第61回 宝塚記念 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
宝塚記念を丸裸にしてみよう！

昨年は３番人気の牝馬リスグラシューが勝利。２着には１番人気キセキ、３着には６番人気スワーヴリチャードが入った。

１）波乱含み、牝馬が好成績

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【2.4.1.3】。12年オルフェーヴルら２勝をあげ、連対率60％・複勝率70％でトップ。２番人気馬は【1.1.1.7】で13年ゴールドシップが勝利し、連対率20％・複勝率30％。以下、３・６・８番人気馬が各２勝、７番人気馬が１勝。６〜８番人気馬で半数の５勝と伏兵馬の一発がある。２・３着馬は下位人気まで幅広く分布。馬連で5000円以上の配当は過半数の６回、３連単で25万円以上は３回と波乱含みの一戦だ。

また、牝馬はのべ【2.3.4.11】で昨年のリスグラシューら２勝で、複勝率45.0％と非常に高い。過去10年中８年で３着以内に入っている。３着以内馬９頭は４歳もしくは５歳だった。

２）８枠の馬が過半数の７勝

枠番別成績は、大外の８枠に入った馬が【7.0.2.13】。昨年のリスグラシューら過半数の７勝をあげており、勝率31.8％と非常に高い。勝ち馬７頭中５頭は５歳馬だった。また、最内の１枠に入った馬は【1.1.4.10】で11年アーネストリーが勝利し、複勝率37.5％と優秀だ。

なお、６枠の馬は【1.0.0.19】で、好走したのは12年１着オルフェーヴルのみと不振傾向にある。

３）天皇賞・春組はＧ１連対実績馬に注目

前走レース別成績は、出走数が最も多い天皇賞・春組が【4.2.2.30】。一昨年のミッキーロケットら最多の４勝をあげ、連対率15.8％・複勝率21.1％。この組の３着以内馬８頭中７頭は過去にＧ１での連対実績があった。例外は一昨年１着のミッキーロケットだが、同馬は前走天皇賞・春で僅差４着。Ｇ１での上位実績はチェックしておきたい。

大阪杯（Ｇ１昇格後）組は【1.1.0.5】で、17年サトノクラウンが勝利。連対した２頭は前走３番人気以内だった。

４）前走３番人気以内馬が好成績

前走人気別成績は、前走１番人気だった馬が【3.2.3.16】。16年マリアライトら３勝で、連対率20.8％・複勝率33.3％。前走２番人気馬は【2.2.1.14】で、15年ラブリーデイら２勝で複勝率26.3％。前走３番人気馬は【3.1.1.13】で、17年サトノクラウンら３勝。これら前走３番人気以内だった馬が好成績をあげている。

また、騎手が前走から継続騎乗の馬は【7.7.6.53】で11年アーネストリーら７勝をあげ、連対率19.2％・複勝率27.4％。対して、前走から乗り替わりの馬は【3.3.4.61】で連対率8.5％・複勝率14.1％。同騎手が続けて騎乗する馬が優勢だ。

【宝塚記念過去10年】

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