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G1特集 安田記念2025G1特集 安田記念2025

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ソウルラッシュ ドバイターフでG1・2勝目

ソウルラッシュ
24年マイルCSを制したソウルラッシュ

過去、安田記念は13着、9着、3着と連対していないが年々着順を上げている。24年マイルチャンピオンシップで待望のG1初制覇を飾ると、前走ドバイターフでは早目先頭に立ったロマンチックウォリアーをゴール寸前で捕まえて勝利。海外のビッグタイトルでG1・2勝目を飾った。7歳でも益々充実している様子がうかがえる。手ごわい相手が揃ったので油断はできないが、直線で馬群をうまく捌いて抜け出すことができれば勝利が期待できるだろう。


シックスペンス 東京芝1600mであらためて期待

シックスペンス
中山記念を勝利したシックスペンス

芝1600mは久々ながら2戦2勝。東京芝は24年毎日王冠でホウオウビスケッツやエルトンバローズを下して勝利している。前走大阪杯はいい出脚を見せて3番手で追走し、直線入り口ではベラジオオペラと近い位置にいたが、伸びを欠いて7着に敗れた。手ごたえは悪くなく、ラスト1ハロンで失速したところを見ると、距離が長かったのかもしれない。G1でも勝ち負けができる力はあるはずなので、あらためて期待したい。


ジャンタルマンタル マイルG1・2勝の実力馬

ジャンタルマンタル
24年NHKマイルCを勝ったジャンタルマンタル

23年朝日杯フューチュリティSでエコロヴァルツを2着に下してG1・初制覇。24年NHKマイルCではアスコリピチェーノを2着に退けてG1・2勝目を挙げた。前走香港マイルは3番手で追走するも、直線残り300mで後退してしまい13着と惨敗。2番手にいたヴォイッジバブルが勝ったことを考えると負けすぎのような気もするが、約7か月ぶりの休み明けで、慣れない環境下(初の海外)でのレースだった。今回も休み明けだが、東京芝1600mならば見直したい。


 
ブレイディヴェーグ 近3走はもどかしいレース

近3走はいい脚は使うが弾けないもどかしいレースが続いている。24年マイルチャンピオンシップはソウルラッシュと0.4秒差の4着。続く東京新聞杯は直線外から末脚を伸ばすもウォーターリヒトと0.2秒差の4着。前走ドバイターフは直線でリバティアイランドとの併せ馬の形で末脚を伸ばすも7着(ソウルラッシュと0.5秒差)に終わった。距離1600mは脚が溜まりづらくベストではないかもしれないが、展開が向けば勝ち負けになるはず。

ジュンブロッサム 24年富士Sでソウルラッシュを下す

24年富士Sで2着ソウルラッシュに1馬身の差をつけて勝利した実績が光る。続くマイルチャンピオンシップは5番人気で10着に敗退。2走前の東京新聞杯も斤量59キロで10着と敗れてしまい、前走マイラーズCは1番人気で2着と好走。出走頭数が10頭と少なく、メンバーもかなり手薄ではあったが、調子が少し戻ってきた。脚質的に展開に左右される面はあるものの、嵌まればG1でも通用する決め手を持っている。コース替わりもプラスだろう。

ガイアフォース 安田記念は2年連続4着

安田記念は23年が4着(ソングラインと0.2秒差)、24年も4着(ロマンチックウォリアーと0.3秒差)と勝ち馬と差がない競馬をしている。前走チャンピオンズマイル(香港)はレッドライオン(1着)やヴォイッジバブル(2着)を見ながら3番手の外で追走し、直線は残り200mあたりで後退してしまい9着に敗れた。内容もあまり感心はしなかったが、初の海外G1だったのであまり悲観する必要はないか。今回は巻き返したいところ。

ウォーターリヒト ハイレベルな東京新聞杯を勝利

昨年のNHKマイルCでジャンタルマンタルの8着に終わった後も芝のマイル戦に専念し、快進撃を果たしている。3勝クラスを勝ち、キャピタルSではトロヴァトーレを2着、レッドモンレーヴの3着に下して勝利。京都金杯(中京芝1600m)2着を挟み、前走東京新聞杯で重賞初制覇を飾った。G3ながらブレイディヴェーグやボンドガール、ジュンブロッサムらが出走したハイレベルな一戦だったので自信になる。さらに相手が強くなるG1で、どこまで通用するか楽しみだ。

トロヴァトーレ ダービー卿チャレンジトロフィーを勝利

3歳時はクラシックのトライアルで結果を残せなかったが、その後は芝1600〜1800mを走り、6戦4勝2着2回と抜群の成績を残している。前走ダービー卿チャレンジトロフィーは、直線で内ラチ沿い1頭分の狭いスペースを割って抜け出し重賞初制覇。鞍上のJ.モレイラ騎手の腕も光った内容だった。立ち回りのうまさと堅実な末脚が武器で、多頭数の競馬を苦にしない。今回は初対戦となる実績上位馬との力関係が鍵になるだろう。

エコロヴァルツ 距離2000m以下で好調

距離1600mは23年朝日杯フューチュリティS以来となる。この時は最後方まで下げ、直線大外から追い込んで2着と好走した。3走前のディセンバーSで3勝目を挙げ、続く中山記念はシックスペンスとソウルラッシュの間に割って入り2着と好走。前走大阪杯は直線で馬群の間を割ってしぶとく末脚を伸ばして4着と善戦した。血統的には中長距離向きの印象だが、距離2000m以下が合っているのかもしれない。果たして東京芝1600mでどんな競馬を見せるか。

ロングラン マイラーズCを勝利

2走前の小倉大賞典で重賞初制覇を飾ると、前走はマイラーズCに出走。わずか10頭の出走で、明らかな実績上位馬も不在というメンバー構成のなか、馬場の4分どころから鋭い末脚で抜け出し、重賞連勝を飾った。恵まれた面はあったが、初の芝1600mで1分31秒7(良)という速いタイムをマークするなど、今の充実ぶりがうかがえる内容だった。左回りの東京芝1600mで、今回のメンバーを相手にどこまで通用するか注目だ。