第50回 高松宮記念 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
高松宮記念を丸裸にしてみよう！

昨年は３番人気のミスターメロディが勝利。２着に12番人気セイウンコウセイ、３着に17番人気ショウナンアンセムが激走して波乱の決着となった。

１）勝ち馬は上位５番人気以内

過去10年（2010年の中京旧コース、11年の阪神開催を含む）の人気別成績は、１番人気馬が【3.0.3.4】。16年ビッグアーサーら３勝をあげ、連対率30％・複勝率60％。２番人気馬は【2.3.0.5】で一昨年のファインニードルら２勝をあげ、連対率50％と高い。３番人気馬が【3.2.3.2】で昨年のミスターメロディら３勝をあげ、複勝率80％でトップだ。以下、４・５番人気馬が１勝ずつ。勝ち馬はすべて上位５番人気以内におさまっている。

連対馬の大半は６番人気以内だが、昨年は２着に12番人気セイウンコウセイが激走。３着にも17番人気ショウナンアンセムが入り、３連単449万7470円の大波乱となった。３着には10番人気以下の伏兵が４頭も入っており、ヒモ荒れのケースが目立つ一戦だ。

２）５歳馬が最多の４勝

出走馬の年齢別成績は、５歳馬が【4.3.3.30】。一昨年のファインニードルら最多の４勝をあげ、勝率10.0％・連対率17.5％・複勝率25.0％でいずれもトップだ。７歳以上の馬は【3.0.1.51】で、15年の香港馬エアロヴェロシティら３勝。勝ち馬３頭はいずれも高松宮記念で４番人気以内に支持されていた。

対して、４歳馬は【3.0.4.29】で14年コパノリチャードら３勝も、連対率8.3％とやや低め。また、６歳馬は【0.7.2.37】で勝ち馬こそ出ていないものの、２着が過半数の７回と目立っている。

３）シルクロードＳ組が近４年続けて連対

前走レース別成績は、シルクロードＳ組が【3.2.3.18】。16年１着ビッグアーサー以降近４年続けて連対馬を出しており、複勝率30.8％は阪急杯組・オーシャンＳ組を大きく上回っている。この組の３着以内馬８頭中６頭は前走で連対しており、そのうち４頭は勝利をおさめていた。

阪急杯組は【3.4.2.38】で13年ロードカナロアら３勝で、複勝率19.1％。この組の３着以内馬９頭はすべて前走で４番人気以内に支持されていた。特に前走１番人気馬は【2.3.0.2】で連対率・複勝率71.4％と優秀だ。なお、前走５番人気以下だった馬は【0.0.0.23】と苦戦傾向にある。

４）オーシャンＳ組は近３走の短距離重賞実績に注目

出走数最多のオーシャンＳ組は【3.2.4.62】。12年カレンチャンら３勝も、連対率7.0％・複勝率12.7％と上記２レースよりも低い。ただし、昨年は３着ショウナンアンセムが該当し、17年を除いて毎年１頭ずつ３着以内に入っている。

この組は前走を含めた近３走の芝1200〜1400ｍ重賞での連対実績に注目。昨年のショウナンアンセムを除く３着以内馬８頭は近３走で連対を果たしていた。

【高松宮記念過去10年】

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