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ドバイから帰国後は検疫、放牧を挟んで4月30日に美浦へ帰厩。5月3日からWコースで4本の追い切りをこなしており、調教量に問題はない。今週は三浦騎手を背に僚馬を追走する形からの3頭併せで、直線は内に入ってほぼ馬なりのまま鋭い末脚を見せ、2頭をきっちり捕らえて最先着した。先週に続いて1000m64秒台と全体時計も優秀で、十分力を出せる状態だ。
前走後は放牧を挟んで4月24日に栗東へ帰厩。翌日から坂路入りを再開してきちんと乗り込まれており、調整過程は順調そのものといえる。今週は松山騎手を背に坂路で単走追い。やや内めを回ったとはいえ、延べ400頭以上が走り終えた荒れ馬場の中、軽く追われた程度で800m51.6秒、ラスト200m12.3秒という時計は極めて優秀だ。万全の仕上がりと見てよさそうだ。
ドバイから帰国後は検疫、放牧を挟んで4月29日に栗東へ帰厩。3日後の5月2日には坂路で速い時計を出しており、牧場での乗り込みを考慮すれば調教量に不足はない。6日と10日にWコースで併せ馬を消化し、今週は木曜に坂井騎手騎乗で坂路単走追い。ほぼ馬なりで、終いだけ促した程度の微調整だったが、軽快な動きを見せた。9分通りには仕上がっている印象だ。
前走後は放牧を挟んで4月29日に美浦へ帰厩。3日後の5月2日にはWコースで速い時計を出しており、牧場での乗り込みを考慮すれば調教量に問題はない。ここ2週は助手を背にWコースで追われ、先週は併せ馬できっちり先着。今週は濃霧で道中は確認できなかったが、直線は大外を素軽い動きで駆け抜けた。馬体も仕上がっており、現状の力は出し切れる仕上がりだ。
前走後は放牧を挟んで5月6日に美浦へ帰厩。レースの11日前とほぼ直前入厩の形だが、牧場である程度仕上げていると推察される。今週はレーン騎手を背にWコースで長めからの併せ馬。4角で内から並びかけ、ラストは強めに追われる相手を尻目に、終始楽な手応えのままきっちり先着した。内を通っただけに負荷はやや軽めだったが、動き自体は素軽さがあり、力を出せる状態だ。
スカーレットカラーは先週の併せ馬で格下馬に追走先着し、1000m64秒台と強めの内容を消化。今週は単走でゴール前は馬なりだったが、見た目以上に速い時計が出ており、輸送前としてはほぼ万全の仕上がり。ダノンファンタジーはレース1週間前の10日に左回りのWコースで実質的な最終追い切りを消化。今週は坂路でごく軽めの内容にとどめたが、軽快な動きで実力をきっちり出せる状態。ビーチサンバは先週Wコースで格下馬を追いかけて最後まで交わせなかったが、時計的には合格点。今週はWコース単走でまずまず動けており、現状の力は出せる仕上がりだ。