第37回 フェブラリーステークス レース結果回顧・払戻｜G�T特集

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レース結果

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モズアスコット、鮮やかに突き抜けてダートでもＧ１制覇！

第37回フェブラリーＳはＣ.ルメール騎手騎乗のモズアスコットが先団勢を見ながら追走すると、最後の直線は外から鮮やかに突き抜けて優勝。2018年の安田記念に続き、Ｇ１・２勝目を飾った。勝ち時計は1分35秒2（良）。鞍上のルメール騎手、本馬を管理する矢作芳人調教師ともにこのレースは初勝利となった。

２着は２馬身半差で長岡禎仁騎手騎乗の16番人気ケイティブレイブ。３着は１馬身1/4差で松山弘平騎手騎乗の３番人気サンライズノヴァ。

レース展開・総括

アルクトスとワイドファラオが競り速いペースに

スタートで大きな出遅れはなかった。３番ワイドファラオが飛び出してハナへ。半馬身差の２番手に２番アルクトス。２馬身差の好位に１番ブルドッグボス、４番タイムフライヤー、５番インティ、６番ミッキーワイルド、７番ヴェンジェンスがかたまっての追走。その後ろから12番モズアスコット、外から13番デルマルーヴル。内めから15番ケイティブレイブが押っつけて追走。３馬身差で後方にかけて16番ワンダーリーデルと10番ノンコノユメ、９番サンライズノヴァ。さらに３馬身差で８番キングズガード、14番ミューチャリー、11番モジアナフレイバーという隊列になった。

前半800m通過は46秒4で速いペース。３〜４コーナーの中間ではアルクトスとワイドファラオがほぼ並んだ。単独の３番手にタイムフライヤー。押っ付けてインティがその後ろから追走し、４番手の外から最後の直線に入っていった。

モズアスコットが外から突き抜ける

アルクトスがわずかに先頭に立ち、残り400mでワイドファラオがやや後退。２番手にタイムフライヤー。インティは早々と伸び脚を欠いてしまい、替わってモズアスコットが勢いよく上がってきた。後ろの大外からはケイティブレイブとワンダーリーデルが併せ馬でグイグイと末脚を伸ばしてきた。

残り200mでアルクトスの脚が上がってしまい、モズアスコットが一気に先頭へ。タイムフライヤーは２番手で食い下がるが、外からきた馬の勢いがまさった。ケイティブレイブはワンダーリーデルを競り落としたが、さらに外からサンライズノヴァが凄い脚で伸びてきた。しかし、抜け切ったモズアスコットの大勢は揺るがず、そのままゴール。２着にケイティブレイブ。３着は際どい争いとなり、外のサンライズノヴァが先着した。

芝・ダート両方のＧ１を制覇

モズアスコットは前走根岸Ｓ同様、力強い伸び脚で突き抜けた。流れは向いたが、１ハロンの延長は全く問題がなかった。中央の芝とダート両方のＧ１制覇は、クロフネ、アグネスデジタル、イーグルカフェ、アドマイヤドンに続き、史上５頭目の快挙となった。距離はマイル以下がベストだろうが、今後もダート路線で益々の活躍が期待できるだろう。

２着ケイティブレイブはシンガリ人気での激走。実績的にはこのメンバーで上位だが、過去のフェブラリーＳの成績・内容が悪く、近走も不振で軽視されても仕方がない状況ではあった。驚きの一変と言えるだろう。

【第37回 フェブラリーステークス　成績表】

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【第37回 フェブラリーステークス　払戻金】

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