ホープフルステークス2025 過去10年の傾向(データ)｜G1特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
ホープフルステークスを丸裸にしてみよう！

昨年は１番人気クロワデュノールが優勝。２着に６番人気ジョバンニ、３着に17番人気ファウストラーゼンが入った。

１）順当か波乱か、両極端な一戦

過去10年（Ｇ２時代の2015〜16年を含む）の人気別成績は、１番人気馬が【7.1.0.2】。昨年のクロワデュノールら過半数の７勝をあげ、連対率・複勝率80.0％。２番人気馬は【1.2.3.4】で21年キラーアビリティが勝利し、複勝率60.0％で１番人気馬に次いで高い。３番人気馬は【1.2.1.6】で15年ハートレーが勝利し、複勝率40.0％。これら上位３番人気以内で大半の９勝をあげている。

人気薄では22年に14番人気ドゥラエレーデが優勝。昨年は17番人気ファウストラーゼンが３着に激走するなど、近３年は10番人気以下の人気薄が１頭ずつ激走している。配当面では３連単で３万円未満の堅い決着が６回と多い一方で、22年は246万円（14→７→６番人気）、昨年は29万円（１→６→17番人気）など波乱となる年もある。

２）勝ち馬はキャリア４戦以内

キャリア別成績は、出走数最多の２戦の馬が【6.6.4.43】。19年コントレイルら過半数の６勝をあげ、連対率20.3％・複勝率27.1％。この組の３着以内馬16頭中15頭は上位４番人気以内に支持されていた。新馬戦を勝ったばかりの１戦の馬は【1.0.2.16】。15年ハートレーが勝利し、複勝率15.8％。３戦の馬は【1.2.2.30】で複勝率14.3％、４戦の馬は【2.0.2.16】で同20.0％。勝ち馬はすべて４戦以内の馬から出ている。

５戦以上の馬は勝ち星がないものの、６戦の馬は【0.2.0.2】で連対率・複勝率50.0％と健闘している。

３）前走上がり２位以内が大半の９勝

前走上がり順位別成績は、前走上がり１位の馬が【6.5.6.40】。20年ダノンザキッドら過半数の６勝をあげ、複勝率29.8％。前走上がり２位の馬は【3.3.2.26】で18年サートゥルナーリアら３勝をあげ、複勝率23.5％。これら前走上がり２位以内の馬で大半の９勝をあげている。

前走距離別成績は、前走1800ｍ組が【7.2.3.42】。昨年のクロワデュノールら近７年続けて勝ち馬を出しており、複勝率22.2％。前走2000ｍ組は【3.6.6.71】で17年タイムフライヤーら３勝をあげ、複勝率17.4％。前走1600ｍ組は【0.2.1.5】で勝ち馬こそ出ていないものの、複勝率37.5％と高い。

４）ノーザンファーム生産馬が８勝

生産者別成績は、ノーザンファーム生産馬が【8.4.5.28】。22年ドゥラエレーデら大半の８勝をあげ、複勝率37.8％と優秀だ。なかでも前走１番人気だった馬は【7.3.4.9】で連対率43.5％・複勝率60.9％と非常に高い。他では社台コーポレーション白老ファーム生産馬が【1.0.0.1】で17年タイムフライヤー、ノースヒルズ生産馬が【1.0.0.3】で19年コントレイルがそれぞれ優勝している。

なお、社台ファーム生産馬は【0.0.1.17】で連対馬が出ておらず、３着１回のみとなっている。

【ホープフルステークス過去10年】

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