第52回 スプリンターズステークス 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

競馬予想・競馬情報トップ　> G1特集　> スプリンターズステークス　> 2018　> 過去の傾向

過去10年のJRA-VANデータをもとに、
スプリンターズステークスを丸裸にしてみよう！

昨年は１番人気レッドファルクスが差し切って同レース２連覇を達成。２着には５番人気レッツゴードンキ、３着には７番人気ワンスインナムーンが入った。

１）牝馬の好走が目立つ一戦

過去10年（新潟開催の14年を含む）の人気別成績は、１番人気馬が【4.1.0.5】。昨年のレッドファルクスら最多の４勝をあげるも、連対率・複勝率50％とそれほど高くない。２番人気馬は【1.5.0.4】で12年ロードカナロアの１勝のみだが、連対率・複勝率60％はトップだ。以下、３番人気馬が２勝、６・10・13番人気馬が１勝ずつ。13番人気馬は14年スノードラゴンが勝利している。勝ち馬同様に、２・３着馬も下位人気まで幅広く分布。毎年１頭は６番人気以下の伏兵が激走している。

馬連での万馬券は２着に９番人気パドトロワが激走した11年のみだが、３連単で10万円以上の配当は含む５回と多い。また、昨年は２着レッツゴードンキ、３着ワンスインナムーンと牝馬が好走。これら牝馬は【3.3.6.31】で15年ストレイトガールら３勝。連対率14.0％・複勝率27.9％と、牡馬・セン馬を上回っている。

２）前走セントウルＳ１着馬は勝ち星なし

前走レース別成績は、出走数最多のセントウルＳ組が【4.3.3.53】。15年ストレイトガールら最多の４勝をあげ、勝率6.3％・連対率11.1％・複勝率15.9％。この組の３着以内馬10頭中６頭がスプリンターズＳで３番人気以内に支持されていた。

この組の前走着順別成績は、前走１着馬が【0.1.1.7】で勝ち星がなく、２・３着止まり。対して、２着馬は【2.0.0.7】で12年・13年連覇のロードカナロアの２勝。なお、前走３着馬は【0.0.0.3】で、前走４着以下は【2.1.2.36】。15年１着ストレイトガール（前走４着）ら巻き返した５頭中３頭は過去にＧ１で３着以内に好走した経験があった。

３）キーンランドＣ３着以内馬が好成績

セントウルＳ組以外では、キーンランドＣ組が【2.3.5.32】。14年スノードラゴンら２勝で、複勝率23.8％とセントウルＳ組を上回っている。この組の３着以内馬10頭中７頭は５番人気以下の伏兵だった。この組は前走キーンランドＣで３着以内だった馬が【1.3.3.12】で、複勝率36.8％と優秀だ。

また、安田記念組は【1.1.0.6】で昨年のレッドファルクスが勝利。ＣＢＣ賞組【1.0.0.1】で一昨年のレッドファルクス、北九州記念組【1.0.0.8】で08年スリープレスナイトがそれぞれ勝利している。なお、海外馬はのべ【1.0.0.10】で10年に香港馬ウルトラファンタジーが10番人気で勝利している。

４）好走馬の大半は前走４番人気以内

前走人気別成績は、前走１番人気馬が【4.2.2.20】。13年ロードカナロアら最多の４勝をあげ、連対率21.4％・複勝率28.6％。これら前走で上位４番人気以内だった馬で９勝（前走海外レースのウルトラファンタジー以外）をあげており、３着以内馬30頭中25頭と大半を占めている。

なお、前走５番人気以下だった馬は【0.1.2.58】で勝ち星がなく、複勝率4.9％と苦戦傾向にある。

【スプリンターズステークス過去10年】

この表は右にスクロールできます。