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G1特集 第66回 有馬記念G1特集 第66回 有馬記念

調教情報

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エフフォーリア

前走後は放牧を挟んで12月3日に美浦へ帰厩。翌日から坂路入りを再開し、軽め中心ながら入念に乗り込まれており、調整過程は順調だ。ここ2週は横山武騎手を背にWコース3頭併せで、先週は内に入って中の馬に先着し、外の馬と併入。今週は真ん中に入り、終い追われて最先着した。絶好の動きを見せていた前走時と比べると物足りなさは残るが、力は出せる仕上がりだ。

クロノジェネシス

前走後は検疫、放牧を経て12月2日に栗東へ帰厩。翌日から坂路入りを再開し、先々週から3週続けて団野騎手を背にWコースできちんと追い切りをこなしており、調整過程は順調と見ていい。ここ2週はオープン馬を追いかける形の併せ馬で、先週は直線で並ぶ間もなく交わして先着。今週は併入だったが、1000mで2秒近く差を詰めてきた。十分に実力を出せる状態だ。

ステラヴェローチェ

前走後は放牧を挟んで11月中旬に栗東へ帰厩。11月末から徐々に追い切りを強め、先々週から3週続けてWコースで併せ馬をこなしており、調教量に不足はない。先週は酒井騎手を背に手応え劣勢で併入も、ラスト400m11.4−11.2秒の好時計をマーク。今週はM.デムーロ騎手を背に手応え優勢で楽に併入した。現時点での実力をきっちり出し切れる好仕上がりだ。

 
タイトルホルダー

前走後は放牧を挟んで11月26日に美浦へ帰厩。2週前追い切りが放馬で2日ずれる誤算はあったが、その後の追い切りを見る限り、調整過程に問題はないと見ていい。ここ2週は横山和騎手を背にWコース3頭併せで、先週は僚馬2頭に手応え優勢で併入。今週は内から2頭に1馬身差まで追いついた後、あえてその差を保ったままゴールした。動きは良好で、ほぼ万全の仕上がりだ。

ディープボンド

前走後は検疫、放牧を経て11月下旬に栗東へ帰厩。12月1日から今週にかけて、4週続けてきちんと追い切りをやれており、調教量に不足はない。ここ2週は和田竜騎手を背にWコースで追われ、先週は併せ馬で先着して好時計をマーク。今週は単走で直線軽く促された程度だったが、ラスト400m11.8−11.7秒の時計通りの素軽さだった。輸送前の段階だが、きっちり仕上がった印象だ。

アカイイト

前走後は自厩舎でしっかり疲れを取り、11月27日から坂路入りを再開。速い追い切りこそ少ないが、乗り込みは入念で調整過程は順調だ。ここ2週は助手を背に坂路単走で追われ、先週は800m52.0秒と好時計は出たものの、終いは舌を出してやや集中力を欠いたような走り。今週も舌を出していたが、先週よりは踏ん張れていた。関東遠征が課題だが、現時点では体調面に不安はない。

アサマノイタズラ

前走後は放牧を挟んで11月18日に美浦へ帰厩。21日から今週にかけて、日曜坂路、水曜Wコースというメニューで週2本ずつ、計10本の追い切りをこなしており、調教量は十分だ。ここ2週は田辺騎手を背に追われ、先週は僚馬に追走先着。今週は2頭を追走して最後は内から併入し、1000m65.1秒の好時計をマークした。馬体もきっちり仕上がっており、状態面は万全だ。

アリストテレス

前走の5日後には坂路入りを再開して入念に乗り込まれており、調整過程は極めて順調だ。ここ2週は武騎手を背に追い切られ、先週はWコースで一杯に追われて2歳馬と併入と平凡な内容だったが、真面目に走っていない印象。今週も坂路で格下馬に先行しながら手応え互角で微差先着と地味な動きだった。体調面に不安はなく、実戦でどれだけ本気で走れるかがカギになる。

その他の出走馬

ペルシアンナイトは先週、ゲート練習を兼ねてダート追い。今週は助手を背にWコース単走で、ラスト400m11.5−11.3秒の好時計を出しており、体調面は高いレベルで安定。ウインキートスは2週続けて丹内騎手を背に僚馬と併せ、先週はWコースで追い出されると回転の速いフットワークで一気に突き放す豪快な動きを披露。今週は坂路で抑えきれない手応えで先着しており、状態面は万全。キセキはWコースで先週は松山騎手、今週は助手を背に単走で、2週ともに動きは悪くなく、近走と変わりない状態だ。