第70回 安田記念 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
安田記念を丸裸にしてみよう！

昨年は４番人気インディチャンプが勝利。２着には３番人気アエロリット、３着には１番人気アーモンドアイが入った。

１）波乱傾向が強い一戦

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【3.1.2.4】。15年モーリスら最多の３勝をあげ、連対率40％・複勝率60％。２番人気馬は【1.0.0.9】で、12年ストロングリターンの１勝のみ。以下、８・９番人気馬が各２勝、４・７番人気馬が１勝。７〜９番人気で半数の５勝と伏兵の勝利が目立つ。

勝ち馬以上に２・３着馬は下位人気まで幅広く分布。特に３着馬は９番人気以下が４頭と多い。昨年を除いて毎年１頭は８番人気以下の人気薄が３着以内に好走している。３連単で10万円以上の配当が７回と過半数を占め、波乱傾向が強い一戦だ。

２）京王杯ＳＣ組は前走上がり２位以内の馬に注目

前走レース別成績で、出走数が最も多いマイラーズＣ組は【1.1.6.36】。昨年インディチャンプが勝利しているものの、連対率は4.5％と低い。この組の３着以内馬８頭中７頭は過去にマイル重賞での勝利経験があった。唯一重賞勝ちがなかった16年３着フィエロはマイルＣＳで２着（２回）とＧ１での連対経験があった。

次いで出走数が多い京王杯ＳＣ組は【2.3.1.30】。17年サトノアラジンら２勝をあげ、連対率13.9％・複勝率16.7％。この組は前走での上がり順位に注目。前走で上がり最速だった馬が【0.2.1.2】、上がり２位だった馬が【2.1.0.7】。この組の好走馬６頭はすべて前走で上がり２位以内だった。

３）大阪杯組は近３年連対馬なし

その他国内の前走レースでは、ダービー卿ＣＴ組が【2.0.0.6】。15年モーリス、16年ロゴタイプと２頭の勝ち馬を出している。高松宮記念組は【1.0.0.5】で13年ロードカナロアが勝利。ヴィクトリアマイル組は【0.2.0.11】で、一昨年・昨年とアエロリットが２着と好走。大阪杯組はＧ１昇格後の近３年は【0.0.1.7】と連対馬が出ていない。

なお、前走海外のＧ１だった馬は【1.1.1.17】。14年１着ジャスタウェイら３着以内馬３頭は前走でその年の海外Ｇ１を勝利した日本馬だった。

４）前走上がり２位以内が過半数の７勝

前走上がり順位別成績は、上がり最速だった馬が【3.3.2.18】。一昨年のモズアスコットら３勝をあげ、複勝率30.8％と高い。また、上がり２位だった馬も【4.1.0.16】で、17年サトノアラジンら最多の４勝をあげている。これら前走上がり２位以内の馬が過半数の７勝と勝ち切る傾向が強い。

また、安田記念出走時の馬体重別成績は470〜520キロの馬がのべ【9.10.9.102】と好走馬の大半を占めている、なお、460キロ未満【0.0.1.14】、530キロ以上【0.0.0.9】からはともに連対馬が出ていない。

【安田記念過去10年】

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