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25年エプソムCをコースレコードで勝利したセイウンハーデス
昨年のエプソムCで直線外から豪快に差し切って突き抜け、重賞2勝目をマーク。稍重馬場ながら勝ち時計は1分43秒9のコースレコードだった。続く天皇賞(秋)は7着だったが、その年のヴィクトリアマイル2着クイーンズウォーク(9着)や安田記念4着のブレイディヴェーグ(10着)に先着した。その後のジャパンC(12着)と中山記念(12着)は逃げたので度外視。前走大阪杯(5着)のような控える競馬をすれば、勝負になってもおかしくない。

25年NHKマイルCを制したパンジャタワー
東京芝は24年京王杯2歳Sと25年NHKマイルCを制しており、2戦2勝の成績。前走高松宮記念はインの好位で追走し、直線は内ラチ沿いの狭いスペースからしぶとく脚を伸ばして4着。1着サトノレーヴのパフォーマンスは別格だったが、2〜4着は0.1秒差以内の僅差だった。コース替わり歓迎に加え、馬の状態も悪くなさそうなので十分期待が持てる。直線でうまく馬群を捌くことができれば上位争いも可能だろう。

25年富士Sを制したガイアフォース
安田記念では23年4着、24年4着、25年2着と善戦・好走を果たしており、いずれの年も勝ち馬とは0.3秒差以内で入線。今回で4年連続での出走となる。前走ドバイターフはスタートが良すぎて先頭に立つことになりレースを引っ張った。直線残り200mで捕まってしまい6着。相手も強かったが、本意ではないレースをさせられてしまった印象だ。今年で7歳なので前年と全く同レベルのパフォーマンスを見込めるかはわからないが、本来の競馬ができれば好勝負は可能だろう。

完全復調を目指すステレンボッシュ
24年は桜花賞を制し、オークス2着、秋華賞3着と牝馬三冠で好走。年末の香港ヴァーズでも3着と好走し、翌年以降の古馬G1での活躍も十分に予感させた。ところが25年は4戦中3戦がG1とはいえ、すべて着外に敗退。今年に入っても中山記念7着と不振が続いていた。しかし、前走エプソムCは久々にこの馬らしい脚を繰り出して2着と復調の兆しを見せた。G1でも末脚を生かす競馬ができれば面白い。

26年エプソムCで重賞3勝目を挙げたトロヴァトーレ
今年に入ってから芝路線に戻り、京都金杯で4着と善戦。続く東京新聞杯は直線馬場の真ん中から良く伸びて勝利し、25年ダービー卿チャレンジT以来となる重賞2勝目。さらに前走エプソムCでは直線外から追い上げると、ステレンボッシュとの叩き合いを制した。馬の状態が非常に良く、G3では一枚力が抜けている。一方で、G1は昨年の安田記念が伸びを欠いて17着と敗退。果たして今回は好勝負に持ち込めるか。

25年毎日王冠を制したレーベンスティール
2走前に中山記念を制するなど、重賞5勝(G2が4勝)を挙げており、G1で好走できてもおかしくない実績を持っている。前走大阪杯は4コーナーでクロワデュノールを見ながら仕掛けて直線に入るも、伸び切れず6着。勝ち馬が強く、自身の力は出したように見えた。芝1600mは25年しらさぎS7着、25年マイルチャンピオンシップ12着と成績は良くないが、東京芝に替わる点は悪くない。今度こそいい走りを見せられるか。

25年東京新聞杯で重賞初制覇を飾ったウォーターリヒト
東京芝1600mは3勝クラス、24年キャピタルS、25年東京新聞杯と3勝をマークしており、ベストコース。昨年の安田記念は5番人気9着に終わったが、上がり3ハロンは2位タイだった。その後、中京記念7着、富士S9着を挟み、マイルチャンピオンシップは15番人気3着と激走。今年に入ってからは、東京新聞杯3着、マイラーズC13着という成績だ。追い込み脚質なのでなかなか成績は安定しないが、嵌まればG1でも通用する強烈な末脚を持っている。

25年スワンSをコースレコードで制したオフトレイル
東京芝は過去3回走り、24年毎日王冠12着、25年東京新聞杯8着、26年東京新聞杯10着という成績。休み明けや展開、斤量などの影響もあり、実力通りの結果ではないという印象もある。昨年スワンSをコースレコードで制した後、マイルチャンピオンシップでメンバー中最速の上がり3ハロン32秒6をマークして4着に善戦したように、決め手はこのメンバーでもトップクラス。展開やコース取りがうまくいけば、一発があっても不思議はない。

26年京王杯スプリングCを逃げ切ったワールズエンド
4走前の新潟日報賞(3勝クラス)を勝ち上がった後、昇級戦&休み明けながらスワンSで1番人気に支持されたが、結果は逃げて8着。クラスの壁という洗礼を浴びたようにも見えた。しかし、リゲルS2着を挟んで、前走京王杯スプリングCを逃げ切り重賞初制覇。高い素質があったことを証明した。今回は初めてのG1。逃げて押し切ろうとするのは、相当展開に恵まれないと厳しいはず。作戦面に加えてもう一段ギアを上げた能力も必要になりそう。

26年マイラーズCで2着に入ったドラゴンブースト
25年日本ダービー15着以来の休み明けとなった4走前のディセンバーSを逃げ切り勝ち。次走はアルデバランSでダートに初挑戦するも16着と惨敗。芝に戻した2走前の大阪城Sを7番人気で勝利し、続く前走マイラーズCは9番人気2着と、近2走は前評判を覆して連続好走を果たしている。血統的に適距離は1800〜2000mという印象だが、勢いがあってまだ底を見せていない。あらためてG1でどんな競馬を見せてくれるか楽しみだ。