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G1特集 第15回 ヴィクトリアマイルG1特集 第15回 ヴィクトリアマイル

指数分析

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【出走予定馬のZIと過去5走の補正タイム】

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馬名 ZI 1走前 2走前 3走前 4走前 5走前
ラヴズオンリーユー 128 97 89 79 69 57
サウンドキアラ 126 93 91 95 88 84
アーモンドアイ 120 87 103 97 海外 102
ダノンファンタジー 119 89 83 87 84 83
スカーレットカラー 115 91 57 93 97 91
ビーチサンバ 111 89 85 88 87 57
プリモシーン 111 87 90 90 82 90
ディメンシオン 108 90 85 81 90 90
セラピア 107 86 76 ダート ダート 64
トーセンブレス 103 83 83 83 81 80
ノームコア 101 73 海外 91 96 89
コントラチェック 99 77 92 73 72 75
トロワゼトワル 99 81 63 96 83 84
シャドウディーヴァ 96 85 89 85 85 88
アルーシャ 94 80 87 87 79 86
シゲルピンクダイヤ 94 72 84 86 89 85
サトノガーネット 89 86 85 87 92 91
メジェールスー 89 85 80 79 72 76
 
1)ZIは3位だがアーモンドアイが人気の中心

ZIのトップは昨年のオークス馬ラヴズオンリーユー(128)。2位は3連勝中のサウンドキアラ(126)。3位はやや離れてアーモンドアイ(120)となった。レース当日もこの3頭が人気を集めそうだが、アーモンドアイが圧倒的1番人気に支持されるだろう。何と言ってもこれまでの実績が違いすぎる。前走有馬記念はまさかの9着に終わったが、今回は負けられない。

2)東京でもマイル戦なので油断できない

補正タイムのトップはアーモンドアイ。3馬身差で完勝した2走前の天皇賞(秋)の指数が103だ。5走前のジャパンカップの指数も102と高く、東京芝中距離でこの馬を負かすのは並大抵のことではない。しかし、今回は芝1600mだ。3走前の安田記念は3着で指数は97だった。出遅れてもこれだけの指数を出せるのは強い証拠だが、油断はできない。

3)ラヴズオンリーユーは距離短縮がどうか

ラヴズオンリーユーは前走エリザベス女王杯(3着)の指数が97と高い。同レース1着のラッキーライラックは今年の大阪杯も制しており、ハイレベルな中距離戦だった。ただ、今回は芝1600m。良馬場ならば勝ち時計が速く、スピード勝負になる。そこに対応できるか。休み明けよりも距離短縮がポイントになりそうだ。

4)昨年とは違うサウンドキアラ

3連勝中のサウンドキアラは3走前の京都金杯の指数(95)が最も高い。昨年のヴィクトリアマイルは7着に終わったが、この時とは馬が違う。スカーレットカラーは4走前のアイルランドトロフィー府中牝馬S(1着)で指数97をマーク。昨年の本競走を勝ったノームコア(96)や3走前に京成杯オータムハンデをレコードで勝利したトロワゼトワル(96)にも注目。

<用語解説>
ZI(ゼットアイ)

前走着順、人気、着差等を簡単に指数化したもの。基本的にこの指数が高いと上位人気に支持される傾向がある。ZI最高値をマークしている馬は連対率が高く、特に2番目の馬より5以上の差をつけている場合、特別な理由(休み明け、前走と大きく異なる条件など)がない限り、信頼できる。ただし、ZI最高値が115以下の場合は混戦と考えられる。

補正タイム

基準タイム(そのレースの平均的な勝ちタイム)とその馬の走破タイムをもとに、異なる距離やクラスでも簡単に比較できるようにした指数。スピード指数のようなイメージで、指数が高いほど、時計的な価値があると考えられる。