第26回 秋華賞 血統分析｜G�T特集

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父ディープインパクト、母父キングカメハメハのアカイトリノムスメが有力

1）サンデーサイレンス系は連軸向け

サンデーサイレンス系が2005年以降連対をキープ、2012〜2016年には５年連続でワン・ツー・フィニッシュを決めている。ただ勝率は目立たず、ディープインパクトの４勝・２着５回だけが際立っている。それ以外のサンデー系は連軸向けか。少ない出走数で２勝をあげているナスルーラ系の方が期待度は上だ。

◎プラス評価……父ディープインパクト／父ナスルーラ系
　○プラス評価……サンデーサイレンス系（ただし連軸として）

【父馬の系統別成績（過去10年）】

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【過去10年の連対馬の父と母父】

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2）2400ｍ以上で勝ち負けできる底力が必要

勝ち馬の父には長距離Ｇ１で活躍した顔ぶれが目立つ。とりわけ東京または欧州の芝2400ｍでの実績はほぼ不可欠だ。アーモンドアイの父ロードカナロアは短距離馬だったが、アーモンドアイ自身が東京・芝2400ｍのオークス勝ち馬である。

◎プラス評価……父に東京または欧州・芝2400ｍでの実績がある
　●マイナス評価…父にも自身にも芝2400ｍの実績がない

【勝ち馬（過去10年）の父　重賞実績】

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3）母父は欧米短距離型か日欧長距離型か

母父成績は、好走数としてはノーザンダンサー系、率としてはサンデーサイレンス〜ヘイルトゥリーズン系が健闘を見せる。

また勝ち馬の母父は、Bertolini、グラスワンダー、フレンチデピュティ、Gold Away、Machiavellian、クロフネ、キングカメハメハと、芝またはダートのマイル前後で活躍したタイプが目立つ。

◎プラス評価……母父がマイル前後で活躍
　〇プラス評価……母父がノーザンダンサー系／サンデーサイレンス〜ヘイルトゥリーズン系
　●マイナス評価…母父ナスルーラ系／その他の系統

【母父の系統別成績（過去10年）】

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4）母の母の父は粒揃い

勝ち馬の「母の母の父」を見ると、４頭がノーザンダンサー系、３頭がミスタープロスペクター系、２頭がサンデーサイレンス。Nureyev、サンデーサイレンスなど、欧米の年度代表馬クラスや歴史的な種牡馬、Ｇ１馬がズラリと並んでいる点も見逃せない。

◎プラス評価……母の母の父が欧米の年度代表馬クラスや歴史的な大種牡馬
　〇プラス評価……母の母の父がノーザンダンサー系／ミスタープロスペクター系／サンデーサイレンス

結論

注目のソダシは父クロフネにも自身にも芝2400ｍの実績がない。ファインルージュは母父ボストンハーバーがナスルーラ系という点がネックとなりそうだ。ゴールドシップ産駒ユーバーレーベンも、母父、母母父の成績が不満で、連軸なら。

アカイトリノムスメは母母父Salt Lakeがパンチ不足も、父がディープインパクト、母父がマイルＧ１勝ち馬キングカメハメハで、母アパパネに続く勝利もありうる。大穴なら父が三冠馬オルフェーヴル、母父がディープインパクト、母母父が英愛ダービーや凱旋門賞を勝ったSinndarというスライリーだ。

【アカイトリノムスメの血統表】

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