトセール。その上場馬たちの父を数多く繋養する、社台スタリオンステーションの徳武英介氏に、今年の1歳市場、当歳市場に上場される繋養種牡馬と、その産駒の特徴について話を聞いてみた。
セレクトセールの歴史というよりも、日本競馬にとって歴史的な快挙と言えよう。「セレクトセール2018」の1歳セッションに上場され、1200万円で落札されたデアリングタクトは、今年の桜花賞、そしてオークスを無敗で優勝して牝馬二冠馬となった。
今年の3歳牝馬クラシックは、デアリングタクトが4戦無敗で桜花賞、オークスを制覇。セレクトセール出身のエピファネイアの娘が、牝馬クラシック二冠を力でもぎとった。
セレクトセール2020 注目馬(1歳・当歳)を、丹下日出夫がチョイス!