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放牧先から2月10日に栗東へ帰厩。翌日から坂路入りを再開し、今週までにWコースでの併せ馬1本、坂路で800m55秒を切る追い切りを5本こなしており、調教量は十分だ。ここ2週は吉田隼騎手を背に坂路で追われ、先週は前に2頭を置く形から終い一杯に追われて好時計をマーク。今週は軽めの併せ馬だったが、軽快な動きで先着した。太め感もなく、きっちり仕上がっている。
放牧先から3月10日に美浦へ帰厩。3月14日から今週にかけて、すべてWコースで7本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週はルメール騎手を背にWコースで僚馬と併せ、先週は2頭の内に入って終い強めに追われてきっちり最先着。今週は終始馬なりのまま併入したが、素軽さ満点の動きは目についた。万全の仕上がりと見てよさそうだ。
前走後は自厩舎で疲れを取り、2月23日に坂路入りを再開。3月10日から今週にかけて、5週続けてWコースで併せ馬をこなしており、意欲的な調整過程といえる。先週は横山武騎手を背に直線強めに追われて格下馬に併入も、時計的には十分合格点。今週は助手を背に格下馬と併入だったが、余裕残しの手応えで動きに問題はなかった。輸送前の現時点では状態面に不安はない。
前走後は自厩舎でしっかり疲れを取り、3月24日に初追い切り。全体的に軽めの調整過程だが、気性面を考慮してのもので問題ない範囲と見ていい。ここ2週は調教師を背にWコースで実質800mの追い切りで、先週は単走でまずまず折り合ってゴール。今週は前に馬を置いたが、やや折り合いを欠き気味で、最後までやや力んだ走りだった。体調面は万全だが、やはり気性面に課題が残っている。
前走後は放牧を挟んで3月12日に栗東へ帰厩。3月17日から今週にかけて、すべて単走ながら4週続けて坂路できちんと追い切られており、この馬としては十分な調教量といえる。先週はM.デムーロ騎手を背に800m52.5秒の自己ベストをマーク。今週は助手を背に800m56.4秒と軽めの内容だったが、活気十分の走りだった。現時点での実力は出し切れる仕上がりだ。
前走の8日後に坂路入りを再開してきちんと乗り込まれており、調整過程は順調だ。ここ2週は助手を背に坂路単走で追われ、先週は口を割ってやや行きたがる面を見せていたが、追い出されるとしっかり加速してゴール。今週も先週同様に道中やや折り合いは欠き気味だったが、きっちり加速ラップを踏む好調教だった。体調面は万全で、当日のテンションが課題になりそうだ。
前走後は放牧を挟んで3月19日に美浦へ帰厩。3月24日から今週にかけて3週続けてWコースでの併せ馬に加え、日曜にも3週続けて坂路で時計を出しており、調教量に不足はない。先週は助手を背に3頭併せの真ん中に入り、終いびっしり追われて外の馬と併入。今週は池添騎手を背に僚馬の内に併せ、余裕残しの手応えで併入した。現時点での実力は出し切れる仕上がりだ。
前走後は放牧を挟んで3月半ばに美浦へ帰厩。3月21日から今週にかけて週2本ずつ、計6本の追い切りをこなしており、調教量に問題はない。ここ2週はWコースで僚馬と併せ、先週は助手を背に終い強めに追われて併入。今週は福永騎手を背に3頭併せの真ん中に入り、終始楽な手応えのまま最先着した。輸送前だが、きっちり仕上がっている印象だ。
シゲルピンクルビーは2週続けて調教師を背に併せ馬で、先週はWコースでオープン馬相手にゴール過ぎまで追われるハードな内容を消化。今週は坂路で未勝利馬相手に馬なりで先着も、前走から大きな上積みは疑問。ククナは放牧を挟んだが、帰厩後の調教量は豊富。今週の坂路では田辺騎手を背に格下馬に遅れたが、この馬なりには動けており、近走の状態は維持。ヨカヨカは2週続けて幸騎手を背に単走で追われ、先週はWコースで1200m77秒台の猛稽古を消化。今週は坂路で軽快な動きを見せており、自身の力は出し切れる状態だ。