第81回 桜花賞 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
桜花賞を丸裸にしてみよう！

昨年は２番人気デアリングタクトが優勝。２着に１番人気レシステンシア、３着に９番人気スマイルカナが入った。

１）２番人気馬が最多の５勝

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【1.3.1.5】。2014年ハープスターの１勝のみで、連対率40％・複勝率50％。２番人気馬は【5.3.0.2】で昨年のデアリングタクトら近３年続けて勝利しており、最多の５勝をあげている。連対率・複勝率も80％でトップだ。以下、３・５・７・８番人気馬が１勝ずつ。２着馬は７番人気以内におさまっているものの、３着馬は14番人気まで幅広く分布している。

アーモンドアイが勝利した18年（２→１→３番人気）のように上位人気馬で堅く決まる年もあるが、アユサンが制した13年は７→２→14番人気の順で３連単67万9300円と波乱となるケースもある。上位人気馬が信頼できるか、よく見極めたい一戦だ。

２）キャリア３・４戦の馬が好成績

出走馬のキャリア別成績は、３戦の馬が【4.4.1.17】。一昨年のグランアレグリアら最多の４勝をあげ、連対率30.8％・複勝率34.6％でトップだ。４戦の馬は【3.4.6.31】で12年ジェンティルドンナら３勝で、複勝率29.5と高い。これら３・４戦の馬で過半数の７勝をあげており、好成績を示している。

出走数最多の５戦の馬は【1.1.2.42】で複勝率8.7％、６戦の馬は【1.1.1.28】で同9.7％。複勝率でともに３・４戦の馬に大きく水を開けられている。２戦の馬は【1.0.0.4】で昨年デアリングタクトが勝利。なお、７戦以上の馬は【0.0.0.26】で、３着以内馬が出ていない。

３）前走1600ｍ組が大半の９勝

前走距離別成績は、桜花賞と同じ前走1600ｍ組が【9.10.7.79】。16年ジュエラーら大半の９勝をあげており、連対率18.1％・複勝率24.8％。この組の９勝のうち、前走１・２番人気だった馬が７勝を占めている。３着以内馬26頭中25頭は前走で５番人気以内に支持されていた。

距離延長組は【1.0.2.58】で17年レーヌミノルの１勝のみ。３着以内馬３頭はいずれもフィリーズＲ組で、前走連対を果たしていた。なお、距離短縮組は【0.0.1.11】で連対馬が出ておらず、苦戦傾向にある。

４）前走馬体重460キロ以上が９連勝中

前走馬体重別成績は、前走460キロ以上の馬が【9.4.4.64】。目下９連勝中で、連対率16.0％・複勝率21.0％。３着以内馬17頭中15頭は前走で４着以内に入っていた。

対して、前走460キロ未満だった馬は【1.6.6.84】。11年マルセリーナの１勝のみで、連対率7.2％・複勝率13.4％。３着以内馬13頭はいずれも前走で５番人気以内に支持されていた。

【桜花賞過去10年】

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