【キーンランドC × 過去データ分析】キャリア15戦以内で狙える馬はこの馬!
2026/8/20(木)

今週は日曜に新潟で新潟2歳S、札幌でキーンランドCと2鞍の重賞が組まれている。今回は日曜札幌メインのキーンランドCをピックアップし、2016年以降過去10年のデータから今年馬券的に狙える馬を探っていきたい。なお、データ分析にはJRA-VAN DataLab.とTARGET frontier JVを利用した。
3歳馬、4歳馬が中心
| 年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
| 3歳 | 3- 3- 1- 16/ 23 | 13.0% | 26.1% | 30.4% | 69 | 62 |
| 4歳 | 3- 4- 5- 25/ 37 | 8.1% | 18.9% | 32.4% | 54 | 93 |
| 5歳 | 3- 3- 2- 39/ 47 | 6.4% | 12.8% | 17.0% | 43 | 56 |
| 6歳 | 0- 0- 1- 23/ 24 | 0.0% | 0.0% | 4.2% | 0 | 23 |
| 7歳以上 | 1- 0- 1- 21/ 23 | 4.3% | 4.3% | 8.7% | 92 | 58 |
(表1 キーンランドCの年齢別成績(2016年以降))
表1はキーンランドC過去10年の年齢別成績。3歳馬、4歳馬、5歳馬が各3勝をあげているが、連対率は3歳馬がトップ、複勝率は4歳馬が首位となっている。複勝率は3歳馬、4歳馬ともに30.0%を超える高さで、5歳馬に差をつけている。
6歳馬は3着1回のみと不振傾向。7歳以上の好走馬2頭は、2017年1着エポワス(9歳/12番人気)、21年3着セイウンコウセイ(8歳/9番人気)と、ともに人気薄だった。
前走1600m組が好成績
| 前走距離 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
| 1000m | 1- 0- 1- 9/ 11 | 9.1% | 9.1% | 18.2% | 111 | 84 |
| 1200m | 6- 9- 6-100/121 | 5.0% | 12.4% | 17.4% | 42 | 48 |
| 1400m | 0- 0- 1- 5/ 6 | 0.0% | 0.0% | 16.7% | 0 | 131 |
| 1600m | 3- 1- 2- 8/ 14 | 21.4% | 28.6% | 42.9% | 96 | 137 |
| 1800m | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
| 2000m | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
(表2 キーンランドCの前走距離別成績(2016年以降))
表2は前走距離別成績。今回と同じ前走1200mが一昨年のサトノレーヴら6勝をあげているが、複勝率は17.4%とそれほど高くない。前走1600m組は昨年のパンジャタワーら3勝をあげており、複勝率42.9%と優秀だ。複勝回収率も100%を超えている。
前走1000m組は22年ヴェントヴォーチェが勝利している。他では前走1400m組が3着1回となっている。
前走東京1600m組が最多の3勝
| 前走コース | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
| 東京・芝1600 | 3- 1- 0- 6/10 | 30.0% | 40.0% | 40.0% | 135 | 74 |
| 函館・芝1200 | 2- 4- 3-32/41 | 4.9% | 14.6% | 22.0% | 19 | 44 |
| 札幌・芝1200 | 2- 3- 2-49/56 | 3.6% | 8.9% | 12.5% | 65 | 45 |
| 中京・芝1200 | 2- 1- 1- 6/10 | 20.0% | 30.0% | 40.0% | 72 | 91 |
| 新潟・芝1000 | 1- 0- 1- 9/11 | 9.1% | 9.1% | 18.2% | 111 | 84 |
| 小倉・芝1200 | 0- 1- 0- 0/ 1 | 0.0% | 100.0% | 100.0% | 0 | 510 |
| 東京・芝1400 | 0- 0- 1- 2/ 3 | 0.0% | 0.0% | 33.3% | 0 | 263 |
| 阪神・芝1600外 | 0- 0- 1- 1/ 2 | 0.0% | 0.0% | 50.0% | 0 | 285 |
| 香港・芝1600 | 0- 0- 1- 0/ 1 | 0.0% | 0.0% | 100.0% | 0 | 610 |
| その他のコース | 0- 0- 0-19/19 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
(表3 キーンランドCの前走コース別成績(2016年以降))
※2019年1着ダノンスマッシュの前走は中京1200m、13着シュウジはその他のコースで算出。
表3は前走コース別成績。前走東京芝1600m組が昨年のパンジャタワーら最多の3勝をあげ、連対率・複勝率は40.0%と高い。連対した4頭はいずれも前走で8着以内に入っていた。
前走函館芝1200mと札幌芝1200m組はそれぞれ2勝をあげており、複勝率は函館芝1200m組が22.0%で札幌芝1200m組の12.5%を上回っている。前走函館芝1200m組の好走馬9頭はすべて前走3着以内。前走札幌芝1200m組の好走馬7頭中4頭は前走1番人気だった。
また前走中京芝1200m組は19年ダノンスマッシュら2勝をあげ、複勝率40.0%で前走東京1600m組と並んでいる。なお、1頭だけの前走小倉芝1200m組は一昨年にエイシンスポッターが2着と好走。同馬は前走北九州記念9着からの巻き返しだった。
キャリア15戦以内で今回5番人気以内に注目
| キャリア | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
| 15戦以内 | 8- 6- 5- 40/59 | 13.6% | 23.7% | 32.2% | 89 | 77 |
| (今回1-5番人気) | 7- 6- 4- 11/28 | 25.0% | 46.4% | 60.7% | 144 | 127 |
| (今回6番人気以下) | 1- 0- 1- 29/31 | 3.2% | 3.2% | 6.5% | 39 | 31 |
| 16戦以上 | 2- 4- 5- 84/95 | 2.1% | 6.3% | 11.6% | 26 | 51 |
(表4 キーンランドCのキャリア別成績(2016年以降))
表4はキャリア別で15戦以内か16戦以上かの成績比較。15戦以内の馬が23年ナムラクレアら大半の8勝をあげ、連対率23.7%・複勝率32.2%と高い。この中で今回のキーンランドCで5番人気以内の馬は一昨年のサトノレーヴら7勝をあげ、連対率46.4%・複勝率60.7%と非常に高い。今年も該当馬はチェックしておきたい。
なお、16戦以上の馬は18年ナックビーナスら2勝をあげ、連対率6.3%・複勝率11.6%と15戦以内の馬に差をつけられている。
【結論】
パンジャタワーを軸で信頼! ロジケープ、サウンドモリアーナに注目!
| 馬名 | 性齢 | 前走成績 |
| ウインカーネリアン | 牡9 | 高松宮記念 3着 |
| エーティーマクフィ | 牡7 | 函館スプリントS 2着 |
| エイシンディード | 牡3 | 葵S 6着 |
| サウンドモリアーナ | 牝4 | 北九州記念 6着 |
| ナムラクララ | 牝4 | UHB賞 1着 |
| パンジャタワー | 牡4 | 安田記念 5着 |
| リラエンブレム | 牡4 | ジューンS 12着 |
| ルシード | 牡4 | UHB賞 2着 |
| ロードフォアエース | 牡5 | UHB賞 5着 |
| ロジケープ | 牡3 | TVh賞(3勝クラス) 1着 |
(表5 今年のキーンランドCの出走予定馬)
※フルゲート16頭。抽選対象馬4頭、うち2頭が除外。
表5は今年のキーンランドCの出走予定馬。1番人気に推されそうなのは昨年の優勝馬パンジャタワー。前走の安田記念は5着敗退も、勝ち馬とは0秒1差だった。複勝率トップの4歳馬(表1)、前走東京芝1600m組(表2・表3)、キャリア10戦=15戦以内で5番人気以内が濃厚(表4)と好走データが揃っており、連覇に最も近い軸として信頼したい。
相手にはロジケープ、サウンドモリアーナの2頭を推奨。ロジケープは連対率トップの3歳馬(表1)、複勝率の低い前走札幌芝1200m組ではあるものの前走1番人気(表3本文)、キャリア8戦=15戦以内で今回推定5番人気以内(表4)と条件は揃っている。サウンドモリアーナは複勝率トップの4歳馬(表1)、前走小倉芝1200m組(表3)、キャリア14戦=15戦以内(表4)で、今回5番人気以内ならより良い条件といえるだろう。
昨年のキーンランドCで4着のナムラクララ、5着のウインカーネリアンは昨年よりも強調材料に乏しく、人気でも押さえ評価としておきたい。
ライタープロフィール

ケンタロウ(けんたろう)
1978年6月、鹿児島県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。初めて買った馬券が大当たりし、それから競馬にのめり込むように。データでは、開催日の馬場やコース適性に注目している。好きなタイプは逃げか追い込み。馬券は1着にこだわった単勝、馬単派。料理研究家ではない。


