第54回 スプリンターズステークス 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
スプリンターズステークスを丸裸にしてみよう！

昨年は２番人気タワーオブロンドンが勝利。２着には逃げた３番人気モズスーパーフレア、３着には１番人気ダノンスマッシュが入った。

１）昨年は堅い決着だったものの…

過去10年（新潟開催の14年を含む）の人気別成績は、１番人気馬が【4.1.1.4】。一昨年のファインニードルら最多の４勝をあげ、連対率50％・複勝率60％。２番人気馬は【2.3.0.5】で昨年のタワーオブロンドンら２勝で、連対率・複勝率50％と連対率で１番人気馬と並んでいる。以下、３番人気馬が２勝、10・13番人気馬が１勝ずつ。13番人気馬は14年にスノードラゴンが勝利している。勝ち馬同様に、２・３着馬も下位人気まで幅広く分布。特に３着馬は10頭中８頭が７番人気以下の伏兵だった。

馬連での万馬券は２着に９番人気パドトロワが激走した11年のみだが、３連単で10万円以上の配当は過半数の６回と多い。昨年は３番人気以内の馬が上位を占めて堅くおさまったが、波乱となるケースも目立つ一戦だ。

２）セントウルＳ組は前走５着以内

前走レース別成績は、出走数最多のセントウルＳ組が【5.4.3.44】（同レース取消のキンシャサノキセキを含む）。15年ストレイトガールら５勝をあげ、連対率16.1％・複勝率21.4％。この組の連対馬９頭中８頭はスプリンターズＳで上位３番人気以内に支持されていた。

また、セントウルＳ組は前走５着以内だった馬に注目。のべ【5.3.2.22】で連対率25.0％・複勝率31.3％と優秀だ。なお、前走着外から好走したのは13年マヤノリュウジン（前走７着）のみで、一変は厳しい。

３）前走４番人気以内の馬に注目

前走人気別成績（海外出走馬を除く）は、前走１番人気だった馬が【5.1.3.20】。13年ロードカナロアら半数の５勝をあげ、連対率20.7％・複勝率31.0％と高い。これら前走で４番人気以内だった馬は【9.8.7.67】で、優勝した日本馬９頭すべて該当しており、３着以内馬30頭中24頭を占めている。

なお、前走５番人気以下だった馬は【0.1.3.54】で、連対率1.7％・複勝率6.9％と苦戦傾向にある。

４）騎手が乗り替わりの馬は勝ち星なし

前走から騎手が継続か乗り替わりかの比較では、乗り替わりの馬は【0.1.6.59】。勝ち馬が出ておらず、２着も１回のみと少ない。３着以内馬７頭はすべて５番人気以下の伏兵だった。

対して、前走から継続騎乗の馬は【10.9.4.71】で勝率10.6％・連対率20.2％。10年に勝利した香港馬ウルトラファンタジーを含め、勝ち馬はすべて前走から継続騎乗の馬だった。

【スプリンターズステークス過去10年】

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