第80回 皐月賞 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
皐月賞を丸裸にしてみよう！

昨年は１番人気サートゥルナーリアが勝利。２着には４番人気ヴェロックス、３着には３番人気ダノンキングリーが入った。

１）順当か波乱か、両極端の結果に

東京開催の2011年を含む過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【3.2.1.4】。昨年のサートゥルナーリアら３勝で、連対率50％・複勝率60％。２番人気馬は【1.3.0.6】で、14年イスラボニータが勝利。以下、４番人気馬が２勝、３・７・８・９番人気馬が１勝ずつ。近４年では16年８番人気ディーマジェスティ、17年９番人気アルアイン、一昨年７番人気エポカドーロと伏兵馬の勝利が目立っている。

また、２着馬は９番人気、３着馬は12番人気まで幅広く分布している。17年は９→４→12番人気の順で入り、３連単106万4360円の大波乱。一昨年は７→９→８番人気と伏兵馬が揃って好走し、３連単37万2080円の波乱となった。ただし、昨年は１→４→３番人気の順で３連単4390円と堅い決着でおさまった。順当か波乱か、近年は両極端の結果となっている。

２）共同通信杯組は前走上がり２位以内が好成績

前走レース別成績は、共同通信杯組が【4.0.2.8】。15年ドゥラメンテら最多の４勝をあげており、連対率28.6％・複勝率42.9％と優秀だ。この組は前走での上がり順位に注目。前走上がり最速だった馬は【2.0.1.1】、前走上がり２位だった馬も【2.0.0.2】。この組の勝ち馬４頭はすべて前走で上がり２位以内だった。

また、前哨戦のスプリングＳ組は【3.1.2.36】。13年ロゴタイプら３勝で、連対率9.5％・複勝率14.3％。この組の３着以内馬６頭はいずれも前走で連対を果たしていた。

３）弥生賞組は前走４着以内に注目

その他の組では弥生賞組が【1.5.2.34】。10年ヴィクトワールピサの１勝のみだが、連対率14.3％・複勝率19.0％はスプリングＳ組を上回っている。この組の３着以内馬８頭はいずれも前走で４着以内に入っており、同６頭は過去に重賞での勝利経験があった。

また、毎日杯組は【1.0.0.10】で17年アルアイン、Ｇ１昇格後のホープフルＳ組は昨年のサートゥルナーリアがそれぞれ勝利。勝ち馬は上記５レースから出ている。若葉Ｓ組は【0.3.1.19】で、前走１番人気馬は【0.3.1.3】で連対率42.9％・複勝率57.1％と好相性を示している。なお、京成杯組は【0.0.2.2】で連対馬こそ出ていないが、複勝率50.0％と高い。

４）前走１着馬が８勝も無敗馬は１勝のみ

前走着順別成績は、１着馬が【8.6.5.51】で12年ゴールドシップらダントツの８勝。なかでも前走１番人気で勝利した馬は【5.5.3.10】で、勝率21.7％・連対率43.5％・複勝率56.5％と好成績をあげている。しかし、過去10年で無敗のまま臨んだ馬はのべ11頭で、皐月賞での成績は【1.1.3.6】。昨年のサートゥルナーリアの１勝のみに終わっている。

また、前走２着馬は【2.2.2.27】で、一昨年のエポカドーロら２勝。これら３着以内に好走した６頭中５頭は前走１番人気に支持されていた。前走３着以下からの優勝はなく、前走５着以下だった馬は【0.0.1.36】で連対馬が出ていない。

【皐月賞過去10年】

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