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G1特集 第87回 東京優駿(日本ダービー)G1特集 第87回 東京優駿(日本ダービー)

指数分析

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【出走予定馬のZIと過去5走の補正タイム】

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馬名 ZI 1走前 2走前 3走前 4走前 5走前
コントレイル 134 93 80 79 57  
サリオス 131 92 81 78 57  
ヴァルコス 123 90 68 65 58 52
ワーケア 121 80 75 74 57  
サトノフラッグ 120 82 83 73 61 48
マンオブスピリット 120 83 66 58 45  
アルジャンナ 118 76 74 71 57  
ディープボンド 118 83 79 70 56 60
ヴェルトライゼンデ 115 81 80 78 71 58
ガロアクリーク 111 86 82 65 54 57
ダーリントンホール 110 82 73 68 67 57
サトノインプレッサ 108 76 77 66 57  
ビターエンダー 105 76 76 73 68 60
マイラプソディ 105 78 66 79 74 57
レクセランス 105 79 74 70 56  
コルテジア 104 81 75 67 66 59
ウインカーネリアン 103 84 69 72 64 66
ブラックホール 101 79 79 61 72 56

フルゲート18頭。その他にも登録馬あり。

 
1)コントレイルが無傷の5連勝で2冠制覇へ

ZIのトップはコントレイル(134)。デビューから無傷の5連勝で春のクラシック2冠(皐月賞・日本ダービー)制覇を目指す。サリオス(131)は皐月賞2着からの逆転を狙う。この2頭が他馬を引き離しており、3位は青葉賞2着のヴァルコス(123)。以下、ワーケア(121)らが続く。

2)皐月賞の補正タイムは過去10年でトップ

補正タイムのトップもコントレイル。前走でマークした93という指数は、過去10年の皐月賞でトップの数値だ。勝ち時計の2分00秒7(稍重)からはわかりにくいが、非常に優秀と考えられる。昨年のサートゥルナーリアとは違い、本馬は東京で勝利(東スポ杯2歳S)している。コース替わりにおける不安はないだろう。

3)サリオスとヴァルコスも高い評価

皐月賞でコントレイルと0.1秒差の2着だったサリオス(92)も当然補正タイムは優秀。例年ならば勝っているレベルの数値だ。本馬の場合は距離延長がポイントになりそうだが、地力は想像以上に高い。青葉賞2着のヴァルコス(90)の補正タイムもかなり優秀。勝ち馬オーソリティとはタイム差がなかった。過去10年の青葉賞ではトップタイで、2017年のアドミラブル(ダービー3着)と同じ評価だ。

4)皐月賞3、4着馬もマーク

京都新聞杯を勝ったディープボンド(83)の指数は低くはないが、さらに大きな上積みがないと厳しそう。ビターエンダーが勝利したプリンシパルSの指数(76)は平凡だ。皐月賞3着のガロアクリーク(86)の方が補正タイムは上位。皐月賞4着のウインカーネリアン(84)あたりまでマークすべきかもしれない。

<用語解説>
ZI(ゼットアイ)

前走着順、人気、着差等を簡単に指数化したもの。基本的にこの指数が高いと上位人気に支持される傾向がある。ZI最高値をマークしている馬は連対率が高く、特に2番目の馬より5以上の差をつけている場合、特別な理由(休み明け、前走と大きく異なる条件など)がない限り、信頼できる。ただし、ZI最高値が115以下の場合は混戦と考えられる。

補正タイム

基準タイム(そのレースの平均的な勝ちタイム)とその馬の走破タイムをもとに、異なる距離やクラスでも簡単に比較できるようにした指数。スピード指数のようなイメージで、指数が高いほど、時計的な価値があると考えられる。