競馬予想・競馬情報トップ > G1特集 > 桜花賞 > 2020 > 調教情報
前走後は放牧を挟んで3月25日に栗東へ帰厩。2日後の27日には坂路で800m51.7秒の追い切りをこなしており、緩ませた感じもなく、調整過程に問題はない。ここ2週は武騎手を背に坂路単走で、先週はごく軽めの内容を消化。今週は前に数頭いたためにやや力み気味ではあったが、800m49.5秒という破格の好時計を叩き出した。肉体面は完璧な仕上がりで、気性面が課題になる。
前走後は放牧を挟んで3月12日に栗東へ帰厩。翌日から坂路入りを再開して約1か月入念に乗り込まれており、調教量に不足はない。ここ2週は松山騎手を背に追い切られ、先週はWコース3頭併せで2頭に遅れたが、この馬なりには動けていた。今週は坂路単走でほぼ馬なりだったが、折り合いもついてしっかり加速ラップを踏めていた。ほぼ万全の仕上がりといえそうだ。
前走後は放牧を挟んで3月11日に美浦へ帰厩。約1か月で10本近い追い切りをこなしており、調教量は十分だ。先週は助手を背にWコースで僚馬を追走する形から併入し、直線の脚さばきは軽快そのもの。今週は杉原騎手を背に坂路で僚馬の後ろで我慢させ、ラスト300m地点で内から併せて楽な手応えのまま先着した。休み明けだが、前走以上の状態と見てよさそうだ。
前走後は美浦には戻らず、栗東での調整。しっかり休ませた分、追い切り再開はやや遅めだが、問題ない範囲と見ていいだろう。ここ2週はWコースで追い切られ、先週は藤岡佑騎手を背に僚馬と併せ、直線は終始並走したままゴール。今週は助手を背に単走で、1000m66秒台、直線強めに追われてラスト200m12秒台でまとめた。上積みは薄いが、前走時の状態は維持できている。
前走後は放牧を挟んで3月6日に栗東へ帰厩。翌日から1か月以上にわたって入念に乗り込まれており、調教量に不足はない。ここ2週は川田騎手を背にWコースで追走する形の併せ馬で、先週は追い出されると並ぶ間もなく交わして先着。今週は先行する2頭の内に入り、軽く仕掛けられた程度で鋭い末脚を見せた。休み明けだが、状態面は万全と見てよさそうだ。
前走後はしっかり疲れを取った後、3月27日に坂路で800m55秒台をマーク。中間の追い切り本数は少ないが、仕上がり早のタイプだけに問題はない。ここ2週はWコースで追われ、先週は助手を背に3頭併せの真ん中に入って楽な手応えで併入。今週はM.デムーロ騎手を背に単走で、直線軽く仕掛けられてゴールした。前走時とほぼ変わりない状態だ。
前走後は放牧を挟んで3月半ばに栗東へ帰厩。徐々に追い切りを強化していく理想的な形で、調整過程は極めて順調だ。ここ2週は併せ馬で追い切られ、先週は福永騎手を背にWコースで格下馬相手に追走先着。今週は助手を背に坂路でオープン馬を追走し、最後はわずかに遅れたが、余裕残しの手応えで好時計をマークした。前向きすぎる面はあるが、体調面は万全だ。
前走後は放牧を挟んで3月初めに美浦へ帰厩。3月8日からだいたい週2本ペースで合計8本の追い切りをこなしており、調教量は十分だ。ここ2週は助手を背にWコースで追われ、先週は内めを回ったとはいえ1000m63秒前後の好時計をマーク。今週は3頭併せの最内に入り、軽く追われて2頭とほぼ併入という内容だった。大きな上積みこそ感じられないが、仕上がりは良好だ。
ウーマンズハートは先週、藤岡康騎手を背にWコースでオープン馬と併せて長めから強めに追われるハードな内容を消化。今週は坂路単走で軽めだったが、動きは悪くなく、実力を出せる状態。スマイルカナは先週Wコースの併せ馬で1000m64秒前後の好時計をマークして大きく先着。今週は単走だったが素晴らしい動きを見せており、輸送前とはいえ絶好の仕上がり。ヤマカツマーメイドは先週Wコース併せ馬でハードな内容を消化。今週は坂路単走でややフラつき気味ながらも好時計が出ており、自身の力は出し切れる状態だ。