ヴィクトリアマイル2025 血統分析｜G1特集

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クリスマスパレードが父ＳＳ系×母父ヘイルトゥリーズン系の黄金配合！

1）ＳＳ〜ヘイルトゥリーズン系は人気薄でも買える

人気サイド（５番人気以内）と人気薄（６番人気以下）で分けて考えると、系統ごとの特徴が見えてくる。サンデーサイレンス（ＳＳ）系〜ヘイルトゥリーズン系は人気サイドで計[3.6.2.23]、勝率8.8％・複勝率32.4％に対し、人気薄でも[4.1.5.78]、勝率4.5％・複勝率11.4％とよく走っている。好走が人気サイドに集中しているのがノーザンダンサー系[2.1.1.5]とミスタープロスペクター系[1.0.2.4]で、人気薄では２系統合わせて[0.2.0.29]と不振だ。

◎プラス評価……人気サイドの父ノーザンダンサー系と父ミスタープロスペクター系
　〇プラス評価……父ＳＳ系〜ヘイルトゥリーズン系（人気薄でも可）
　●マイナス評価…人気薄の父ノーザンダンサー系と父ミスタープロスペクター系

【父馬の系統別成績（過去10年）】

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【連対馬の父と母父（過去10年）】

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2）母父成績はヘイルトゥリーズン系が優秀

母父としてはＳＳ系以外のヘイルトゥリーズン系が４勝をあげ、勝率も高い。その４勝中３勝は父ＳＳ系という点もポイントだ。

〇プラス評価……母父その他のヘイルトゥリーズン系
　◎プラス評価……特に「父ＳＳ系×母父その他のヘイルトゥリーズン系」
　●マイナス評価…母父がマイナー血統

【母父の系統別成績（過去10年）】

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3）芝マイルor芝2400ｍ型×芝マイルor芝2400ｍ型or北米ダート型

勝ち馬の父は芝1600ｍまたは2400ｍＧ１の勝ち馬ばかり。３歳春までにＧ１を勝っていればさらに強調できる。母父はマイルＧ１馬、2400ｍ型、北米ダート中距離型に分けられる。こうした配合かどうかをチェックしたい。

◎プラス評価……父が３歳春までに芝1600ｍまたは2400ｍＧ１を勝利
　◎プラス評価……母父が芝マイル・芝2400ｍ・北米ダート中距離Ｇ１を勝利

【勝ち馬の父・母父】

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4）質のいい牝系出身であればベター

勝ち馬は母系が優秀。近５年の勝ち馬を見ると、アーモンドアイの母はフサイチパンドラ（エリザベス女王杯）、グランアレグリアの母はタピッツフライ（米Ｇ１勝ち）、ソングラインの四代母はSonic Lady（愛1000ギニーなど）。ソダシは近親にユキチャンやメイケイエールがいて、妹ママコチャはスプリンターズＳ勝ち馬となった。テンハッピーローズの近親には菊花賞馬ドゥレッツァ、マーメイドＳ勝ち馬サマーセントのほか、英オークス・愛ダービーを制したサルサビルなど欧米の重賞ウィナーがひしめいている。

◎プラス評価……母系からＧ１馬が出ている

結論

父ダイワメジャーで祖母が英Ｇ１馬のアスコリピチェーノは、母父が勝率の低いノーザンダンサー系である点が気がかりだ。

クリスマスパレードは父がＳＳ系キタサンブラック×母父がヘイルトゥリーズン系Blameの黄金配合。母父は米ＢＣクラシック勝ち馬、近親に北米の重賞ウィナーが何頭もいるというのも魅力的だ。父がキズナ、母は米Ｇ１馬、母父は北米ダート型というクイーンズウォーク、父ハーツクライ×母父シンボリクリスエスのソーダズリングあたりも有力。

父が英マイルＧ１馬のノーザンダンサー系デクラレーションオブウォー、祖母がブラジルのＧ１馬というシランケドは、５番人気以内ならぜひ押さえたい。

【クリスマスパレードの血統表】

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