ジャパンカップ2025 過去10年の傾向(データ)｜G1特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
ジャパンカップを丸裸にしてみよう！

昨年は１番人気ドウデュースが優勝。２着は８番人気シンエンペラーと７番人気ドゥレッツァが同着で入った。

１）勝ち馬は上位５番人気以内

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【6.1.2.1】。昨年のドウデュースら過半数の６勝をあげ、連対率70.0％・複勝率90.0％でトップ。２番人気馬は【0.3.3.4】で勝ち星こそないが、複勝率60.0％。以下、３番人気馬が２勝、４・５番人気馬が各１勝。勝ち馬はすべて上位５番人気以内から出ている。

２着馬は８番人気以内（昨年は２着同着のために11頭）、３着馬は６番人気以内にすべておさまっており、９番人気以下の激走はなし。３連単の配当はいずれも５万４千円未満で、半数の５回は１万円未満と堅い決着が目立つ。

２）好走馬は３〜５歳馬、牝馬が健闘

年齢別成績は、３歳馬が【1.5.2.15】。18年アーモンドアイが優勝し、複勝率34.8％でトップ。４歳馬が【4.4.4.37】で21年コントレイルら４勝をあげ、複勝率24.5％。５歳馬が【5.2.3.32】で昨年のドウデュースら最多の５勝をあげ、複勝率23.8％。勝ち馬を含めて３着以内馬はすべて３〜５歳馬から出ている。６歳馬は【0.0.0.30】、７歳以上は【0.0.0.20】と不振傾向にある。

性別では牝馬が【3.2.2.17】で15年ショウナンパンドラら３勝をあげ、複勝率29.2％。牡馬・セン馬は【7.9.7.117】で、複勝率16.4％。牝馬の健闘が目立つ一戦だ。なお、外国馬は【0.0.0.25】で５着（２頭）が最高成績、地方馬は【0.0.0.4】と苦戦傾向にある。

３）天皇賞（秋）組が過半数の６勝

前走レース別成績は、出走数が抜けて多い天皇賞（秋）組が【6.3.4.30】。19年スワーヴリチャードら過半数の６勝をあげ、連対率20.9％・複勝率30.2％。16年を除いて毎年１頭は３着以内に入っている。この組は前走１着馬が【3.0.2.0】で、複勝率100.0％と崩れていない。なお、前走４着以下は【2.2.2.26】で、19年スワーヴリチャード（前走７着）ら２勝をあげている。

他では京都大賞典組が【3.1.0.19】で16年キタサンブラックら３勝をあげている。この組の連対馬４頭はいずれも前走で４着以内に入っていた。少数ながら秋華賞組は【1.2.1.4】で18年アーモンドアイが勝利し、複勝率50.0％と好相性。勝ち馬はこれら３レースから出ている。

４）前走１番人気馬、１枠の馬に注目

前走人気別成績は、前走１番人気馬が【6.4.6.17】。17年シュヴァルグランら過半数の６勝をあげ、連対率30.3％・複勝率48.5％と優秀だ。３着以内馬16頭はすべてジャパンＣで上位５番人気以内に支持されていた。前走２〜５番人気馬は【4.3.3.37】で、勝ち馬はいずれも前走５番人気以内だった。なお、前走10番人気以下の馬は【0.0.0.25】で３着以内馬が出ていない。

また、枠番別成績は最内の１枠に入った馬が【5.3.1.7】。一昨年のイクイノックスら最多の５勝をあげ、連対率50.0％・複勝率56.3％と非常に高い。２枠【1.0.4.13】で複勝率27.8％、３枠【3.1.1.15】で同25.0％。１〜３枠に入った馬で大半の９勝をあげている。４〜８枠はいずれも複勝率12.5％以下で、内めの枠に入った馬の好走が目立つ。

【ジャパンカップ過去10年】

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