スプリンターズステークス2024 過去10年の傾向(データ)｜G1特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
スプリンターズステークスを丸裸にしてみよう！

昨年は３番人気ママコチャがハナ差で勝利。２着に６番人気マッドクール、３着に１番人気ナムラクレアが入った。

１）人気薄の激走が目立つ

過去10年（新潟開催の2014年を含む）の人気別成績は、１番人気馬が【4.0.2.4】。2020年グランアレグリアら最多の４勝をあげ、複勝率60.0％でトップ。２番人気馬は【1.3.0.6】で19年タワーオブロンドンが勝利し、複勝率40.0％。３番人気馬は【3.2.0.5】で昨年のママコチャら３勝をあげ、複勝率50.0％で１番人気馬に次いで高い。以下、８・13番人気馬が各１勝。13番人気馬は14年にスノードラゴンが優勝。２・３着馬は下位人気まで幅広く分布し、特に３着馬は10頭中５頭が９番人気以下の人気薄だった。

配当面では３連単で10万円以上となったのは半数の５回と多い。逆に３連単１万円未満の堅い決着は１回のみで、小波乱〜中波乱の決着が目立つ。

２）複勝率が高い４歳馬

年齢別成績は、４歳馬が【3.3.5.23】。昨年のママコチャら３勝をあげ、複勝率32.4％と優秀だ。３着以内馬11頭中８頭は牝馬で、活躍が目立っている。５歳馬は【2.4.1.37】で複勝率15.9％、６歳馬は【3.0.2.26】で同16.1％。ともに複勝率で４歳馬に２倍以上の差をつけられている。

３歳馬は【1.2.1.16】で21年ピクシーナイトが勝利し、複勝率20.0％は４歳馬に次いで高い。７歳馬は【1.1.1.22】で一昨年ジャンダルムが優勝するも複勝率12.0％、８歳以上の馬は【0.0.0.7】で好走馬が出ていない。

３）セントウルＳ組は前走５着以内

前走レース別成績は、出走数最多のセントウルＳ組が【4.3.1.44】。19年タワーオブロンドンら最多の４勝をあげ、連対率13.5％・複勝率15.4％。この組の連対馬７頭中６頭はスプリンターズＳで上位３番人気以内に支持されていた。セントウルＳ組の好走馬８頭はすべて前走５着以内で、特に前走１着馬は【2.2.0.5】で連対率44.4％と優秀だ。

キーンランドＣ組は【1.1.5.37】で14年スノードラゴンが勝利し、複勝率15.9％。この組の３着以内馬７頭中６頭は前走キーンランドＣで４着以内に入っていた。

４）前走４番人気以内、継続騎乗馬に注目

前走人気別成績（海外出走馬を除く）は、前走１番人気だった馬が【3.4.5.19】。18年ファインニードルら３勝をあげ、複勝率38.7％と高い。これら前走４番人気以内だった馬は【9.9.6.63】で、優勝馬９頭を含む３着以内馬30頭中24頭を占めている。なお、前走５番人気以下だった馬は【1.1.4.62】。一昨年のジャンダルム（前走９番人気）の１勝のみで、複勝率8.8％と低い。

また、前走から騎手が継続か乗り替わりかの比較では、乗り替わりの馬は【2.2.5.60】。昨年のママコチャら２勝で、連対率5.8％・複勝率13.0％。３着以内馬９頭中５頭は９番人気以下の伏兵だった。対して、前走から継続騎乗の馬は【8.8.5.71】で、大半の８勝をあげている。連対率17.4％・複勝率22.8％と乗り替わり組を上回っている。

【スプリンターズステークス過去10年】

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