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G1特集 第61回 宝塚記念G1特集 第61回 宝塚記念

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サートゥルナーリア チャンスをモノにできるか

サートゥルナーリア
金鯱賞を快勝したサートゥルナーリア

通算成績は【6.1.0.2】で、4着以下に敗れたのは東京で行われた日本ダービーと天皇賞(秋)。右回りのレースは連対率100%であり、唯一の敗戦はリスグラシューに敗れた2走前の有馬記念(2着)だ。同馬は引退しており、今回のグランプリは勝つチャンスがめぐってきたと言えるだろう。前走金鯱賞は相手が楽だったが、貫禄の内容で勝利した。大阪杯を見送ったので少し間隔(15週)はあいたものの予定通り。皐月賞(15週)や神戸新聞杯(17週)を勝つなど、久々でも結果を残している。G1・3勝目を目指す。

ラッキーライラック 大阪杯に続き連勝を狙う

ラッキーライラック
大阪杯を制したラッキーライラック

2歳でデビューして、G1の阪神ジュベナイルフィリーズを含む4連勝をマーク。その後はしばらく勝利に恵まれなかったが、昨年秋から本格化してきた。前走は大阪杯を勝利してG1・3勝目。先団のインコースで折り合い、逃げたダノンキングリーを目標に動くと、最後の直線でキッチリと抜け出した。4走前に勝利したエリザベス女王杯とは違った立ち回りだったが、鮮やかな末脚を披露。馬群の外を回らずに末脚を存分に生かせるのは大きな強みだ。今回の阪神芝2200mも内回りコースを使用。包まれるなどの不利がなければ期待できる。

クロノジェネシス 道悪になった方が勝機あり

前走大阪杯は最後にラッキーライラックとの追い比べに敗れ、惜しくもクビ差の2着に終わった。比較的内めを立ち回ったラッキーライラックに対し、本馬は8枠だったこともあり外めを回っていた。通ったコースを考えると、勝ちに匹敵する内容だろう。2走前の京都記念は重馬場のなか、ジャパンC2着の実績があるカレンブーケドールを2馬身半下した。4走前は稍重の秋華賞を制してG1初制覇を飾った。良馬場でも問題はないが、道悪を全く苦にしないことが大きな強み。馬場が渋った方が勝てる可能性は高まるだろう。

ブラストワンピース 上がりの時計がかかれば

大阪杯は今年も7着と敗れ、昨年(6着)に続いて不本意な結果に終わってしまった。今回も阪神芝の内回りコースを使用するため、不安感はぬぐえないだろう。しかし、今回は1ハロン延長となる。わずか200mの違いがいい影響を及ぼす可能性はある。2走前のアメリカジョッキークラブCは2200mの距離。中山コースだが、平均ペースのラップを4コーナー3番手から抜け出した。稍重馬場で時計がかかった点も味方し、上がり3ハロンが36秒1でも勝利できた。極端に速い上がりの競馬にならなければ、巻き返しがあっても不思議はない。

グローリーヴェイズ 香港ヴァーズでG1初制覇

昨年の香港ヴァーズを制しG1初優勝を飾った。2着ラッキーライラックに3馬身半の差をつけ、前年の同レースの覇者エグザルタント(香港)を3着に下すという非常に強い内容だった。日本国内のG1は2019年の天皇賞(春)でフィエールマンの2着というのが最高成績だが、芝2400m前後の距離でも高い能力があることを証明した。今年はドバイ国際競走が中止となり、予定していたローテーションに狂いが生じた。休み明けを苦にするタイプではないが、半年以上のブランクは初めてだ。中間の追い切りや、レース当日の雰囲気は十分チェックしたい。

キセキ 昨年は逃げて2着

今年に入っての成績は阪神大賞典7着、天皇賞(春)6着と残念な結果になっている。前走の天皇賞(春)は課題だったスタートが決まり、途中から先手を奪うことができたが最後の直線は粘りを欠いた。かつて菊花賞を制した馬でも、現状では3000m以上の距離は長すぎると言えるだろう。今回の2200mであれば、無理に押さえこまなくても最後までスタミナは持つはずだ。実際、昨年の宝塚記念では逃げて2着に粘った。引き続きスタートはカギになりそうだが、自分の競馬ができれば巻き返すことができるかもしれない。

ワグネリアン ダービー馬を復活に導けるか

2018年の神戸新聞杯1着を最後に優勝からは遠ざかっている。しかし、昨年は休み明けの大阪杯で3着と好走した後、札幌記念4着、天皇賞(秋)5着、ジャパンC3着と善戦を続けた。日本ダービーなどを制した3歳までの活躍を考えると物足りない感じもあるが、力が衰えたとは言えないだろう。前走の大阪杯も勝ち馬ラッキーライラックとは0.4秒差の5着。展開が向けば、もっと際どい勝負になっていた可能性もある。今春、コントレイルでクラシック2冠を達成した福永祐一騎手が今回も騎乗予定。18年のダービー馬を復活に導けるか。

スティッフェリオ 天皇賞(春)はあわや勝利の2着

前走天皇賞(春)は11番人気の低評価だったが2着と好走。3番手追走からしぶとく末脚を伸ばし、勝ったフィエールマンとはハナ差だった。あわや勝利かと思わせる接戦であり、北村友一騎手が非常にうまく乗った印象だ。2走前の日経賞も3着ながらレース内容はよく、状態の良さがうかがえる。しかし、今回は芝2200mのG1。この距離だと地力が見劣る感じは否めず、デキの良さだけで押し切れるメンバー構成でもない。昨年の宝塚記念は好位追走から正攻法の競馬で7着だった。果たしてどんな作戦を取れば、チャンスが生まれるだろうか。

カデナ G1でも通用した決め手

2走前小倉大賞典では直線で大外に持ち出されると凄い末脚で突き抜け、2017年の弥生賞以来となる重賞3勝目を飾った。上がり3ハロン35秒1はメンバー中1位で、2位の馬より0.7秒も上回った。この勢いで挑んだ前走大阪杯でもメンバー中最速となる上がり3ハロン33秒5の末脚を繰り出して4着。4コーナーでは最後方だったが、内めに潜り込んでラッキーライラックが通ったコースをうまく追い上げた。少頭数が幸いした感じもあるが、決め手がG1でも通用したのは自信になる。今回も相手は強いが、展開が向けば上位に肉薄できるかもしれない。

モズベッロ 天皇賞(春)は距離が長すぎた

前走天皇賞(春)は5番人気で7着。4番手で追走して折り合いをつけたが、最後の直線はあまり伸びなかった。2走前の日経賞で本馬とともに3着以内に入ったスティッフェリオとミッキースワローが天皇賞(春)で好走したことを考えると、本馬の場合は3200mの距離が長すぎた可能性が高い。今回の2200mであれば力は十分出せるだろう。とはいえ、芝2000mのG1を勝っているサートゥルナーリアやラッキーライラックらとの比較になると、分が悪い。阪神芝は未勝利でもあるし、どこまで通用するかといったところだろう。