ホープフルステークス2023 過去10年の傾向(データ)｜G1特集

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過去９年のJRA-VANデータをもとに、
ホープフルステークスを丸裸にしてみよう！

昨年は14番人気ドゥラエレーデが優勝。２着に７番人気トップナイフ、３着に６番人気キングズレインが入った。

１）順当か波乱か、両極端な一戦

現在の中山芝2000ｍでＧ２・Ｇ１として行われている2014年以降・近９年の人気別成績は、１番人気馬が【5.1.0.3】。2020年ダノンザキッドら最多の５勝をあげ、連対率・複勝率66.7％。２番人気馬は【2.1.3.3】で一昨年のキラーアビリティら２勝をあげ、複勝率66.7％で１番人気馬に並んでいる。３番人気馬は【1.2.1.5】で15年ハートレーが勝利し、複勝率44.4％。これら上位３番人気で大半の８勝をあげている。

昨年は14番人気ドゥラエレーデが優勝。ただし、10番人気以下の激走は同馬のみ。配当面では３連単で３万円未満の堅い決着が６回と目立つ一方で、14年には３連単34万円、昨年は同246万円（14→７→６番人気）と波乱となることもある。順当か波乱か、両極端な一戦となっている。

２）勝ち馬はキャリア４戦以内

キャリア別成績は、出走数最多の２戦の馬が【4.5.4.37】。19年コントレイルら４勝をあげ、連対率18.0％・複勝率26.0％。この組の３着以内馬13頭中12頭は上位４番人気以内に支持されていた。新馬戦を勝ったばかりの１戦の馬は【2.0.2.12】。14年シャイニングレイら２勝をあげ、複勝率25.0％。３戦の馬は【1.1.2.27】で複勝率12.9％、４戦の馬は【2.1.1.17】で同19.0％。勝ち馬はすべて４戦以内の馬から出ている。

５戦以上の馬は勝ち星がないものの、６戦の馬は【0.2.0.2】で連対率・複勝率50.0％と健闘している。

３）好走馬は前走連対組が大半

前走着順別成績は、前走１着馬が【6.8.9.61】。18年サートゥルナーリアら６勝をあげ、複勝率27.4％。前走２着馬は【2.1.0.7】で17年タイムフライヤーら２勝をあげ、連対率・複勝率30.0％と前走１着馬を上回っている。好走馬はこれら前走で連対した馬が大半だ。例外は昨年１着のドゥラエレーデ（前走４着）のみ。

前走距離では出走数最多の2000ｍ組が【4.4.5.63】。16年レイデオロら４勝をあげ、複勝率17.1％。前走1800ｍ組は【5.3.4.35】で近５年続けて勝ち馬が出ており、複勝率25.5％。勝ち馬９頭はいずれも前走1800ｍか2000ｍを使われていた。前走1600ｍ組は【0.2.0.6】で連対率・複勝率25.0％。前走1400ｍ以下は【0.0.0.3】となっている。

４）前走上がり最速馬が５勝

前走上がり順位別成績は、前走上がり１位だった馬が【5.5.5.32】。20年ダノンザキッドら最多の５勝をあげ、複勝率31.9％と優秀だ。前走上がり２位の馬は【3.2.3.24】で一昨年のキラーアビリティら３勝をあげ、複勝率25.0％。前走上がり３位の馬は【0.2.1.10】で複勝率23.1％。３着以内馬27頭中26頭を前走上がり３位以内の馬が占めている。

前走上がり４位以下は【1.0.0.38】で、昨年１着ドゥラエレーデ以外は好走馬が出ていない。

【ホープフルステークス過去9年】

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