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過去10年で最多の6勝をあげ、馬券圏内に13頭を送り込んでいるのが父サンデーサイレンス(SS)系。勝率・連対率・複勝率、いずれも父ノーザンダンサー系がトップ。この2系統の戦いだ。昨年の勝ち馬ジャンタルマンタルの父Palace Maliceはミスタープロスペクター系だが、系統としての成績は上記2系統に劣るのが現実である。
◎プラス評価……父ノーザンダンサー系
〇プラス評価……父SS系
●マイナス評価…父SS系以外のヘイルトゥリーズン系/父ミスタープロスペクター系
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| 種牡馬系統 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 出走 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| サンデーサイレンス系 | 6 | 3 | 4 | 69 | 82 | 7.3% | 11.0% | 15.9% |
| その他のヘイルトゥリーズン系 | 0 | 1 | 0 | 8 | 9 | 0.0% | 11.1% | 11.1% |
| ノーザンダンサー系 | 3 | 5 | 2 | 19 | 29 | 10.3% | 27.6% | 34.5% |
| ミスタープロスペクター系 | 1 | 1 | 4 | 35 | 41 | 2.4% | 4.9% | 14.6% |
| ナスルーラ系 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
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| 日付 | 着 | 番 | 馬名 | 種牡馬 | 母父馬 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025.6.8 | 1 | 10 | ジャンタルマンタル | Palace Malice | Wilburn |
| 2025.6.8 | 2 | 7 | ガイアフォース | キタサンブラック | クロフネ |
| 2024.6.2 | 1 | 7 | $ロマンチックウォリアー | Acclamation | Street Cry |
| 2024.6.2 | 2 | 5 | ナミュール | ハービンジャー | ダイワメジャー |
| 2023.6.4 | 1 | 18 | ソングライン | キズナ | シンボリクリスエス |
| 2023.6.4 | 2 | 4 | セリフォス | ダイワメジャー | Le Havre |
| 2022.6.5 | 1 | 13 | ソングライン | キズナ | シンボリクリスエス |
| 2022.6.5 | 2 | 9 | $シュネルマイスター | Kingman | Soldier Hollow |
| 2021.6.6 | 1 | 11 | ダノンキングリー | ディープインパクト | Storm Cat |
| 2021.6.6 | 2 | 5 | グランアレグリア | ディープインパクト | Tapit |
| 2020.6.7 | 1 | 11 | グランアレグリア | ディープインパクト | Tapit |
| 2020.6.7 | 2 | 5 | アーモンドアイ | ロードカナロア | サンデーサイレンス |
| 2019.6.2 | 1 | 5 | インディチャンプ | ステイゴールド | キングカメハメハ |
| 2019.6.2 | 2 | 2 | アエロリット | クロフネ | ネオユニヴァース |
| 2018.6.3 | 1 | 10 | $モズアスコット | Frankel | Hennessy |
| 2018.6.3 | 2 | 4 | アエロリット | クロフネ | ネオユニヴァース |
| 2017.6.4 | 1 | 14 | サトノアラジン | ディープインパクト | Storm Cat |
| 2017.6.4 | 2 | 16 | ロゴタイプ | ローエングリン | サンデーサイレンス |
| 2016.6.5 | 1 | 6 | ロゴタイプ | ローエングリン | サンデーサイレンス |
| 2016.6.5 | 2 | 8 | モーリス | スクリーンヒーロー | カーネギー |
勝ち馬の父のうち、SS系の種牡馬(ディープインパクト、ステイゴールド、キズナ)は芝2400mG1の勝ち馬、ノーザンダンサー系の種牡馬(ローエングリン、Frankel、Acclamation)は芝のマイル以下で活躍した、という違いがある。特殊なのはミスタープロスペクター系のPalace Maliceで、ダートのマイルと2400mでG1を勝っている。
◎プラス評価……父がSS系で芝2400mのG1勝ち馬
〇プラス評価……父がノーザンダンサー系の短距離馬〜マイラー
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| 勝ち馬の父 | 短距離実績 | 2400m実績 |
|---|---|---|
| ローエングリン | マイラーズCレコード勝ち | 不出走 |
| ディープインパクト | 2000m未満不出走 | 日本ダービー、ジャパンC |
| Frankel | マイルG1を7勝 | 不出走 |
| ステイゴールド | 1800m未満不出走 | 香港ヴァーズ |
| キズナ | 1800m未満不出走 | 日本ダービー |
| Acclamation | 1200mのG2勝ち | 不出走 |
| Palace Malice | メトロポリタンH(ダ1600m) | ベルモントS(ダ2400m) |
さまざまな母父系統から勝ち馬が出ているが、率的にはSS系以外のヘイルトゥリーズン系とナスルーラ系が優位、SS系は勝率が低く勝ち切れていないことが特徴的。
SS、Storm Catのほか、Hennessy、Tapit、Street Cry、Wilburnは北米ダートの重賞(1400〜2000m)勝ち馬。またキングカメハメハはホッコータルマエなど、シンボリクリスエスはサクセスブロッケンなどの父。母父にはダート適性の高さが欲しいところだ。
◎プラス評価……母父が北米ダート重賞(1400〜2000m)の勝ち馬
〇プラス評価……母父の産駒にダートG1勝ち馬がいる
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| 母父の系統 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 出走 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| サンデーサイレンス系 | 1 | 5 | 4 | 26 | 36 | 2.8% | 16.7% | 27.8% |
| その他のヘイルトゥリーズン系 | 2 | 0 | 0 | 11 | 13 | 15.4% | 15.4% | 15.4% |
| ノーザンダンサー系 | 3 | 3 | 4 | 54 | 64 | 4.7% | 9.4% | 15.6% |
| ミスタープロスペクター系 | 2 | 0 | 2 | 24 | 28 | 7.1% | 7.1% | 14.3% |
| ナスルーラ系 | 2 | 2 | 0 | 10 | 14 | 14.3% | 28.6% | 28.6% |
| その他の系統 | 0 | 0 | 0 | 7 | 7 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
勝ち馬の父のうち、SS系の種牡馬は日本で現役生活を送った馬たち。いっぽうローエングリンはSingspiel産駒のいわゆる持込馬、Frankel、Acclamation、Palace Maliceは海外種牡馬と、ノーザンダンサー系/ミスタープロスペクター系は海外色が強い。
勝ち馬の母父も、持込馬のキングカメハメハ(その父Kingmambo)、外国産馬のシンボリクリスエス(その父Kris S.)以外はSSと海外種牡馬。母の母の父はアグネスタキオン以外、海外種牡馬だ。
〇プラス評価……父が日本国内で活躍したSS系
〇プラス評価……父がSS系以外の外国籍種牡馬
◎プラス評価……母父・母母父が外国籍・輸入種牡馬
昨年ジャンタルマンタルが勝ったとはいえミスタープロスペクター系にとって、いまだ鬼門のレース。SS系以外のヘイルトゥリーズン系も苦戦中だ。パンジャタワー、トロヴァトーレ、アスクイキゴミ、ワールズエンド、アドマイヤズーム、ステレンボッシュらには厳しい戦いが待っている。
去年に引き続きシックスペンスに期待したい。父は日本ダービー馬キズナ、母父Twirling Candyはダート1400mの米G1勝ち馬、母母父も外国種牡馬Victory Gallop。母フィンレイズラッキーチャームも米G1勝ち馬。歴代優勝馬にもっとも近いタイプといえる。
またノーザンダンサー系種牡馬を父に持つ2頭にも注目。オフトレイルは父が英マイルG1の勝ち馬Farhh、母父はダートG1勝ち馬も出しているKingmambo、母母父はDanehill。ウォーターリヒトは父が米BCスプリントを制したドレフォン、母父はドバイワールドC(オールウェザー)勝ち馬ヴィクトワールピサだ。