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26年阪神牝馬Sを逃げ切ったエンブロイダリー
昨年は桜花賞と秋華賞を制し、牝馬二冠を達成。年末の香港マイルは11着に終わったが、国内の牝馬限定G1では明らかに実力上位だ。前走阪神牝馬Sは1枠1番から押し出されてハナへ。本意の展開ではなかったかもしれないが、ゆったりとしたペースに持ち込み、ラスト3ハロン33秒5の上がりでまとめてそのまま逃げ切った。2着馬との着差はクビながら余裕がある勝ち方だった。アクシデントなどがなければ、今回も相当な確率で勝ち負けになるだろう。

G1・2勝目を狙うカムニャック
昨年はオークスを制し、秋はローズSを快勝。続く秋華賞は1番人気に支持されたが、16着とまさかの惨敗に終わった。敗因はいまだに良くわからない。その後は約6か月の休養を挟み、前走阪神牝馬Sはエンブロイダリーにクビ差まで迫る2着と好走。2〜3歳時はマイル戦で結果を出せず、距離2000m以上で良さが出ただけに、意外な収穫を得たレースとなった。東京に替わるのはプラス。展開が向けば一気の差し切りもありうる。

G1初制覇を目指すクイーンズウォーク
昨年のヴィクトリアマイルはゴール前横一線の大激戦。本馬は直線外から末脚を伸ばしたものの、大外のアスコリピチェーノにクビ差交わされて2着という悔しい結果だった。その後は新潟記念の出走取消を挟み、天皇賞(秋)9着(勝ち馬と0.4秒差)、金鯱賞3着。芝2000mのG1・G2で牡馬相手に差のない競馬をしている。今回はエンブロイダリーやカムニャックら若い馬が手ごわいライバルになりそうだが、牝馬限定G1なので好勝負を期待したい。
5走前の錦Sで2着ガイアメンテに2馬身半の差をつけて快勝し、オープンクラス入り。勝ち時計の1分33秒1(稍重)も優秀で、ワンターンコースのマイル戦にも適性がある可能性が高い。前走小倉牝馬Sは中団追走から直線で脚を伸ばすも、ゴール前で一気に2頭に交わされて3着。55.5キロのハンデを背負い、勝ち馬と0.1秒差だったことを考えると、悲観する必要はないだろう。初の東京芝1600mは魅力的な舞台。G1で好勝負できる力もある。

26年小倉牝馬Sで重賞初制覇を飾ったジョスラン
全兄に21年有馬記念などG1・3勝を挙げたエフフォーリアがいる良血馬。昨秋、紫苑S2着の後、秋華賞でも4着に善戦。今年初戦の小倉牝馬Sでは直線大外から差し切り、重賞初制覇を飾った。距離は2000m以上あった方が良さそうだが、東京芝(1勝クラスのカーネーションCを勝利)に替わるのは全く問題なさそう。今の勢いの良さを生かして上位争いに加わりたい。

25年アイルランドTを制したラヴァンダ
東京芝重賞は24年フローラS2着、25年府中牝馬S3着、25年アイルランドT1着、26年東京新聞杯2着と豊富な実績がある。メンバー中屈指のコース実績を持っていると言っていい。前走阪神牝馬Sは3番人気で8着(勝ち馬と0.7秒差)。昨年の阪神牝馬S(3着)よりもメンバーは強かったとはいえ、末脚不発に終わったのは残念だ。コース替わりで確実に上積みは見込めるので、なんとか巻き返したいところ。

25年フェアリーSで重賞を制したエリカエクスプレス
新馬→フェアリーSと連勝した後、桜花賞、オークス、京成杯オータムハンデと3連敗を喫し、秋華賞で逃げ粘り2着と好走した後はエリザベス女王杯12着、中山牝馬S4着という成績。底力はあるが、「この形、このペースに持ち込めれば」というタイプではなく、いつ走るか読みづらい。過去10年、ヴィクトリアマイルで逃げ馬は成績不振だが、14年ヴィルシーナが11番人気1着、15年ミナレットが18番人気3着と激走した例がある。本馬も嵌まれば一発があるかもしれないので警戒はしたい。

26年愛知杯を逃げ切ったアイサンサン
21年エリザベス女王杯で10番人気ながら豪快なまくり差しを決めて勝利したアカイイトが全姉にいる血統。本馬はここまで芝1400〜1600mで5勝を挙げている。前走愛知杯は8枠18番スタートから先手を奪うと、直線はラチ沿いを快走。ゴール手前でソルトクィーンに交わされたが、差し返して勝利し、重賞初制覇を飾った。東京芝1600mでも勝ち星があり、連勝中の勢いも魅力的。相手は強くなるが、どこまで通用するか楽しみだ。

25年福島記念で重賞初制覇を飾ったニシノティアモ
昨年6月の1勝クラスから11月の福島記念まで4連勝をマークした。前走中山牝馬Sは中団と後方の間で追走。直線は外に出して追い出されたが、前の馬を捕らえ切れず5着に終わった。それでも上がり3ハロン(35秒1)はメンバー中1位であり、敗因は展開とコース取りの差によるもの。力負けではないので、悲観する必要はない。マイル戦は24年フェアリーS5着以来で久々だが、東京替わりは問題なく、今どんな走りができるか楽しみだ。

25年中京記念を制したマピュース
24年ヴィクトリアマイルを14番人気で制したテンハッピーローズは、20年アルテミスSでソダシの3着という実績があった。本馬の場合は、25年クイーンCでエンブロイダリーの2着と好走した実績が光る。また、25年中京記念では2番手から抜け出して重賞初制覇を果たしており、左回りのマイル戦がベストだ。前走愛知杯(6着)の結果は不満だが、内容が全然ダメという感じではなかった。距離1600mで一変する可能性はありそうだ。