第50回 高松宮記念 レース結果回顧・払戻｜G�T特集

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レース結果

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クリノガウディーが降着でモズスーパーフレアがＶ！

第50回高松宮記念は松若風馬騎手騎乗の９番人気モズスーパーフレアが２位入線後、１位入線のクリノガウディーが降着（４着）となったため繰り上がりで優勝となった。勝ち時計は1分08秒7（重）。鞍上の松若騎手は嬉しいＧ１初勝利。本馬を管理する音無秀孝調教師は2006年のオレハマッテルゼに続き、このレース２勝目を飾った。

２着はハナ差で池添謙一騎手騎乗の２番人気グランアレグリア。３着はアタマ差で北村友一騎手騎乗の４番人気ダイアトニック。

レース展開・総括

今年もモズスーパーフレアがハナへ

３番ダイアトニックが好スタートを切るが、外から一気に16番モズスーパーフレアがハナへ。３馬身差で２番手に12番セイウンコウセイ。ダイアトニックは３番手に控えた。同馬の外から５番ラブカンプーと11番クリノガウディー。差がなく１番ステルヴィオ、２番アウィルアウェイ、15番ナックビーナス、６番ダノンスマッシュ。さらに９番タワーオブロンドンと４番ティーハーフ、外に18番ノームコア。１馬身差で８番グランアレグリアと13番ダイメイプリンセス。１馬身差で７番グルーヴィット、17番シヴァージ。２馬身差の後方２番手に14番モズアスコット。大きく離れた最後方から10番アイラブテーラーが追走した。

モズスーパーフレアが３馬身ほどのリードで４コーナーへ。前半600m通過は34秒2の緩いペースで引っ張った。単独２番手にセイウンコウセイ。差がなくクリノガウディーやナックビーナスも先団で追走。その後ろの馬群の中からダノンスマッシュが進み、タワーオブロンドンは外に出す構えで４コーナーをカーブした。

４頭が横一線でゴール！

最後の直線に入りモズスーパーフレアはそのままラチ沿いへ。２列目は一団の競り合いからクリノガウディーがグイグイと末脚を伸ばしてきた。残り200mでクリノガウディーが単独２番手に上がり、モズスーパーフレアに襲い掛かる。ダイアトニックも内で食い下がった。中団ではタワーオブロンドンやダノンスマッシュが伸びあぐねたが、グランアレグリアが凄い脚で大外から伸びてきた。クリノガウディーとモズスーパーフレア、ダイアトニックの３頭による競り合いに加わり、最後は４頭が横一線でゴールした。

クリノガウディーが内に寄れて無念の降着

クリノガウディーが１位入線を果たしたが、長い審議の末に無念の結果。最後の直線で内に寄れてモズスーパーフレアとダイアトニックの走行を妨害したとして４着に降着となった。替わってモズスーパーフレアが１着。２着に大外から伸びたグランアレグリア、３着にダイアトニックという結果になった。

重馬場で行われたが、正午前に雨が上がり馬場の内側が徐々に乾いてきたことで外差しから内にシフトしただろうか。先手を奪ったモズスーパーフレアが残り、クリノガウディーやダイアトニックも好位の先団でレースを進めていた。タワーオブロンドンは渋った馬場に苦しんだだろうか。全く伸びなかった。逆にグランアレグリアは強烈な差し脚で追い上げた。

【第50回 高松宮記念　成績表】

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