第26回 秋華賞 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
秋華賞を丸裸にしてみよう！

昨年は１番人気デアリングタクトが優勝。２着に10番人気マジックキャッスル、３着に９番人気ソフトフルートが入った。

※今年は阪神競馬場で行われるが、京都開催の過去10年のデータを中心に分析する。

１）勝ち馬はすべて上位４番人気以内

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【4.1.1.4】。昨年のデアリングタクトら４勝をあげ、連対率50％・複勝率60％。３番人気馬は【4.0.1.5】で、17年ディアドラら最多タイの４勝をあげている。２番人気馬は11年アヴェンチュラ、４番人気馬は一昨年のクロノジェネシスがそれぞれ勝利。勝ち馬はすべて上位４番人気以内の馬から出ている。

10番人気以内に２着馬は全頭、３着馬は10頭中９頭がおさまっている。ただ、10番人気馬が一昨年３着、昨年２着と近２年続けて好走している。堅めの決着が多く、３連単10万円以上の配当は13年の１回のみと少ない。

２）関西馬が大半の９勝

出走馬の所属別成績は、美浦所属の関東馬が【1.3.1.66】。18年アーモンドアイの１勝のみで、連対率5.6％・複勝率7.0％と低い。対して、栗東所属の関西馬は【9.7.9.81】で一昨年のクロノジェネシスら９勝をあげている。昨年は１・３着が該当しており、連対率15.1％・複勝率23.6％と関東馬を大きく上回っている。

キャリア別成績では、少数ながら４戦の馬が【1.1.1.4】。昨年のデアリングタクトが勝利し、複勝率42.9％と優秀だ。また、６戦【3.2.2.20】で複勝率25.9％、８戦【2.1.3.17】で同26.1％と高い。これら４〜８戦の馬で大半の９勝をあげている。

３）前走オークス３着以内馬が３連勝中

前走レース別成績は、オークス組が【3.0.0.12】。18年アーモンドアイら近３年続けて勝ち馬が出ている。優勝馬３頭はいずれも前走オークスで３着以内に入っていた。

出走数が抜けて多いローズＳ組は【3.5.7.56】で15年ミッキークイーンら３勝をあげ、複勝率21.1％。昨年を除いて毎年１頭は３着以内に入っている。この組で前走５着以内だった馬は【3.5.5.27】で複勝率32.5％。対して、前走６着以下の馬は【0.0.2.28】で連対馬が出ておらず、複勝率6.7％と低い。

４）紫苑Ｓ組は前走３番人気以内に注目

その他のレースでは、16年に重賞に昇格した紫苑Ｓ組が【2.3.0.20】（昇格後）。16年ヴィブロスら２勝をあげ、連対率・複勝率20.0％。この組は前走３番人気以内だった馬が【2.2.0.3】で、連対率・複勝率57.1％と非常に高い。

なお、前走が条件戦だった馬は【0.2.3.25】で、複勝率16.7％。昨年３着ソフトフルートら３着以内馬５頭はいずれも条件戦で古馬相手に勝利した経験があった。

【秋華賞過去10年】

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