第80回 桜花賞 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
桜花賞を丸裸にしてみよう！

昨年は２番人気グランアレグリアが優勝。２着に７番人気シゲルピンクダイヤ、３着に３番人気クロノジェネシスが入った。

１）２番人気馬が最多の４勝

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【2.2.1.5】。2014年ハープスターら２勝をあげ、連対率40％・複勝率50％。２番人気馬は【4.3.0.3】で昨年のグランアレグリアら最多の４勝をあげており、連対率・複勝率70％でトップだ。以下、３・５・７・８番人気馬が１勝ずつ。２着馬は７番人気以内におさまっているものの、３着馬は14番人気まで幅広く分布している。

アーモンドアイが勝利した一昨年（２→１→３番人気）のように上位人気馬で堅く決まる年もあるが、アユサンが制した13年は７→２→14番人気の順で３連単67万9300円と波乱となるケースもある。上位人気馬が信頼できるか、よく見極めたい一戦だ。

２）キャリア３・４戦の馬が好成績

出走馬のキャリア別成績は、３戦の馬が【4.4.1.15】。16年ジュエラーら最多の４勝をあげ、連対率33.3％・複勝率37.5％でトップだ。また、４戦の馬は【3.3.6.28】で12年ジェンティルドンナら３勝で、複勝率30％と高い。これら３・４戦の馬で過半数の７勝をあげており、好成績を示している。

出走数が最も多い５戦の馬は【2.1.1.42】で15年レッツゴードンキら２勝も複勝率8.7％、６戦の馬は【1.2.2.32】で17年レーヌミノルが勝利するも同13.5％。複勝率でともに３・４戦の馬に大きく水を開けられている。なお、２戦の馬は【0.0.0.4】、７戦以上の馬は【0.0.0.27】でともに３着以内馬が出ていない。

３）チューリップ賞組はオープン勝ちorマイル重賞連対実績に注目

前走レース別成績は、チューリップ賞組が【6.6.6.26】。10年アパパネら過半数の６勝をあげており、連対率27.3％・複勝率40.9％と高い。昨年は２着シゲルピンクダイヤが該当しており、11年を除いて毎年１頭は３着以内に入っている。

この組は前走人気と過去のオープン勝ちor芝マイル重賞における連対実績に注目。前走チューリップ賞で２番人気以内だった馬は【5.5.2.5】で、この組の連対馬12頭中10頭を占めている。また、３着以内馬19頭はいずれも過去に芝1400〜1600ｍのオープンを勝利しているか、芝マイル重賞（格付けなしの第１回アルテミスＳ含む）における連対実績があった。

４）距離延長組は苦戦傾向

他の前走レースでは、出走数最多のフィリーズＲ組が【1.0.2.54】。17年レーヌミノルの１勝のみで、連対率1.8％・複勝率5.3％と低い。この組の３着以内馬３頭は前走フィリーズＲで１番人気に支持され連対を果たしていた。これら距離延長組はのべ62頭出走し、【1.0.2.59】と苦戦傾向にある。

出走数は少ないが、エルフィンＳ組は【1.0.0.3】で11年マルセリーナが勝利。また、クイーンＣ組【0.2.1.15】、フラワーＣ組【0.1.1.10】でともに複勝率16.7％。なお、アネモネＳ組は【0.0.0.22】で３着以内馬が出ておらず、不振だ。

【桜花賞過去10年】

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