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26年天皇賞(春)を制したクロワデュノール
今春は大阪杯を快勝した後、天皇賞(春)ではヴェルテンベルクの凄い追い上げに肝を冷やしながらも勝利を飾り、G1・2連勝を果たした。距離3000m以上が初だったことを考えると、僅差でも勝ったことを評価すべきだろう。今回の2200mの方が間違いなく競馬はしやすいので、3連勝でのG1・5勝目も十分見込める。ただ、ミュージアムマイルやメイショウタバルなど手ごわい相手がいるので、決して油断はできないだろう。

25年宝塚記念を逃げ切ったメイショウタバル
昨年の本競走を3馬身差で逃げ切りG1初制覇を達成。その後は天皇賞(秋)6着、有馬記念13着を挟み、前走大阪杯は逃げて淀みないペースで引っ張り、最後はクロワデュノールに交わされたが2着と好走した。阪神芝成績は【3.1.0.0】で非常に良好。中でも距離2200mはベストだろう。同じ逃げ脚質のミステリーウェイよりもスピードが勝っているので、今回も主導権を握れる可能性が高い。クロワデュノールとの前走着差(0.1秒)を逆転して、連覇を目指す。

25年有馬記念でG1・2勝目を飾ったミュージアムマイル
昨年、マスカレードボールに敗れた天皇賞(秋)2着の後、有馬記念を制してG1・2勝目を飾った。距離2500mをこなして実績ある年長馬を負かした内容も良く、春に比べて大きく成長したことを印象付けた。今春は香港のG1・クイーンエリザベス2世Cへの出走を予定していたが、主催者から義務付けられている歩様の動画を提出したところ出走できない可能性があると指摘され、遠征を断念するというアクシデントがあった。今回はその影響がどれぐらいあるかが、重要なポイントになる。

G1・3勝目を目指すダノンデサイル
近3走を振り返ると、ジャパンCはコースレコード決着のなか3着。有馬記念は直線外から追い上げて3着。大阪杯は直線馬場の2分どころを巧みに通って末脚を伸ばし3着。一連の着順はもどかしい感じもするが、内容は決して悪くない。距離2200mは25年アメリカジョッキークラブCを勝っており、プラスになると考えても良さそう。今回も上位争いは濃厚で、展開などが向けば突き抜けても不思議はない。

25年エリザベス女王杯を制したレガレイラ
前走有馬記念はC.ルメール騎手に手綱が戻り、道中は後方で追走。4コーナー手前からスパートをかけ、直線は末脚を伸ばしたものの4着。勝利を飾った24年有馬記念はインの好位で直線に入ったので、対照的なレース運びになったという印象だ。昨年の宝塚記念(稍重)は馬場が渋っていたことも影響したせいか、全くいい脚を使えず11着に敗退してしまったので、今回もし良馬場でレースができた時は、力を出し切り、いい結果につなげたい。

26年日経賞を制したマイユニバース
前走日経賞は中団馬群の後ろで追走し、4コーナーは大外を回ってスパートすると、直線ではグイグイと末脚を伸ばして差し切り重賞初制覇。先行することの多い最近のレースぶりとは対照的に、鮮やかな決め手が光った。次走は天皇賞(春)に向かうと思われたが自重。昨年の菊花賞(13着)の結果が悪かったことも回避した理由かもしれない。今回は相手がかなり強く、本来は距離ももう少し欲しいが、どこまで通用するか楽しみだ。

26年金鯱賞を制したシェイクユアハート
過去10走で着外に敗れたのは25年新潟記念(11着)だけというなかなか崩れないタイプ。3走前の中日新聞杯で重賞初制覇を飾ると、続く京都記念は4着。前走金鯱賞は直線で大外に出されて末脚を伸ばし、ゴール前で内から抜け出したジョバンニを差し切った。短期間の内に重賞2勝を挙げ、非常に充実している。阪神芝も3勝クラスの垂水Sを勝っているので、コース替わりは大きな割引にはならないだろう。今の勢いがG1でどこまで通用するか楽しみだ。

26年京都記念を制したジューンテイク
24年京都新聞杯で重賞初制覇を飾り、同年の神戸新聞杯(中京芝2200m)はメイショウタバルの2着。その後は大きな不振に陥ったが、25年中日新聞杯3着と復調し、続く今年の京都記念では2番手で折り合い、最後はエリキングの追い上げを凌いで勝利した。展開と馬場を味方にした面はあったものの、あらためて距離2200mが合っている印象を受けた。近2走は金鯱賞4着、クイーンエリザベス2世C(香港)8着だが、侮れない。

26年小倉大賞典を制したタガノデュード
今年の小倉大賞典で重賞初制覇。次走大阪杯は13番人気で出走し、直線大外に持ち出されると鋭く脚を伸ばして4着。3着ダノンデサイルにクビ差まで迫り、上がり3ハロンは34秒8でメンバー中最速だった。前走天皇賞(春)もいつも通り後方で脚を溜めて、最後の直線勝負をかけるも6着。伸びはあまり目立たず、距離3200mの影響があったと思われる。今回の距離2200mの方が鋭い決め手が生きやすい。

25年ネオムターフカップを制したシンエンペラー
昨秋、目標だった凱旋門賞出走を断念。日本に戻ってG1に出るも、ジャパンCは8着、有馬記念は14着に終わった。今年はサウジアラビアのG1・ネオムターフC(距離2100m)で4着に入り、前走天皇賞(春)は7着。直線半ばまではいい感じだったが、最後に突き放されてしまった。実力的にはここでも好勝負可能で、このまま落ち込むには年齢的に早すぎる。意外にも阪神芝は初めてだが、うまく立ち回れそうなイメージはあるので復調を期待したい。