第81回 皐月賞 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
皐月賞を丸裸にしてみよう！

昨年は１番人気コントレイルが優勝。２着に３番人気サリオス、３着に８番人気ガロアクリークが入った。

１）波乱の可能性もある一戦

東京開催の2011年を含む過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【3.2.1.4】。昨年のコントレイルら３勝で、連対率50％・複勝率60％。２番人気馬は【1.3.0.6】で、14年イスラボニータが勝利。以下、４番人気馬が２勝、３・７・８・９番人気馬が１勝ずつ。近２年は１番人気馬が勝利しているものの、７〜９番人気馬でのべ３勝と伏兵馬の一発もみられる。２着馬は９番人気、３着馬は12番人気まで幅広く分布している。

配当面では３連単４万円以下が近２年を含む過半数の６回と多い一方で、17年は９→４→12番人気の順で入り、３連単106万4360円の大波乱。堅めの決着が多いものの、波乱の可能性もある一戦だ。

２）共同通信杯組は前走上がり２位以内が好成績

前走レース別成績は、共同通信杯組が【4.0.2.10】。16年ディーマジェスティら最多の４勝をあげており、連対率25.0％・複勝率37.5％と優秀だ。この組は前走での上がり順位に注目。前走上がり最速だった馬は【2.0.1.2】、前走上がり２位だった馬も【2.0.0.4】。この組の勝ち馬４頭はすべて前走で上がり２位以内だった。

また、前哨戦のスプリングＳ組は【3.1.3.32】。18年エポカドーロら３勝で、連対率10.3％・複勝率17.9％。この組の３着以内馬７頭はいずれも前走で連対を果たしていた。

３）弥生賞組は前走４着以内に注目

同じく前哨戦の弥生賞組は【0.5.2.34】。勝ち星がなく、連対率12.2％・複勝率17.1％はスプリングＳ組とほぼ並んでいる。この組の３着以内馬７頭はいずれも前走で４着以内に入っており、そのうち５頭は過去に重賞での勝利経験があった。

その他のレースでは若葉Ｓ組が【0.2.1.21】で、前走１番人気だった馬が【0.2.1.3】と好成績をあげている。きさらぎ賞組【0.0.1.5】、京成杯組【0.0.1.3】でともに３着止まり。すみれＳ組は【0.0.0.11】ですべて４着以下に終わっている。

４）前走１着馬が大半の８勝

前走着順別成績は、１着馬が【8.7.5.52】で12年ゴールドシップら大半の８勝をあげている。なかでも前走１番人気で勝利した馬は【5.6.2.10】で、勝率21.7％・連対率47.8％・複勝率56.5％と非常に高い。近２年は一昨年のサートゥルナーリア、昨年のコントレイルと無敗馬の勝利が続いている。

また、前走２着馬は【2.1.2.28】で、18年エポカドーロら２勝。これら３着以内に好走した５頭中４頭は前走１番人気に支持されていた。前走３着以下からの優勝はなく、前走５着以下だった馬は【0.0.1.33】で連対馬が出ていない。

【皐月賞過去10年】

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