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安田記念2026
血統分析

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父キズナ、母父が米G1勝ち馬のシックスペンスに注目!

1)ノーザンダンサー系とSS系の戦い

過去10年で最多の6勝をあげ、馬券圏内に13頭を送り込んでいるのが父サンデーサイレンス(SS)系。勝率・連対率・複勝率、いずれも父ノーザンダンサー系がトップ。この2系統の戦いだ。昨年の勝ち馬ジャンタルマンタルの父Palace Maliceはミスタープロスペクター系だが、系統としての成績は上記2系統に劣るのが現実である。

◎プラス評価……父ノーザンダンサー系
 〇プラス評価……父SS系
 ●マイナス評価…父SS系以外のヘイルトゥリーズン系/父ミスタープロスペクター系

【父馬の系統別成績(過去10年)】

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種牡馬系統 1着 2着 3着 4着以下 出走 勝率 連対率 複勝率
サンデーサイレンス系 6 3 4 69 82 7.3% 11.0% 15.9%
その他のヘイルトゥリーズン系 0 1 0 8 9 0.0% 11.1% 11.1%
ノーザンダンサー系 3 5 2 19 29 10.3% 27.6% 34.5%
ミスタープロスペクター系 1 1 4 35 41 2.4% 4.9% 14.6%
ナスルーラ系 0 0 0 1 1 0.0% 0.0% 0.0%
【過去10年の連対馬の父と母父】

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日付 馬名 種牡馬 母父馬
2025.6.8 1 10 ジャンタルマンタル Palace Malice Wilburn
2025.6.8 2 7 ガイアフォース キタサンブラック クロフネ
2024.6.2 1 7 $ロマンチックウォリアー Acclamation Street Cry
2024.6.2 2 5 ナミュール ハービンジャー ダイワメジャー
2023.6.4 1 18 ソングライン キズナ シンボリクリスエス
2023.6.4 2 4 セリフォス ダイワメジャー Le Havre
2022.6.5 1 13 ソングライン キズナ シンボリクリスエス
2022.6.5 2 9 $シュネルマイスター Kingman Soldier Hollow
2021.6.6 1 11 ダノンキングリー ディープインパクト Storm Cat
2021.6.6 2 5 グランアレグリア ディープインパクト Tapit
2020.6.7 1 11 グランアレグリア ディープインパクト Tapit
2020.6.7 2 5 アーモンドアイ ロードカナロア サンデーサイレンス
2019.6.2 1 5 インディチャンプ ステイゴールド キングカメハメハ
2019.6.2 2 2 アエロリット クロフネ ネオユニヴァース
2018.6.3 1 10 $モズアスコット Frankel Hennessy
2018.6.3 2 4 アエロリット クロフネ ネオユニヴァース
2017.6.4 1 14 サトノアラジン ディープインパクト Storm Cat
2017.6.4 2 16 ロゴタイプ ローエングリン サンデーサイレンス
2016.6.5 1 6 ロゴタイプ ローエングリン サンデーサイレンス
2016.6.5 2 8 モーリス スクリーンヒーロー カーネギー
 
2)SS系は2400m型、それ以外ならスピード型が良さそう

勝ち馬の父のうち、SS系の種牡馬(ディープインパクト、ステイゴールド、キズナ)は芝2400mG1の勝ち馬、ノーザンダンサー系の種牡馬(ローエングリン、Frankel、Acclamation)は芝のマイル以下で活躍した、という違いがある。特殊なのはミスタープロスペクター系のPalace Maliceで、ダートのマイルと2400mでG1を勝っている。

◎プラス評価……父がSS系で芝2400mのG1勝ち馬
 〇プラス評価……父がノーザンダンサー系の短距離馬〜マイラー

【勝ち馬の父とその短距離実績・2400m実績】

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勝ち馬の父 短距離実績 2400m実績
ローエングリン マイラーズCレコード勝ち 不出走
ディープインパクト 2000m未満不出走 日本ダービー、ジャパンC
Frankel マイルG1を7勝 不出走
ステイゴールド 1800m未満不出走 香港ヴァーズ
キズナ 1800m未満不出走 日本ダービー
Acclamation 1200mのG2勝ち 不出走
Palace Malice メトロポリタンH(ダ1600m) ベルモントS(ダ2400m)
3)母父にはダート適性が欲しい

さまざまな母父系統から勝ち馬が出ているが、率的にはSS系以外のヘイルトゥリーズン系とナスルーラ系が優位、SS系は勝率が低く勝ち切れていないことが特徴的。

SS、Storm Catのほか、Hennessy、Tapit、Street Cry、Wilburnは北米ダートの重賞(1400〜2000m)勝ち馬。またキングカメハメハはホッコータルマエなど、シンボリクリスエスはサクセスブロッケンなどの父。母父にはダート適性の高さが欲しいところだ。

◎プラス評価……母父が北米ダート重賞(1400〜2000m)の勝ち馬
 〇プラス評価……母父の産駒にダートG1勝ち馬がいる

【母父の系統別成績(過去10年)】

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母父の系統 1着 2着 3着 4着以下 出走 勝率 連対率 複勝率
サンデーサイレンス系 1 5 4 26 36 2.8% 16.7% 27.8%
その他のヘイルトゥリーズン系 2 0 0 11 13 15.4% 15.4% 15.4%
ノーザンダンサー系 3 3 4 54 64 4.7% 9.4% 15.6%
ミスタープロスペクター系 2 0 2 24 28 7.1% 7.1% 14.3%
ナスルーラ系 2 2 0 10 14 14.3% 28.6% 28.6%
その他の系統 0 0 0 7 7 0.0% 0.0% 0.0%
4)父・母父・母母父の出自や供用地に注目

勝ち馬の父のうち、SS系の種牡馬は日本で現役生活を送った馬たち。いっぽうローエングリンはSingspiel産駒のいわゆる持込馬、Frankel、Acclamation、Palace Maliceは海外種牡馬と、ノーザンダンサー系/ミスタープロスペクター系は海外色が強い。

勝ち馬の母父も、持込馬のキングカメハメハ(その父Kingmambo)、外国産馬のシンボリクリスエス(その父Kris S.)以外はSSと海外種牡馬。母の母の父はアグネスタキオン以外、海外種牡馬だ。

〇プラス評価……父が日本国内で活躍したSS系
 〇プラス評価……父がSS系以外の外国籍種牡馬
 ◎プラス評価……母父・母母父が外国籍・輸入種牡馬

結論

昨年ジャンタルマンタルが勝ったとはいえミスタープロスペクター系にとって、いまだ鬼門のレース。SS系以外のヘイルトゥリーズン系も苦戦中だ。パンジャタワー、トロヴァトーレ、アスクイキゴミ、ワールズエンド、アドマイヤズーム、ステレンボッシュらには厳しい戦いが待っている。

去年に引き続きシックスペンスに期待したい。父は日本ダービー馬キズナ、母父Twirling Candyはダート1400mの米G1勝ち馬、母母父も外国種牡馬Victory Gallop。母フィンレイズラッキーチャームも米G1勝ち馬。歴代優勝馬にもっとも近いタイプといえる。

またノーザンダンサー系種牡馬を父に持つ2頭にも注目。オフトレイルは父が英マイルG1の勝ち馬Farhh、母父はダートG1勝ち馬も出しているKingmambo、母母父はDanehill。ウォーターリヒトは父が米BCスプリントを制したドレフォン、母父はドバイワールドC(オールウェザー)勝ち馬ヴィクトワールピサだ。