第82回 優駿牝馬（オークス） 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
優駿牝馬（オークス）を丸裸にしてみよう！

昨年は１番人気デアリングタクトが差し切り勝ち。２着に７番人気ウインマリリン、３着に13番人気ウインマイティーが入った。

１）１番人気馬が５連勝中

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【5.2.1.2】。昨年のデアリングタクトら近５年続けて勝利しており、連対率70％・複勝率80％と高い。２番人気馬は【1.2.4.3】で2014年ヌーヴォレコルトの１勝のみだが、複勝率70％。以下、３番人気馬が２勝、７・９番人気馬が１勝ずつ。９番人気馬は13年にメイショウマンボが勝利している。

３着以内馬はほぼ９番人気以内におさまっているが、一昨年は２着に12番人気カレンブーケドール、昨年は３着に13番人気ウインマイティーがそれぞれ激走。１番人気馬は比較的安定しているものの、伏兵の激走も目立っており、波乱となるケースもある。

２）桜花賞組の勝ち馬は前走５番人気以内

前走レース別成績は、出走数最多の桜花賞組が【7.4.5.63】。18年のアーモンドアイら７勝をあげており、連対率13.9％・複勝率20.3％。昨年は１着デアリングタクトが該当し、毎年１頭は３着以内に入っている。

この組は前走桜花賞での人気をチェック。前走１番人気だった馬は【1.2.2.2】。17年ソウルスターリングが勝利し、連対率42.9％・複勝率71.4％と高い。前走２番人気馬は【4.0.1.3】で16年シンハライトら最多の４勝をあげ、連対率50.0％・複勝率62.5％と優秀だ。前走３番人気馬は【0.1.1.6】で、勝ち馬が出ていない。また、前走４番人気馬【1.1.0.6】、前走５番人気馬【1.0.0.5】でそれぞれ１勝ずつ。なお、前走桜花賞で６番人気以下だった馬は【0.0.1.41】で、連対馬が出ていない。

３）忘れな草賞組は前走上がり３位以内で勝利した馬に注目

トライアルのフローラＳ組は【0.5.3.37】で勝ち馬が出ておらず、連対率11.1％・複勝率17.8％。この組の前走着順別成績は、前走１着馬が【0.3.1.6】で複勝率40.0%、前走２着馬が【0.1.1.7】で複勝率22.2％。前走３〜５着だった馬はのべ【0.1.1.13】で、好走した２頭はともに前走で３番人気以内に支持されていた。なお、前走６着以下は【0.0.0.11】と巻き返しは厳しい。

忘れな草賞組は【3.0.1.7】で11年エリンコート、15年ミッキークイーン、一昨年のラヴズオンリーユーが優勝。昨年はウインマイティーが３着と好走し、複勝率36.4％と高い。この組の３着以内馬４頭はいずれも前走上がり３位以内の脚で勝利をおさめていた。

その他の組では、スイートピーＳ組が【0.1.0.16】で、一昨年２着のカレンブーケドールのみ好走。なお、前走１勝クラス組は【0.0.0.14】で３着以内馬が出ていない。

４）勝ち馬はすべて馬体重420キロ以上480キロ未満

馬体重別成績では、460キロ以上480キロ未満の馬が【5.5.3.30】。13年メイショウマンボら５勝をあげ、連対率23.3％・複勝率30.2％と優秀だ。昨年は１・３着馬が該当し、11年を除いて毎年１頭は３着以内に入っている。勝ち馬10頭はすべて420キロ以上480キロ未満の範囲におさまっていた。

なお、420キロ未満の軽量馬は【0.0.1.14】、480キロ以上の大型馬は【0.1.2.18】でともに勝ち馬が出ていない。

【優駿牝馬（オークス）過去10年】

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