第15回 ヴィクトリアマイル レース結果回顧・払戻｜G�T特集

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レース結果

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アーモンドアイ、余裕の圧勝劇でＧ１・７勝目！

第15回ヴィクトリアマイルはＣ.ルメール騎手騎乗の１番人気アーモンドアイが好スタートから先団を見ながら追走し、最後の直線では馬なりで悠々と突き抜けて圧勝。Ｇ１・７勝目を飾った。勝ち時計は1分30秒6（良）。鞍上のルメール騎手は2017年のアドマイヤリードに続きこのレース２勝目。本馬を管理する国枝栄調教師は11年のアパパネ以来となるこのレース２勝目となった。

２着は４馬身差で松山弘平騎手騎乗の４番人気サウンドキアラ。３着はクビ差で横山典弘騎手騎乗の５番人気ノームコア。なお、９番セラピアと８番ディメンシオンは出走取消となり、６番トーセンブレスは柴田善臣騎手に乗り替わりとなった。

レース展開・総括

トロワゼトワルが平均ペースで引っ張る

全馬まずまずのスタート。やや押して13番トロワゼトワルがハナへ。１馬身差の２番手に10番メジェールスーがつけ、内から７番ダノンファンタジー、外から17番コントラチェックが行き単独の２番手に上がった。同馬の後ろから18番サウンドキアラ。さらに12番アーモンドアイも行きっぷりよく先団の直後につけた。その後ろは４番シゲルピンクダイヤ、16番ノームコアがかたまって追走。内々の中団には１番ラヴズオンリーユー。その外めに３番シャドウディーヴァ、５番プリモシーン、14番スカーレットカラーがかたまって追走。さらに２番ビーチサンバ、11番サトノガーネット、６番トーセンブレス。差がなく最後方から15番アルーシャという隊列になった。

前半800m通過は45秒6で平均ペース。トロワゼトワルのリードは２馬身ほど。３〜４コーナーを通過し、単独２番手にコントラチェック。単独３番手にはサウンドキアラが上がり４コーナーをカーブ。直後の４番手にいたアーモンドアイは絶好の手ごたえで最後の直線に入った。

馬なりであっさりと突き抜けた

最後の直線ではまだトロワゼトワルが先頭。残り400mでもリードは２馬身あった。コントラチェックは苦しくなり、サウンドキアラが２番手に進出してきた。しかし、その横から馬なりでアーモンドアイがあっさりと交わし去っていった。そのままトロワゼトワルも一気に抜き去ると、残り100mでは堂々の先頭。その後はジョッキーが後ろを振り返る余裕もあり、そのまま馬なりで流してゴールを果たした。２着争いは離れたところで熾烈。懸命に食い下がるトロワゼトワルをサウンドキアラが交わすと、さらにゴール寸前にはノームコアも差して３着に上がった。

現役最強の座は揺るがない

圧倒的１番人気に支持されたアーモンドアイが前走の鬱憤を晴らす圧勝劇をみせた。スタートが抜群ですぐに好位を取り、道中の手ごたえも絶好。全く危なげないレース運びで、最後の直線の伸びもケタ違いだった。本来の力を出せれば現役最強の座は揺るがない。無事に行けば年内にＧ１勝利数の更新は濃厚と思わせるほど強かった。

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