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今までは中5週での出走が前走からの最短間隔で、今回は中2週使いというのが最大の焦点だが、ごく軽めとはいえ1週前追い切りに加えてレース1週間前にも追われており、この点に関しては問題ないとみていいだろう。今週はWコースでルメール騎手を背に僚馬と併せ、ゴール前で軽く促されると鋭く伸びて楽に先着した。勝った前走時の状態をきちんと維持できている。
前走後は放牧を挟んで5月16日に栗東へ帰厩。20日から今週にかけて3週続けて坂路の併せ馬で800m51秒台を出しており、意欲的な調整過程といえる。ここ2週は助手を背にオープン馬と併せ、先週は一杯に追われて大きく先着。今週も終い追い出されると、並走相手を一方的に突き放す豪快な動きを見せた。ラスト400m12.0−12.7秒もこの馬としては上々で、万全の状態とみて良さそうだ。
放牧先で熱発するアクシデントがあり、予定していたヴィクトリアマイルを使えない誤算はあったが、5月13日に美浦へ帰厩後は連日のように時計を出す入念な乗り込みで、調教量に不足はない。今週は杉原騎手を背にWコースで約1秒先を行くオープン馬を目標にスタート。無理することなく差を詰め、ゴールではほぼ併入に持ち込んだ。十分に力を出せる仕上がりだ。
前走後は放牧を挟んで5月13日に美浦へ帰厩。21日から今週にかけて5本の追い切りをこなしており、調教量に問題はない。ここ2週はWコース併せ馬で、先週は助手騎乗で格下馬に追走併入も、ややもの足りない動き。今週は戸崎騎手を背に併せたノームコアを4角で交わすと、直線も軽快な脚どりで先週とは一変の動きを見せた。ほぼ万全の仕上がりといえそうだ。
遠征先の豪州から4月21日に帰国。検疫、放牧を経て5月21日に栗東へ帰厩した。24日にはWコースで長めからしっかり追われたことを考えると、牧場でもある程度乗り込まれていた印象。先週もWコースで単走ながらしっかり追われ、今週は助手を背に坂路単走追い。中間地点から軽く追われてラスト400m12.0−12.3秒の時計をマークした。体調面に問題はなさそうだ。
アドマイヤマーズはドバイから帰国後、検疫、放牧を経て5月2日に栗東へ帰厩。1か月以上乗り込まれているだけに十分な調教量で、先週、今週と追い切りの動きも良く、休み明けとしてはほぼ万全の仕上がり。ノームコアはデビュー以来初めてとなる前走から中2週での出走だが、先週、今週ときちんと追い切りをこなして動きもまずまずで、前走時の状態は維持。ダノンスマッシュは中2週で再度の東京遠征を控えているが、坂路単走ながら先週、今週ときちんと追い切られており、動きも上々で、実力をきっちり出し切れる好状態だ。