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京都競馬場の芝2200mを舞台に行われるエリザベス女王杯。今年、中距離女王に輝くのは?
1970年に4歳(旧表記)牝馬三冠の最終戦として創設された「ビクトリアカップ」が前身。75年にエリザベス女王の来日を記念し、翌76年から「エリザベス女王杯」として新たに第1回が開催された。当初は京都競馬場・芝2400mが舞台で、4歳(現3歳)牝馬限定の競走だった。
84年のグレード制導入ではG1に格付け。96年に競走条件が4歳牝馬限定から4歳以上の牝馬限定へと変更。それに伴って、距離も芝2200mへと短縮。同年に三冠最終戦として秋華賞が新設。これにより、3歳馬(現表記)と古馬との対決が実現。牝馬の中距離頂上決戦として位置付けられるようになった。
99年からは国際競走に指定されている。また、08年に創設された秋季国際G1競走シリーズ『ジャパン・オータムインターナショナル』に指定されている。