第81回 皐月賞 レース結果回顧・払戻｜G�T特集

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レース結果

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エフフォーリア、無傷の4連勝で皐月賞を制す！

第81回皐月賞は横山武史騎手騎乗の2番人気エフフォーリアがインの先団で追走し、最後の直線は力強い伸び脚で抜け出して優勝。デビューから無傷の4連勝でG1初制覇を果たした。勝ち時計は2分00秒6（稍重）。鞍上の横山騎手は嬉しいJRAのG1初勝利。本馬を管理する鹿戸雄一調教師はこのレース初勝利となった。

2着は3馬身差で田辺裕信騎手騎乗の8番人気タイトルホルダー。3着はクビ差で吉田隼人騎手騎乗の6番人気ステラヴェローチェ。

レース展開・総括

ワールドリバイバルがハナへ行き、平均ペース

全馬大きな出遅れはなかった。13番タイトルホルダーと12番ワールドリバイバルが並んでじんわりと前へ。1コーナーでワールドリバイバルが先頭に立ち、1馬身差の2番手にタイトルホルダーが控えた。その直後に7番エフフォーリアと8番ダノンザキッドが並んで追走。差がなく14番アサマノイタズラと16番レッドベルオーブ。1馬身差で先団をみて1番アドマイヤハダルと9番ラーゴム。それから15番グラティアス。1馬身差で中団から5番ヴィクティファルス、3番ステラヴェローチェ、10番シュヴァリエローズ。さらに1馬身差で後方集団に6番ヨーホーレイク、2番ルーパステソーロ、11番ディープモンスター。2馬身差で最後方から4番イルーシヴパンサーという隊列になった。

前半1000m通過は60秒3で平均的な流れ。3コーナーでワールドリバイバルにタイトルホルダーが並びかけ、3番手にレッドベルオーブ。エフフォーリアも差がなくインのポケットで脚を溜め、中にダノンザキッド、外にアサマノイタズラと並んだ隊列で先団を形成し、残り600mを通過した。その後ろは2馬身差でグラティアス、アドマイヤハダルが位置し、4コーナーを通過。その後ろはディープモンスターが大外へ行き、ステラヴェローチェはインコースを狙いながら4コーナーをカーブした。

エフフォーリアが抜け出して独走

最後の直線に入るとワールドリバイバルが力尽き、エフフォーリアが経済コースを通り末脚を伸ばす。2番手でタイトルホルダーは食い下がるが、エフフォーリアがジリジリとその差を広げにかかった。レッドベルオーブは3番手だが脚色が前と変わらない。ダノンザキッドは完全に後退してしまい、ステラヴェローチェとアドマイヤハダルがじわじわと脚を伸ばした。

エフフォーリアは力強く坂を駆け上がり、残り200mを過ぎると独走の雰囲気。2番手は変わらずタイトルホルダー。ステラヴェローチェとアドマイヤハダルが3番手争い。完全に抜け出したエフフォーリアがそのまま最後まで力強く駆けて先頭でゴールを果たした。

3年連続で無敗の皐月賞馬が誕生

勝ったエフフォーリアは淀みない流れを好位のインでしっかりと折り合うと、最後の直線で素晴らしい伸び脚をみせた。鞍上の横山武史騎手にとってはプレッシャーがかかるレースだったが、完璧なレース運びで馬の力を引き出した。2019年サートゥルナーリア、20年コントレイルに続き、3年連続で無敗の皐月賞馬が誕生したことになる。

今回、エフフォーリアは2着に3馬身差をつけた。距離延長も問題なさそうで、東京芝の実績もある。日本ダービーでも有力で、ますます楽しみだ。対照的に1番人気ダノンザキッドはまさかの15着に惨敗。位置取りは1、2着馬とほぼ変わらなかったが、1コーナーまでに少し引っかかったことと、道中は馬の間に挟まれ続け、終始プレッシャーとなっていたかもしれない。

【第81回 皐月賞　成績表】

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