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ジャパンカップ2025
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フランスのカランダガン、レースレコードで衝撃のV!

第45回ジャパンCはM.バルザローナ騎手騎乗の4番人気カランダガンが中団やや後ろで追走し、直線はマスカレードボールと併せ馬の形で末脚を伸ばすと、最後は際どく差し切って勝利した。勝ち時計は2分20秒3(良)のコースレコード。外国馬によるジャパンC制覇は、2005年アルカセット(英)以来、20年ぶりの快挙となった。

2着はアタマ差でC.ルメール騎手騎乗の1番人気マスカレードボール。3着は2馬身半差で戸崎圭太騎手騎乗の14番ダノンデサイル。なお、11番アドマイヤテラはスタートしてすぐにジョッキーが落馬し、競走中止。また、17番ドゥレッツァは出走取消となった。

レース展開・総括

セイウンハーデスがハナを切った

スタートしてすぐに11番アドマイヤテラが落馬。9番セイウンハーデスが積極的に出ていき、先頭で1コーナーをカーブした。2番手に6番ホウオウビスケッツ、2馬身差で3番手に5番サンライズアース、4番手に2番クロワデュノールがつけた。2馬身差で16番シンエンペラー、3番コスモキュランダ、18番タスティエーラ。1馬身差で中団に15番マスカレードボール、中に並んで14番ダノンデサイル、内に4番ディープモンスター。直後に8番カランダガン。2馬身差で後方に7番ダノンベルーガ、1番ジャスティンパレス、12番ヨーホーレイクが続き、10番シュトルーヴェ。わずかに最後方から13番ブレイディヴェーグという隊列になった。

マスカレードボールを際どく捕らえた

1000m通過は57秒6でハイペース。ただ、2番手は大きく離れていた。3〜4コーナー中間では先頭との差が5馬身ほどに接近。サンライズアース、そしてクロワデュノールがじんわりと仕掛けて4コーナーへ。中団にはタスティエーラ、シンエンペラー、さらにマスカレードボール、ダノンデサイルらが続いて最後の直線に入った。

残り400mを過ぎても先頭はセイウンハーデスだが、空馬に絡まれて余力がなくなってきた。残り300mで外からマスカレードボールとカランダガンが併せ馬でグイグイと伸びてきた。馬場の真ん中にいたクロワデュノールを交わし、ダノンデサイルも置いていくと、残り100mからは空馬も加わりびっしりと激しい叩き合い。マスカレードボールが少し前に出たところを、カランダガンがゴール寸前で際どく交わして勝利を飾った。

欧州年度代表馬が底力を見せて20年ぶりの快挙

今年の欧州年度代表馬に選出されたフランスの4歳セン馬カランダガンが衝撃の走りを披露。実績十分とはいえ、日本最強クラスの馬が揃う東京芝2400mのG1で勝ち切ることがいかに難しいことか。コースレコードをマークしたことよりも、外国調教馬がジャパンCを勝ったことに大きな意味がある。05年にアルカセットがハーツクライを下して勝利した際も、当時のコースレコード(2分22秒1)だった。この時からちょうど20年が過ぎ、新たに日本競馬史に残るレースが生まれた。

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