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G1特集 エリザベス女王杯2024G1特集 エリザベス女王杯2024

有力馬情報

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レガレイラ ハイレベルのダービーで5着

レガレイラ
ホープフルSを勝利したレガレイラ

23年ホープフルSではシンエンペラーを下して勝利。今春は皐月賞6着(1番人気)、日本ダービー5着(2番人気)と期待に応えられなかったが、一定の評価を与えていいだろう。特に日本ダービー組はレベルが高く、その後多くの馬が活躍。直線の併せ馬で本馬が置き去りにしたアーバンシック(11着)は、セントライト記念→菊花賞と連勝した。前走ローズSは5着と不満だが、レースの流れに乗れず、直線は脚を余した感じだったので見直してもいいだろう。今回も同じレース展開になるリスクはあるものの、底力に期待したい。

シンティレーション 充実している上がり馬

シンティレーション
アイルランドT府中牝馬S2着のシンティレーション(一番左)

2走前の新潟日報賞はゴール前で内を抜けて勝利。クビ差の2着に下したトロヴァトーレは、今後マイル重賞で楽しみな3歳馬であり、価値ある内容でもあった。前走アイルランドトロフィー府中牝馬Sは中団よりも後ろで追走し、上がり3ハロン32秒8の決め手でブレイディヴェーグの2着。近2走とも人気はなかったが、ここにきてかなり充実している印象を受ける。左回り【1.2.0.1】(複勝率75.0%)に対し、右回り【3.2.2.3】(複勝率70.0%)と複勝率は差がない。今回、騎乗予定のT.マーカンド騎手がうまく乗ってくれれば十分チャンスはありそう。

シンリョクカ 昨年以上の結果を

シンリョクカ
新潟記念を制したシンリョクカ

昨年のエリザベス女王杯は直線で外に持ち出されるも、もたついた脚取りでジリジリとしか伸びず9着。続く日経新春杯は直線入口で手ごたえが悪く、残り200mでは脚色一杯となり10着と、この2戦の印象は良くない。その後中山牝馬S3着、福島牝馬Sは落馬競走中止。前走新潟記念は2番手追走から、直線は馬場の真ん中を通って脚を伸ばし、最後はセレシオンやキングズパレスの猛追を凌いで重賞初制覇を飾った。平均的にいい脚を使い、距離2000m前後の適性も十分ある。瞬発力勝負では分が悪そうだが、レース運び次第では、昨年よりもいい競馬ができても不思議はない。

 
ホールネス 新潟牝馬Sを快勝

キャリアが浅い外国産の4歳馬だが、まだ底を見せていないのがセールスポイント。今年3月の熊野特別(2勝クラス)を勝ち、続くマーメイドSに格上挑戦し、6番人気で3着。直線大外から脚を伸ばし、2着エーデルブルーメとはクビ差だった。前走新潟牝馬Sは直線で馬場の真ん中を通ってキッチリ抜け出し、1番人気に応えるいい勝ち方をした。距離2200mの成績が【3.1.0.0】というのも大きな強み。今年は近走成績がいい実績上位馬が少ないメンバー構成なので、本馬にかかる期待も大きい一戦となりそうだ。

スタニングローズ 22年の秋華賞馬

22年のオークス2着や秋華賞1着など、実績はこのメンバーで上位だが、2年以上好走実績がなく、信頼して狙いづらい面がある。ただ、3走前の大阪杯はハナに行かされる展開となり8着。勝ち馬ベラジオオペラとは0.5秒差、同タイム7着だったソールオリエンスが次走宝塚記念で2着と好走したことを考えると、本馬の評価をあらためてもいいかもしれない。続くヴィクトリアマイル(9着)は距離不足。前走クイーンSは直線での叩き合いの末、6着ながら勝ち馬と0.2秒差。走る気持ちは失っていない様子なので、復活できる可能性はあるとみたい。