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25年のキーンランドCを制したパンジャタワー
2025年のキーンランドC1着以降、勝ち鞍はないものの、国内外で安定した走りを見せている。前走の2026年キーンランドCは前半600m34秒0に対し、後半600m33秒7というゆったりしたペースの中、道中6番手から直線で末脚を伸ばして2着。斤量差と位置取りが敗因なので、全く悲観する必要はない。今回はハイペース必至のメンバー構成。中山芝1200mが初めての点は鍵になるが、上位争いできる可能性は非常に高い。

26年の桜花賞を制したスターアニス
2歳未勝利戦ながら小倉芝1200mを7馬身差で圧勝しており、本来は1200〜1400mでも高いパフォーマンスを発揮できるタイプ。今年の桜花賞で淀みないペースの中、高いスピード能力と抜群の決め手で突き抜け、1分31秒5(良)のタイムをマークした地力を改めて評価したい。実際には中山芝が初めてなのでやってみないとわからないが、追走に苦しむリスクは低く、斤量54kgを生かして差し切るシーンは十分考えられる。

26年のセントウルSで重賞2勝目を飾ったフリッカージャブ
芝1200mに専念するようになって8戦6勝と物凄い充実ぶりを見せている。6着に敗れた4走前のオーシャンSが今回と同じ中山芝1200mである点は気になるが、重賞初挑戦に加え勝ち馬とわずか0.3秒差だったと大目に見ることもできる。その後は3連勝を果たし、特に前走のセントウルSはピューロマジックが作ったハイペースの中、2番手追走から抜け出し、1分06秒9(良)の時計で勝利した内容が秀逸。スプリンターズSでも好位で立ち回り勝ち負けができるメドが立った。

26年の京王杯スプリングCを逃げ切ったワールズエンド
2走前の京王杯スプリングCで逃げ切り勝ちを果たし、前走の安田記念でも逃げて2着に粘った。並みの馬ではなかなかできない芸当であり、スピード能力と底力は相当高い。課題はキャリア初となる1200mである点。近走は逃げて結果を出しているが、今回はスプリントG1特有の苛烈なハイペースの中、どの位置で立ち回ることができるか。先行争いに巻き込まれないよう注意し、ある程度末脚を温存する必要があるかもしれない。

25年のスプリンターズSで悲願のG1制覇を果たしたウインカーネリアン
2025年のスプリンターズSはレースの前後半3ハロンが33秒7-33秒2という異例の緩いペースの中、逃げたジューンブレアをマークしながら2番手で追走し、直線での叩き合いを制して悲願のG1初制覇を飾った。今年9歳だが高松宮記念で3着と好走し、前走のキーンランドCも斤量59kgで逃げ粘り3着と衰えは全く感じさせない。中山芝1200m向きの機動力とスピードを兼ね備えており、今年も最初から最後までハラハラできるレースが期待できそうだ。

26年のアイビスSDをコースレコードで制したピューロマジック
2026年のサマースプリントシリーズで合計26ポイントを獲得し、2位フリッカージャブを抑えて同シリーズのチャンピオンに輝いた。特に評価したいのが前走のセントウルS。フリッカージャブに交わされて2着に敗れたものの、直線に急坂がある阪神芝で連対した内容は成長を示したと言える。中山芝1200mの成績は【0-0-0-3】と結果が出ていないが、充実した今の状態ならば、これまでとはひと味違うレースを見せてくれるかもしれない。

24年のスプリンターズSを勝利したルガル
2024年のスプリンターズSを制するなど、実績と地力は今回のメンバーでトップクラス。3走前のオーシャンSでは前半600m32秒0のハイペースを2番手で追走し、一旦は先頭に立つも最後内から2頭に交わされて3着。斤量58kgでクビ+クビ差だったので、勝ちに等しい内容だった。近2走の海外G1の成績は度外視していいだろう。状態面に問題がなく、内〜中枠を引いてうまく立ち回ることができれば勝機も十分ある。

26年のオーシャンSを制したペアポルックス
2025年のスプリンターズSはスタートでやや後手を踏んで後方追走となり、直線は大外に持ち出されて上がり3ハロン32秒8の脚を使ったが13着に敗れた。2走前のオーシャンSは2枠3番からスタートしてインの後方で脚を溜め、直線は最内の狭いスペースから伸びて見事に差し切った。中山芝1200m【2-1-0-1】は得意なコース。引き続き岩田康誠騎手が騎乗予定なので、もし内枠を引くことができれば警戒が必要だろう。

23年のスプリンターズSを制したママコチャ
重賞勝ちは2023年のスプリンターズSと2025年のオーシャンSで、いずれも中山芝1200m。その他のコースでも比較的安定した成績を残しており、2026年の高松宮記念こそスタートダッシュが決まらず直線大外から追い上げる展開となり9着に敗れたが、前走のセントウルSは1枠1番を生かして3着に入った。7歳の牝馬だが、高いレベルで力をキープしているので、展開や枠番に恵まれれば十分上位争いはできるはず。

25年会津ステークスを制したレイピア
2026年に入りオーシャンS2着、高松宮記念5着、函館スプリントS3着、CBC賞2着とスプリント重賞で常に上位争いをしている。近走は先行せずに中団で脚を溜めて、直線は馬群を割って脚を伸ばす競馬が印象的だ。G1ではスピード争いには加われず、勝ち切る決め手にも課題があるが、器用さと粘り強さがあるので展開が向けば侮れない存在だ。