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G1特集 第163回 天皇賞(春)G1特集 第163回 天皇賞(春)

指数分析

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【出走予定馬のZIと過去5走の補正タイム】

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馬名 ZI 1走前 2走前 3走前 4走前 5走前
カレンブーケドール 125 94 93 98 94 92
ディープボンド 124 95 80 89 84 83
オーソリティ 121 97 79 94 87 76
ウインマリリン 119 95 92 92 65 86
ワールドプレミア 118 94 93 92 93 89
アリストテレス 114 73 96 96 76 67
ディアスティマ 113 85 79 74 67 18着
ユーキャンスマイル 113 86 85 80 90 93
オセアグレイト 107 89 90 95 82 76
シロニイ 101 79 78 75 75 74
メイショウテンゲン 101 77 49 57 56 78
ジャコマル 99 89 83 89 81 78
ディバインフォース 99 76 76 70 57 74
ナムラドノヴァン 98 85 87 87 73 74
マカヒキ 98 88 85 92 86 80
メロディーレーン 81 77 73 75 64 80
ゴースト 0 中止 81 81 74 72
 
1)ZIのトップはカレンブーケドールだが

ZIはトップがカレンブーケドール(125)で、差がない2番手にディープボンド(124)。以下、オーソリティ(121)、ウインマリリン(119)、ワールドプレミア(118)が続く。レース当日の人気はかなりの混戦が予想され、果たしてどの馬が1番人気になるか。アリストテレスは指数114だが、上位人気に支持されても不思議はない。

2)補正タイムもカレンブーケドールが1位

補正タイムもトップはカレンブーケドール(98)となった。3走前のジャパンC(4着)の指数が最も高く、その他のレースでは指数92〜94あたりで安定している。ただ、善戦はするものの勝ち切れないのがやはりネック。3200mの距離も初めてであり、突き抜けることができるか。

3)ダイヤモンドSの指数が高い

オーソリティは前走ダイヤモンドS(2着)の指数が高い。グロンディオーズにクビ差で敗れたが、同馬よりも斤量は2キロ重かった。また、過去10年の同レースの指数と比較しても、2015年フェイムゲーム(次走天皇賞・春2着)を超えてトップの評価だ。

4)アリストテレスを見直す

昨年の菊花賞も指数的にはハイレベルだった。過去10年の比較では、オルフェーヴルが3冠を達成した11年と並んでトップの指数だ。よって菊花賞でコントレイルとクビ差の2着だったアリストテレスは見直しが必要だろう。なお、本競走のステップレースである阪神大賞典と日経賞の今年の指数は、ともに平均よりも若干上だった。まずまずのレベルとみていい。

<用語解説>
ZI(ゼットアイ)

前走着順、人気、着差等を簡単に指数化したもの。基本的にこの指数が高いと上位人気に支持される傾向がある。ZI最高値をマークしている馬は連対率が高く、特に2番目の馬より5以上の差をつけている場合、特別な理由(休み明け、前走と大きく異なる条件など)がない限り、信頼できる。ただし、ZI最高値が115以下の場合は混戦と考えられる。

補正タイム

基準タイム(そのレースの平均的な勝ちタイム)とその馬の走破タイムをもとに、異なる距離やクラスでも簡単に比較できるようにした指数。スピード指数のようなイメージで、指数が高いほど、時計的な価値があると考えられる。