ヴィクトリアマイル2023 過去10年の傾向(データ)｜G1特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
ヴィクトリアマイルを丸裸にしてみよう！

昨年は４番人気ソダシが優勝。２着に３番人気ファインルージュ、３着に６番人気レシステンシアが入った。

１）伏兵の激走が目立つ一戦

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【3.2.0.5】。一昨年のグランアレグリアら最多の３勝をあげ、連対率・複勝率50.0％。２番人気馬【0.0.1.9】で複勝率10.0％、３番人気馬【0.2.0.8】で同20.0％とともに勝ち星がなく、複勝率も低い。以下、５番人気馬が２勝、４・６・７・８・11番人気馬が１勝ずつ。５番人気馬は【2.0.3.5】で複勝率50.0％と１番人気馬に並んでいる。11番人気馬は14年にヴィルシーナが優勝し、【1.1.1.7】で複勝率30.0％と健闘している。

２・３着馬は下位人気まで幅広く分布。20年を除いて、毎年１頭は６番人気以下の伏兵が激走している。15年には５→12→18番人気の順で決まり、３連単2070万5810円の大波乱。伏兵の激走が目立つ一戦だ。

２）阪神牝馬Ｓ組は前走５番人気以内

前走レース別成績（中央）で、出走数最多の阪神牝馬Ｓ組は【4.4.4.56】。18年ジュールポレールら４勝をあげ、連対率11.8％・複勝率17.6％。この組の３着以内馬12頭のうち、勝ち馬４頭を含む９頭は前走阪神牝馬Ｓで５番人気以内に支持されていた。

中山牝馬Ｓ組は【1.1.0.11】で19年ノームコアが勝利し、連対率・複勝率15.4％。福島牝馬Ｓ組は【0.1.2.20】で勝ち星がなく、連対率4.3％・複勝率13.0％。３着以内に好走した３頭中２頭は11番人気以下の人気薄だった。

３）前走１着馬は不振傾向

前走着順別成績は、前走１着馬が【0.3.0.38】。意外なことに勝ち星がなく、連対率・複勝率7.3％と低い。前走２着馬は【1.3.3.21】で複勝率25.0％、前走３着馬は【1.1.3.8】で同38.5％。前走３着以内だった馬はわずか２勝にとどまっている。前走５着馬は【1.0.2.5】で18年ジュールポレールが勝利し、複勝率37.5％と高い。

前走６着以下の馬はのべ【6.2.2.68】で20年アーモンドアイ（前走有馬記念９着）ら過半数の６勝をあげている。勝ち馬６頭はいずれも前走で上位５番人気以内に支持されていた。

４）前走６番人気以下で５着以内の馬が穴で注目

前走人気別成績は、前走１番人気馬が【3.3.2.24】。19年ノームコアら最多の３勝をあげ、複勝率25.0％。優勝馬はすべて前走で上位５番人気以内だった。

前走６番人気以下は【0.4.4.52】で、複勝率13.3％。この中で前走５着以内だった馬は【0.3.3.13】で複勝率31.6％と優秀だ。これら２・３着に好走した６頭はいずれも７番人気以下と人気薄での激走だった。

【ヴィクトリアマイル過去10年】

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