第87回 東京優駿（日本ダービー） 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

競馬予想・競馬情報トップ　> G1特集　> 東京優駿（日本ダービー）　> 2020　> 過去の傾向

過去10年のJRA-VANデータをもとに、
東京優駿（日本ダービー）を丸裸にしてみよう！

昨年は12番人気ロジャーバローズが激走して勝利。２着に３番人気ダノンキングリー、３着に２番人気ヴェロックスが入った。

１）近２年は波乱の決着

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【3.1.3.3】。2015年ドゥラメンテら３勝をあげ、連対率40％・複勝率70％。２番人気馬は【1.1.1.7】で17年レイデオロの１勝で、連対率20％・複勝率30％と低い。対して、３番人気馬は【3.3.1.3】で16年マカヒキら３勝をあげ、連対率60％でトップだ。以下、５・７・12番人気馬が１勝ずつ。昨年は12番人気馬ロジャーバローズが勝利している。

２・３着馬も下位人気まで幅広く分布。近５年でみると、15〜17年にかけては上位５番人気以内で堅くおさまっていたが、近２年は一昨年は16番人気馬が３着、昨年は12番人気馬が１着と２ケタ人気馬が激走。１番人気馬が馬券圏外に敗れており、波乱の決着となっている。

２）皐月賞組は芝中距離の重賞勝利実績に注目

前走レース別成績は、出走数が抜けて多い皐月賞組が【8.7.5.66】。一昨年のワグネリアンら大半の８勝をあげており、勝率・連対率・複勝率いずれもトップだ。昨年は２・３着が該当しており、毎年連対馬が出ている。この組の３着以内馬20頭中17頭は前走で上位５番人気以内に支持されていた。ただし、皐月賞を１番人気で勝利した馬は【0.0.1.2】と連対馬が出ていない。

また、皐月賞組は芝中距離の重賞実績に注目。３着以内馬20頭のうち、皐月賞を含めて過去に芝1800ｍ〜2000ｍの重賞を勝利した経験がある馬が18頭と大半を占めている。

３）別路線組は前走連対がほぼ必須

トライアルの青葉賞組は【0.2.3.20】で、勝ち馬は出ていない。この組の前走１着馬は【0.2.1.7】で、好走した17年３着のアドミラブルら３頭はいずれも前走上がり最速で勝利していた。また、13年３着アポロソニックは前走青葉賞でタイム差なしの２着。14年３着のマイネルフロスト（青葉賞６着）は２走前の毎日杯を勝利していた。

京都新聞杯組は【2.1.1.22】で13年キズナ、昨年のロジャーバローズが勝利。３着以内馬４頭はいずれも前走で連対したディープインパクト産駒だった。プリンシパルＳ組は【0.0.1.8】で、一昨年コズミックフォースが16番人気で３着に激走している。なお、ＮＨＫマイルＣ組は【0.0.0.22】と不振傾向にある。皐月賞以外の組で３着以内に入った10頭中９頭は前走で連対を果たしていた。

４）馬番１番＆奇数馬番は要チェック

馬番別成績は、最内の１番が【3.2.1.4】。昨年のロジャーバローズら最多の３勝をあげており、連対率50％・複勝率60％と非常に高い。これら内目の５番までの馬で過半数の６勝をあげている。対して、大外の馬番は【0.0.1.8】と連対馬が出ていない。

また、奇数馬番の馬は【6.6.8.69】で連対率13.5％・複勝率22.5％。対して、偶数馬番の馬は【4.4.2.79】で連対率9.0％・複勝率11.2％。複勝率では２倍の差が出ており、奇数馬番優勢の傾向が出ている。

【東京優駿（日本ダービー）過去10年】

この表は右にスクロールできます。