エリザベス女王杯2025 過去10年の傾向(データ)｜G1特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
エリザベス女王杯を丸裸にしてみよう！

昨年は３番人気スタニングローズが優勝。２着に12番人気ラヴェル、３着に２番人気ホールネスが入った。

１）波乱の決着もある一戦

過去10年（2020〜22年の阪神開催を含む）の人気別成績は、１番人気馬が【2.1.2.5】。一昨年のブレイディヴェーグら２勝をあげ、複勝率50.0％。２番人気馬は【0.0.2.8】で勝ち星がなく、複勝率20.0％と低い。３番人気馬が【4.0.3.3】で昨年のスタニングローズら最多の４勝をあげ、複勝率70.0％でトップ。以下、４・５・６・10番人気馬が１勝ずつ。２着馬（2022年は２着同着のため11頭）は７番人気以下が過半数の７頭と伏兵の激走が目立っている。

３連単の配当では３万円未満の堅めの決着が４回、10万円以上も５回（22年は２着同着のため６通り）。21年には10→７→９番人気の順で３連単339万馬券と大荒れ。波乱の決着もある一戦だ。

２）４歳馬が過半数の６勝

年齢別成績は４歳馬が【6.5.5.48】と過半数の６勝をあげ、連対率17.2％・複勝率25.0％でともにトップ。昨年は２・３着馬が該当し、毎年１頭は３着以内に入っている。３歳馬は【2.2.3.22】で17年モズカッチャンら２勝をあげ、連対率13.8％・複勝率24.1％。これら３歳馬、４歳馬で全３着以内馬30頭中23頭を占めている。

５歳馬は【2.3.1.57】で20年ラッキーライラックら２勝をあげるも、複勝率9.5％と３・４歳馬に差をつけられている。なお、６歳馬【0.1.0.10】、７歳以上【0.0.0.4】でともに勝ち星がなく、不振傾向にある。

３）府中牝馬Ｓ組は４歳馬が好成績

前走レース別成績は出走数最多の府中牝馬Ｓ組（今年からアイルランドトロフィー組）が【4.6.1.42】。21年アカイイトら４勝をあげ、複勝率20.8％。この組は４歳馬が【4.3.1.16】でこの組の勝ち馬４頭すべて出ており、複勝率33.3％と優秀だ。オールカマー組は【2.1.0.13】で22年ジェラルディーナら２勝。この組の連対馬３頭はいずれも前走で５着以内に入っていた。

秋華賞組は【1.2.2.16】で17年モズカッチャンが勝利し、複勝率23.8％。他では少数ながら札幌記念組【1.1.1.1】で、複勝率75.0％と好相性。なお、前走オープン特別組【0.1.1.20】で勝ち星なし、前走３勝クラス組【0.0.0.20】からは好走馬が出ていない。

４）京都開催は内の１・２枠が高複勝率

京都開催（2015〜19年、23年・24年）過去７年の枠番別成績は、１枠が【2.0.2.8】。一昨年のブレイディヴェーグら２勝をあげ、複勝率33.3％でトップだ。２枠は【1.2.1.10】で16年クイーンズリングが勝利し、複勝率28.6％と高い。他では６枠が【3.0.1.10】で昨年のスタニングローズら最多の３勝をあげ、複勝率28.6％と優秀だ。

勝ち馬７頭は６枠より内から出ており、７枠【0.0.0.17】、８枠【0.2.0.17】はともに不振傾向にある。

【エリザベス女王杯過去10年】

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