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G1特集 第163回 天皇賞(春)G1特集 第163回 天皇賞(春)

調教情報

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アリストテレス

前走後は放牧を挟んで4月上旬に栗東へ帰厩。4月8日から今週にかけて4週続けてきちんと追い切りをこなしており、調整過程に問題はない。ここ2週はWコースで僚馬と併せ、先週はルメール騎手を背に格下馬と併入。今週は松若騎手を背に2頭の外に合わせる形。直線は別の併せ馬と合流する形で全5頭の真ん中に入ったが、落ち着いて走れていた。体調面は万全と見てよさそうだ。

ワールドプレミア

前走の6日後に坂路入りを再開。4月8日から今週にかけて4週続けてWコースでしっかりと追い切られており、調整過程は順調だ。先週は福永騎手を背にオープン馬にやや手応え劣勢も、馬場の荒れた時間帯に1000m64秒台の好時計をマーク。今週は助手を背に1000m68秒台とごく軽めの内容で終えた。馬体はきっちり仕上がっており、現状の実力は出し切れる仕上がりだ。

ディープボンド

前走後は放牧を挟んで4月上旬に栗東へ帰厩。4月8日から今週にかけて4週続けてきちんと追い切りをこなしており、調整過程に問題はない。ここ2週は和田竜騎手を背にWコースで追われ、先週は長めから一杯に追われて先着し、1200m79秒前後の好時計をマーク。今週は単走で1000m68秒前後とごく軽めの内容で終えた。太め感なく仕上がっており、前走時の好状態を維持できている。

 
カレンブーケドール

前走後は自厩舎でしっかり疲れを取った後、4月11日に軽めの追い切りを再開。14日から今週にかけて3週続けて坂路で併せ馬をこなしており、問題のない調整過程と見ていい。ここ2週は同じ馬と併せ、先週は助手を背に楽な手応えで併入。今週は戸崎騎手を背に終いだけ軽く仕掛けられて先着した。現段階では余裕残しの造りに映るが、輸送でちょうど良い状態になりそうだ。

オーソリティ

前走後は放牧を挟んで4月9日に美浦へ帰厩。11日から今週にかけて週2本ずつ、計6本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は助手を背にWコースで追われ、先週は単走ながら外めを回って直線は豪快な動きを披露。今週は僚馬の後ろで我慢させる形から内に併せ、最後は追われて併入に持ち込んだ。初の関西遠征が課題だが、現時点ではほぼ万全の仕上がりだ。

ディアスティマ

前走後は放牧を挟んで4月8日に栗東へ帰厩。11日から今週にかけてすべて坂路で週2本ずつ、計6本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は北村友騎手を背に追われ、先週は単走で終い重点の内容を消化。今週は格下馬と併せて楽な手応えで並走していたが、最後は一杯に追われてやっと併入の形だった。やや余裕残しに映るが、力は出せる状態だ。

ウインマリリン

前走後は自厩舎でしっかり疲れを取った後、4月11日から日曜は坂路、水曜はWコースというメニューで計6本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。先週は横山武騎手を背にオープン馬と併せて手応え劣勢も、追走する形で好時計をマークしており、動きに問題なし。今週は助手を背に単走だったが、素軽い動きは目についた。輸送前としては万全の状態だ。

ユーキャンスマイル

前走後はプール調教中心にクールダウンした後、3月30日に坂路入りを再開。4月7日から今週にかけて、週2本ペースで計7本の追い切りをこなしており、調教量は十分だ。ここ2週はWコースで追われ、先週は藤岡佑騎手を背に3頭併せの内に入れて最先着し、1200m78秒台の猛稽古を消化。今週は荻野琢騎手を背に軽めにとどめたが、動きに問題はなかった。現状の実力は出し切れる状態だ。

その他の出走馬

ナムラドノヴァンは先週、内田博騎手を背にWコースの3頭併せで内の格下馬に遅れたが、1200m78秒台、ラスト200m11秒台と時計的には合格点。今週は未勝利馬相手とはいえ終始楽な手応えで楽々と併入する好調教で、状態面は万全。オセアグレイトは先週、Wコースで前の2頭を並ぶ間もなく外から交わす豪快な動きを披露。今週も先行していた2頭を離れた外から馬なりで抜き去る好調教で、目下絶好調という印象。ディバインフォースは中山帰りで中1週という強行軍だが、今週も単走ながらWコースでしっかりと追い切りをこなしており、動きも悪くなく、体調面に問題はない。