第66回 有馬記念 血統分析｜G�T特集

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ノーザンダンサーの５×５インブリードを持つシャドウディーヴァが面白い！

1）ミスタープロスペクター系だけが未勝利

過去10年間で７勝のサンデーサイレンス（ＳＳ）系だが、勝率が高いわけではない。ミスタープロスペクター系以外ならどの系統にも勝つチャンスはありそうだ。

●マイナス評価…父ミスタープロスペクター系

【父馬の系統別成績（過去10年）】

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【過去10年の連対馬の父と母父】

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2）母父は非主流血脈が狙い目か

オルフェーヴル、ゴールドシップ、リスグラシューら母父が「その他の系統」という馬が大活躍。母父ノーザンダンサー系にも一応の注意を払いたい。

◎プラス評価……母父「その他の系統」
　○プラス評価……母父ノーザンダンサー系
　●マイナス評価…母父ＳＳ系〜ヘイルトゥリーズン系

【母父の系統別成績（過去10年）】

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3）2400ｍ型の父×短距離型の母父

勝ち馬の父には芝2400ｍの国際的なＧ１で実績を残した馬がズラリ。母父は、純ステイヤーのメジロマックイーンを除けば短距離〜マイル戦で活躍した馬が目立つ。また勝ち馬９頭のうちクロノジェネシス以外の８頭にはノーザンダンサーのインブリード（４×５や５×５）があった。

◎プラス評価……父が芝2400ｍのＧ１勝ち馬
　◎プラス評価……母父が芝短距離〜マイルの重賞ウィナー
　◎プラス評価……ノーザンダンサーのインブリードがある

【勝ち馬の父・母父の現役成績）】

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4）母の母の父はマイル型がベター

勝ち馬の母の母の父は、仏マイルＧ１勝ち馬マナード、朝日杯勝ち馬フジキセキなど、1400〜1800ｍの重賞ウィナーが多い。マイル前後の重賞勝ち鞍があれば強調材料となりそうだ。

〇プラス評価……母の母の父がマイル前後で活躍

結論

連覇を目指すクロノジェネシスと同じ５歳牝馬の２頭が面白い。

シャドウディーヴァは父ハーツクライ、母父Dansili（マイル重賞勝ち馬）、母母父Indian Ridge（1400ｍ重賞勝ち馬）。メロディーレーンは父オルフェーヴル、母父Motivator（英ダービーのほかマイルＧ１の勝ち鞍もアリ）、母母父Shirley Heights（英ダービーのほかマイル重賞も勝っている）。どちらも母父ノーザンダンサー系で、ノーザンダンサーの５×５インブリードも持つ。

タイトルホルダーは父ドゥラメンテがミスタープロスペクター系。エフフォーリア、ステラヴェローチェ、アカイイトは母父がＳＳ系〜ヘイルトゥリーズン系。いずれも不安の先立つ血統だ。

【シャドウディーヴァの血統表】

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