安田記念2025 過去10年の傾向(データ)｜G1特集

競馬予想・競馬情報トップ　> G1特集　> 安田記念　> 過去の傾向

過去10年のJRA-VANデータをもとに、
安田記念を丸裸にしてみよう！

昨年は１番人気に推された香港馬ロマンチックウォリアーが優勝。２着に４番人気ナミュール、３着に２番人気ソウルラッシュが入った。

１）近年は堅めの決着が多い

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【2.3.3.2】。昨年のロマンチックウォリアー（香港）ら２勝をあげ、複勝率80.0％と高い。対して２番人気馬は【0.1.2.7】で勝ち星がなく、複勝率30.0％。以下、４番人気馬が一昨年のソングラインら最多の３勝、８番人気馬が２勝、３・７・９番人気馬が１勝ずつ。７〜９番人気馬で４勝をあげており、伏兵馬の一発がある。

10番人気以下は【0.0.1.70】で、３着１回のみ。2019年以降・近６年の３着以内馬はすべて８番人気以内で、８番人気ダノンキングリーが勝利した21年以外は３連単で７万円未満と堅めの決着が続いている。

２）４歳馬が最多の５勝

年齢別成績は、４歳馬が【5.3.2.30】。20年グランアレグリアら最多の５勝をあげ、勝率12.5％・連対率20.0％でともにトップ。５歳馬は【2.5.3.39】で21年ダノンキングリーら２勝で、複勝率20.4％。６歳馬は【3.1.3.35】で17年サトノアラジンら３勝しており、勝ち馬はすべて４〜６歳におさまっている。

３歳馬は【0.0.1.3】で21年シュネルマイスターが３着。なお、７歳以上の馬は【0.1.1.24】で複勝率7.7％と低い。

３）関東馬の牝馬が好成績

出走馬の所属別成績は、美浦所属の関東馬が【6.7.5.42】。16年ロゴタイプら過半数の６勝をあげ、連対率21.7％・複勝率30.0％と優秀だ。関東馬の中で牝馬は【3.4.1.4】で、22年・23年連覇のソングラインら３勝をあげ、連対率58.3％・複勝率66.7％と非常に高い。

対して、栗東所属の関西馬は【3.3.5.84】で18年モズアスコットら３勝も、連対率6.3％・複勝率11.6％と関東馬に差をつけられている。関西馬の中で牝馬は【0.1.0.8】と昨年ナミュールが２着と好走している。

４）勝ち馬はすべて前走４番人気以内

前走人気別成績（国内のみ）は、前走１番人気馬が【3.2.5.16】。15年モーリスら３勝をあげ、複勝率38.5％でトップ。前走２番人気馬は【3.3.2.16】で19年インディチャンプら３勝をあげ、複勝率33.3％。前走３番人気馬【1.1.0.11】で複勝率15.4％、前走４番人気馬【2.0.1.11】で同21.4％。これら前走４番人気以内の馬で前走国内組の勝ち馬９頭を含む３着以内馬23頭を占めている。

なお、前走海外組は【1.3.1.15】で昨年のロマンチックウォリアー（前走クイーンエリザベス２世Ｃ１着）が勝利。この組の３着以内馬５頭はすべて安田記念で上位３番人気以内に支持されていた。

【安田記念過去10年】

この表は右にスクロールできます。