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G1特集 第37回 フェブラリーステークスG1特集 第37回 フェブラリーステークス

調教情報

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インティ

同じ中3週だった前々走時より追い切り本数は少ないが、東京遠征を控えていることもあり、この点は問題ないと見ていいだろう。今週は助手を背に坂路で単走追い。道中行きたがる面を見せたり、ゴール前で若干フラつく気性面の難しさこそ覗かせたが、800m51.1秒の自己ベストをマークしてラスト200mも12.5秒と粘れていた。体調に関しては万全の状態と見てよさそうだ。

モズアスコット

前走の4日後には坂路入りを再開してきちんと乗り込まれており、疲労残りの不安もなく調整過程は順調だ。今週はルメール騎手を背に坂路で格下馬を追走してスタート。最初の入りこそ遅かったものの、そこから一気にスピードを上げて追いつき、ラスト150mから軽く追われると突き放して楽に先着した。800m51.4秒、ラスト200m12.4秒と時計も悪くなく、ほぼ万全の仕上がりだ。

アルクトス

約4か月ぶりの実戦になるが、放牧先から1月16日に美浦へ帰厩して1か月以上にわたって入念に乗り込まれており、調教量に問題はない。先週は助手を背にWコースで3頭併せの真ん中に入り、併入も手応えはやや劣勢。今週は田辺騎手を背にPコースで僚馬を追いかけ、直線は楽な手応えのまま鋭い末脚を見せて併入した。大型馬だが、9分通りには仕上がった印象だ。

 
サンライズノヴァ

前走後は放牧を挟んで1月18日に栗東へ帰厩。1月30日から今週にかけて、4週続けて坂路で強めの追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は松山騎手を背に坂路で追われ、先週はクリソベリルと併せて先着し、800m50.4秒の好時計をマーク。今週は併せたG1馬に突き放されてしまったが、自身の走りは出来ていた。実力をきっちり出し切れる仕上がりだ。

ヴェンジェンス

中3週で中間の追い切りは2本のみだが、東京遠征を控えていることを考慮すれば問題ないと見ていい。ここ2週は幸騎手を背に坂路単走で、先週は終い軽く促された程度で800m52.7秒、ラスト200m12.8秒という内容。今週は先週のリプレイを見ているかのような内容で、800m52.8秒、ラスト200m12.7秒と時計もほぼ同じだった。動きの安定感が抜群で、体調面も近走とほぼ変わりない。

その他の出走馬

ノンコノユメは放牧を挟んで1月末に帰厩し、小林分場で乗り込み入念。今週は火曜日に長めから強めに追われて好時計を出しており、状態面は万全。デルマルーヴルは川崎遠征から中2週半という変則日程。軽めの追い切り中心で動きもそれほど目立たないが、馬体はきっちり出来ており、状態面に不安なし。ワイドファラオは助手を背にWコースで長めからの3頭併せで2頭に遅れはしたが、1000m64秒台、ラスト200m12秒前後と時計的には悪くなく、実力を出し切れる仕上がりだ。