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G1特集 第80回 桜花賞G1特集 第80回 桜花賞

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レシステンシア 2歳女王の反撃なるか

レシステンシア
阪神ジュベナイルフィリーズをレコード勝ちしたレシステンシア

デビューから無傷の3連勝で阪神ジュベナイルフィリーズを制覇して2歳女王に輝いた。今年はチューリップ賞から始動。圧倒的1番人気の支持を受けて逃げたが3着に敗れた。近2走の前後半800mのレースラップを比較すると、大きな違いがある。2走前の阪神ジュベナイルフィリーズが45秒5-47秒2に対し、前走チューリップ賞は47秒1-46秒2だった。速いペースでは5馬身差のレコードで走ったが、スローペースでは初黒星を喫した。今回は武豊騎手(デビュー戦以来2度目の騎乗)に乗り替わる。名手のペース判断・手綱さばきが大きなカギだ。

マルターズディオサ チューリップ賞で重賞初制覇

マルターズディオサ
チューリップ賞を勝ったマルターズディオサ

前走チューリップ賞では馬体重の増減はなし。8枠スタートで前に壁を作りにくい状況だったが、好スタートからすぐに2番手につけて折り合った。レシステンシアをマークしながら進み、最後の直線ではラチ沿いから来たクラヴァシュドールも加わり3頭による激しい追い比べ。この争いを制して重賞初制覇を飾った。前哨戦とはいえ、阪神ジュベナイルフィリーズで0.8秒離されたレシステンシアに勝ったことは大きな自信になるだろう。長くいい脚を使うことができ、競り合いにも強い。どんなペースになっても対応できる点も安心だ。

リアアメリア G1でも楽しみな末脚

リアアメリア
アルテミスSを勝利したリアアメリア

昨年末の阪神ジュベナイルフィリーズでは後方集団の14番手から追走。最後の直線で末脚にかけるもジリジリとしか伸びず6着に終わった。圧倒的1番人気としては残念な結果だが、キャリアの浅さも災いしたかもしれない。勝ったレシステンシアが強すぎた上、初めて経験する速いペース・時計に戸惑った可能性もある。2走前に勝利したアルテミスSでは脚をじっくりと溜めて、鋭い瞬発力を繰り出した。この時2着に下したサンクテュエールは次走シンザン記念を優勝した。嵌ればG1でも楽しみな末脚を持っている。

サンクテュエール シンザン記念を優勝

昨年のグランアレグリアに続き、藤沢和雄厩舎とルメール騎手のタッグで桜花賞連覇を目論む。本馬もディープインパクト産駒でここまで3戦2勝。アルテミスSではリアアメリアの2着と好走し、前走シンザン記念では朝日杯フューチュリティS5着のプリンスリターンとの競り合いをクビ差制した。スタートは遅いが、ダッシュ力があり、勝負根性が優れている。シンザン記念の好走馬は桜花賞でよく結果を出している。過去10年ではアーモンドアイ(18年)やジュエラー(16年)、ジェンティルドンナ(12年)やマルセリーナ(11年)が勝利。休み明けでも注目したい。

デアリングタクト 圧巻だったエルフィンS

エピファネイア産駒の2戦2勝馬。重賞も阪神コースも未経験ながら、大いに注目を集めそうな素質馬だ。というもの前走エルフィンSの内容が圧巻だった。最後の直線外から4馬身も突き抜けた強烈な瞬発力が印象的だ。3着に下したスマートリアン(チューリップ賞5着)や4着エーポス(フィリーズレビュー1着)の次走成績を見ると、弱い相手ではなかったことがわかる。勝ちタイムの1分33秒6(良)は同日に行われた4歳以上1勝クラス(8R)よりも0.2秒速く、時計面でも優秀なレースだった。G1でのパフォーマンスにも注目。

クラヴァシュドール 1勝馬ながら実力十分

前走チューリップ賞は1枠からスタートを切り4番手で追走。最後の直線はラチ沿いを走りレシステンシアを競り落とすも、外からきたマルターズディオサとの競り合いにハナ差敗れて2着に終わった。経済コースを上手に立ち回っただけに悔しい結果だ。2走前の阪神ジュベナイルフィリーズは勝ち馬から0.8秒差ながら3着と好走。3走前のサウジアラビアロイヤルCはサリオスの2着。強敵相手にも善戦を続けている点は評価できる。1勝馬ながら実力はトップクラス。今回も上位争いが期待できそうだ。

ミヤマザクラ クイーンCを勝利

前走クイーンCはハイペースの流れを2番手から追走。逃げ馬とは大きく離れた位置だったため、実質は平均ペースの追走だが、初めてのマイル戦とは思えないほどスムーズだった。スピード能力も十分あり、レースセンスが高い証拠だろう。2着に下したマジックキャッスルはサフラン賞でマルターズディオサ、ファンタジーSでレシステンシアの2着と好走している。本馬の実力は今回のメンバーに入ってもヒケは取らない。オークスが行われる東京芝2400mの方が適性は高いかもしれないが、阪神芝1600mでも楽しみ。

マジックキャッスル 母は桜花賞3着

7月の福島芝1200mでデビューし、4馬身差で圧勝。力の違いを見せて、その後は距離延長にも難なく対応した。サフラン賞ではマルターズディオサの2着。ファンタジーSではメンバー中最速の上がりを使ってレシステンシアの2着に入った。前走クイーンCも上がり3ハロン1位の瞬発力を繰り出し、ミヤマザクラの2着。ディープインパクト産駒らしい鋭い決め手が大きな武器だ。母ソーマジックは2008年にアネモネSを勝ち、桜花賞では5番人気でレジネッタの3着と好走した。本馬も人気以上の走りを見せたい。

ウーマンズハート 状態面などで上積みがあれば

2走前の阪神ジュベナイルフィリーズは2番人気で4着に終わった。1番人気のリアアメリアには先着したが、期待ほどの走りはできなかった。速いペースを好位でついて行ったため、うまく脚が溜まらなかったのかもしれない。前走チューリップ賞は3番人気で6着。中団で脚を溜めて、上がり3ハロンはメンバー中3位タイをマーク。勝ち馬とは0.4秒差で入線した。一応、この馬らしい鋭い脚は使えたし、上位勢ともあまり差はなかった。状態面などで上積みがあれば、もっと肉薄した勝負ができるかもしれない。

ヤマカツマーメイド フィリーズレビューで2着

通算成績は【2.2.0.3】。今回のメンバーの中ではキャリアが最も豊富だ。2走前の阪神ジュベナイルフィリーズでは強いメンバーを相手に5着と善戦した。前走フィリーズレビューは速いペースを好位から進みタイミング良く抜け出して2着。最後はエーポスの鋭い末脚に屈したが、優先出走権獲得という大きな目的は果たした。重賞ではやや決め手不足の面があるものの、しぶとい脚を使って自分の力は出せそうだ。脚質はペースに応じて変えることができそう。ライバルが崩れたときには出番があるかもしれない。