安田記念2023 過去10年の傾向(データ)｜G1特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
安田記念を丸裸にしてみよう！

昨年は４番人気ソングラインが優勝。２着に２番人気シュネルマイスター、３着に８番人気サリオスが入った。

１）伏兵の一発もある一戦

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【3.3.2.2】。2015年モーリスら最多の３勝をあげ、連対率60.0％・複勝率80.0％と高い。対して２番人気馬は【0.1.1.8】で勝ち星がなく、複勝率20.0％と低い。以下、４・８番人気馬が各２勝、３・７・９番人気馬が１勝ずつ。７〜９番人気馬で計４勝をあげており、伏兵馬の一発がある。

２・３着馬は下位人気まで幅広く分布。特に３着馬は10番人気以下が３頭と多い。19年・20年を除いて、８番人気以下の伏兵が毎年１頭は３着以内に入っている。３連単で40万円以上の配当はないものの、10万円以上は半数の５回にのぼる。

２）４歳馬が最多の５勝

年齢別成績は、４歳馬が【5.2.2.26】。昨年のソングラインら最多の５勝をあげ、勝率14.3％・連対率20,0％・複勝率25.7％でいずれもトップ。５歳馬は【3.5.3.38】で一昨年のダノンキングリーら３勝で、連対率16.3％は４歳馬に次いで高い。６歳馬は【2.2.3.39】で17年サトノアラジンら２勝しており、勝ち馬はすべて４〜６歳におさまっている。

３歳馬は【0.0.1.3】で一昨年のシュネルマイスターが３着。なお、７歳以上の馬は【0.1.1.24】で複勝率7.7％と低い。

３）関東馬の牝馬が好成績

出走馬の所属別成績は、美浦所属の関東馬が【5.7.4.40】。20年グランアレグリアら５勝をあげ、連対率21.4％・複勝率28.6％と優秀だ。関東馬の中で牝馬は【2.4.1.5】で昨年のソングラインら２勝をあげ、複勝率58.3％と非常に高い。

対して、栗東所属の関西馬は【5.3.6.83】で18年モズアスコットら５勝をあげるも、連対率8.2％・複勝率14.4％と関東馬に差をつけられている。関西馬の中で牝馬は【0.0.0.6】といずれも着外に敗れている。

４）前走２番人気以内の馬に注目

前走人気別成績（国内のみ）は、前走１番人気馬が【4.2.3.22】。15年モーリスら最多の４勝をあげ、複勝率29.0％。前走２番人気馬は【3.3.2.14】で19年インディチャンプら３勝をあげ、複勝率は前走１番人気馬を上回る36.4％と優秀だ。前走国内組の勝ち馬９頭はすべて前走で４番人気以内に支持されていた。

なお、前走海外組は【1.2.1.14】で14年ジャスタウェイ（前走ドバイＤＦ）が勝利。３着以内馬４頭中３頭は前走を勝利し、安田記念で１番人気に支持されていた。

【安田記念過去10年】

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